BANK|MOVIE WALKER PRESS
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BANK

2013年6月15日公開,84分
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強盗目的で銀行を襲撃した3人の男女と、人質となった人々が繰り広げるシチュエーション・コメディ。舞台を銀行の中だけに限定した演劇的なシナリオで、全編をワンカットで撮影しているのが特徴。出演は「カラスの親指」の西尾浩行。監督は「育子からの手紙」の他、テレビドラマの演出や脚本を数多く手掛けている村橋明郎。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

経営するガソリンスタンドの資金繰りに行き詰まった男は、若い男女を仲間に加えて、銀行を襲撃する。ところが、予想以上に早く警官隊が銀行を包囲したため、逃げ場を失った3人は、銀行員とその場に居合わせた客を人質に取って立て籠もる。時間の経過とともに、犯人と人質の間に生まれる奇妙な連帯感。やがて、そこにいる全員が犯人になってしまう。そしてついに、包囲する警官隊に対して彼らが出した要求とは……?

作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
上映時間
84分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.0
  • まこと

    2
    2013/6/22

    ぶっちゃけ、全編1カット撮影…という、ワンアイデアの作品です
    そして、実際に観てみると、何の事は無い…舞台劇を1台のカメラだけで撮影した…そんな感じです
    それ自体は、ああ、なるほど…というだけで、別にどうという事もないのですが…正直、舞台で観たとしても、たいして面白く無いんじゃなかろうか…って思うんですよねw

    とりあえず、芝居は演劇調というんでしょうか…とにかくオーバーアクションで、結構、声を張り上げますw
    銀行を舞台にしたセットは、あまりリアルではありませんが…小道具などには割と凝っていて、まあ許容範囲かな…と
    全体の雰囲気は、この手の演劇では、割とありがちな感じのシチュエーションコメディです
    ストーリーの骨子も、まあ、それなりには面白いかな…と思います
    ただ…何となく、どこかの小劇団で、普通に演じてそうな脚本なんですよね…つまらなくもないけど、特別面白くもないというか…陳腐というか…w

    役者の方は、想像以上に大変だろうな…とは思いますw
    練習に9日間、撮影は1日だけで3テイク撮ったそうです
    密室劇の割に登場人物が多いですし、全員ノーギャラらしいのでw、みんなが集まるだけでも大変そうですし
    まあ…こういう映画ですから、出演する方も楽しんでやっているのだと思いますが
    何というか…文化祭的なノリを感じますねw

    そして、何故、1カット撮影に踏み切ったかというと…全部、一人でやろうと思ったけど、監督が自分じゃ編集ができないと思ったからw
    フィルムの切った貼ったに比べれば、ノンリニア編集は素人にも扱いやすいとは思いますが…元々PCの扱いに自信のない人にとっては、敷居が高いでしょうね
    いや、でも…できないから、できる方法で撮る…そういうシンプルな発想、キライじゃありませんw

    こういう発想ですから、スタッフも音楽だけ他の方に依頼(これもノーギャラw)し、他は全部監督自身で行ったそうです
    当然、撮影も監督自ら…道理で、フォーカスとかブレブレのはずですw
    そして画質もかなり粗いですね…多分、民生のカメラを使ってるんでしょう

    正直、作品だけで考えた場合、僕には☆1以外の評価はできません
    というか、若い監督がこれをドヤ顔で公開してたら、確実に☆1付けますw
    ですが、来年、還暦を迎えるという監督が、このデジタル化の波の中で、今、自分にできる事は何か…と考えて、この作品を制作し、そして公開するに至った、その心意気を評価して☆2とさせて頂きます
    まあ、実際、これを受け入れられる人も、少なからずいると思いますしね

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