樹海のふたり|MOVIE WALKER PRESS
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樹海のふたり

2013年7月6日公開,124分
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お笑いコンビ“インパルス”の板倉俊之と堤下敦が映画初主演を務めるヒューマンドラマ。自殺志願者に取材したことから、自らの人生と向き合っていく二人のテレビディレクターの姿を描く。監督・脚本は、数々のテレビドキュメンタリーを手掛けてきた山口秀矢。撮影を「誰も知らない」の山崎裕、音楽を「SHADY GROVE」など俳優として活躍する関口知宏が担当する。

予告編・関連動画

樹海のふたり

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

テレビ番組制作会社でフリーディレクターとして働く竹内(板倉俊之)と阿部(堤下敦)は、会社から要請される仕事に対する不満から、いつのまにか社内で干され、落ちこぼれのディレクターとなっていた。そんな二人が新しい番組を企画、富士の樹海に入ろうとする自殺志願者にインタビューを敢行し、彼らの心情や自殺を思いとどまらせるシーンを撮ろうと樹海へと向かう。手探りの中で取材を続けながら1ヶ月、撮った映像は高視聴率を獲得し、テレビ局も制作会社も彼らが作る続編に大きな期待を持っていた。だが、取材で出会った人たちの人生の背景に触れた二人は、高視聴率番組を作りたい気持ちと、人間としての良心の板挟みになり、次第に自分たちの行動に疑問を持ち葛藤する。さらに、竹内には妻(遠藤久美子)と3人の子供がいるが、長男が自閉症という問題を抱え、阿部は認知症の父(中村敦夫)を養っていく必要があった。やがて二人は取材をしていく中、次第にお互いの気持ちのズレが生じていく……。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本
配給
アーク・フィルムズ
上映時間
124分

[c]2013『樹海のふたり』製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.8
  • 赤鉛筆

    3
    2013/7/24

    樹海で自殺する人を取材するテレビマンの葛藤、実話からヒントを得ての映画。それをドキュメンタリーの大ベテランの監督が撮る、しかも、カメラマンは山崎裕。これだけ条件が揃えば期待しない映画ファンはいないと思う。
    映画自体はそれなりの脚本で飽きる事無く物語りは進むのですが、もっとドキュメンタリーな映像とストーリーを期待してしまったのは私だけでしょうか?

    樹海の中での人間、人生、がもう少し深く強く描かれていればもっと入り込めるのにな・・・おしい。
    家庭の問題や、労働条件の話もリアルで興味深いのですが、焦点が少しずれてしまったように感じました。

    でも、映画のテーマは「人生は樹海の中でさまよっているようなもの」ちりばめられたエピソードがその時その時で共感できます。
    もしかすると、色々な年代、時代で楽しめる名作のひとつとして残る可能性もありますね。

    就職したら、仕事につまづいたら、結婚したら、子供が出来たら、親がぼけたら、そして自殺したくなったら・・・とその時々で違う感情で観れると思います。

    しかし、安部のエロシーンはいらない!!!

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  • まこと

    3
    2013/7/10

    テーマの割に、それほど重苦しさはありません
    中盤、ややコメディタッチの展開があるものの、全体的には割とシリアスですね

    序盤はテーマ性だけで興味をそそられます
    恐らく、ここが一番、実話に近いパートなのではないでしょうか
    ドキュメンタリーの制作現場をさらに客観視する…みたいな所があって、引き込まれますね

    しかし、中盤以降、家族の話などヒューマン要素が強まっていき…終盤には、ちょっと説教臭いかな…と感じる部分も出てきます
    結局、観終わってみると、割と普通のドラマだったなあ…という感じですね

    画質もクリアで、テレビっぽいなあ…と思ったり
    まあ、内容を考えれば、こういう作りも悪くありませんが…やはり、ちょっと安っぽい印象はあります
    主演の2人も、本業でない事を考えれば悪くない演技ですが…まあ、そこまで求めちゃ…ねw

    個人的には、前半の流れをずっと引っ張って、もっと深みのあるドラマにして欲しかった所はあります
    家族愛とか人生観みたいな事を持ち出して、結局「生きるって素晴らしい!」みたいな話は…さすがに陳腐ではないかな…みたいな
    まあ、こういう映画の方が一般ウケはするのでしょうが…折角のユニークなテーマ性が霞んでしまったのでは…?

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