人類資金|MOVIE WALKER PRESS
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人類資金

2013年10月19日公開,140分
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第二次世界大戦の際に日本軍が集めた資金などを基にした巨額の不透明な財産“M資金”。戦後史最大のタブーとも言われる同テーマを描く、阪本順治監督による社会派サスペンス。M資金サギをしていた男が、本物のM資金の存在を知り、巨額の報酬を手に入れようとする姿が描かれる。主人公役の佐藤浩市をはじめ、実力派が勢ぞろいした。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

真舟は金融ブローカーを騙り、M資金サギを繰り返してきたが、ある日、彼の前に“M”と名乗る謎の男とその部下である石が現れる。彼らは、M資金は本当に存在しており、一緒に盗み出そうと話をもちかける。しかも、盗んだ十兆円のうち、報酬として50億を渡すという。彼らの計画に協力することになった真舟は早速、動き出す。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
140分

[c]2013「人類資金」制作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.0
  • grifon

    2
    2013/11/16

    10兆円規模のファンドで、1000兆円の日本国債でも1%切る利回りの日本で、空売りを仕掛けても瞬時に買いを求めるマーケットに吸収されて損失が出るだけでしょうが・・・。

    ”往復ビンタ”してあげたいよ。

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    ネタバレあり
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  • 残滓

    3
    2013/11/6

    アクションも頑張ってる、世界各地のロケも頑張ってる、発音とかも完璧。国連でのロケまであって、日本の映画を超えるレベルで作られてる作品だと感心しました。それだけに話の筋に関しては言いたい事がつのりました。批判できる内容が生まれるだけ、他の邦画よりは相当優れてはいるのですが

    この映画が何故このタイミングで、何の理由を以ってこういう脚本で組み上げられているのかが不明な作品でした

    最初にテーマの解説がありましたが、それを終戦直前のシーンで語るのは過去からの貨幣の歴史を知らな過ぎます
    自由競争の特化>貧富の差の拡大>市場経済(貨幣価値)の混乱>大恐慌>ブロック経済>状況打開の為の大戦争>貨幣価値の統制(金本位制)と共産主義の台頭>システムの不備による共産主義の崩壊>自由放任主義の復権>市場経済(貨幣価値)の混乱…
    というループが回っている歴史を踏まえるのであれば、金の価値が混乱している終戦ではなく、ブレトンウッズ体制(金本位制によって貨幣価値が統制された)時にこのシーンを用意しないと意味が判りません

    そして、今と違う価値で戦いを挑むのに、今までの価値で戦っていた人々を使って戦うのはどういう事でしょうか?相手の土俵へ入ってでも新しい価値観を提示したいんだという決意かと思ったのに、その思いも裏切られます。決意も無く、戦略も無く、責任も無い。まさに団塊がやって来た事の縮図です

    そして、映画では主人公達が見せたい夢を提示しましたが、現実としてそのような変革にさらされた中東の春が起きた地域は昔より幸せになりましたか?そこを踏まえない夢を語られても夢物語でしかありません。新しい価値を提示するにしても、旧来のシステムを破壊するだけでは混乱が広がるだけです

    世界中の資本主義を叩いていますが、中華系の投資家は台湾の投資家でしたし、国連の発言が映画の核でしたが、事務総長が全く働いていない今ほど、国連が世界で役に立っていない時代はありません。どういう背景の方が脚本を書いているか伺えます

    話として判り易くしたいのであれば、OLPCやインドのAakash辺りの話を出すべきなのですが、その話も出てこない。発展国では新しい価値を提示する以上に未発達なインターネットの構築も重要でOLPCはそこも重視していました。しかし今では、中国製アイロンに無差別サイバーテロを起こすチップが埋め込まれる時代となってしまいました。世の中は貧富の差>新しい価値の提示というステージではなく、貧富の差>利害の競合の排除(更にブロック経済化)というステージへ変容しつつあります
    ※この辺に関しては世界の変容が早すぎるから映画に反映させにくい部分は十分あるでしょう。でも世界を語るにあたって基礎体力が足りないからこうなってしまう

    エンターテイメントとしてもサスペンスとしても不十分で、結局のところ、最近の国際事情を踏まえた問題提起という作品なだけで、しかも筋道かけた解説もなく提起はしたけどその結果には責任は取らず解法は考えてもいない。過去に団塊がやってきた事の総決算。結局のところ過去の確執に悩む家族関係ドラマをやってる作品に留まってしまいました。これだけのスタッフなら伝説的な映画を作る事も可能だったでしょうに

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  • Pilot

    3
    2013/11/5

    私が年を取ったせいなのか、何故こう言う展開になったのかと言う事が理解出来なかったです。
    佐藤浩市さんのセリフで「これで全てが繋がった」と言うのがあるのですが、「えっそうなの」と思ってしまいました。
    ストーリーは壮大で、特に香取慎吾さんと森山未来さんの演技は、素晴らしかったです。

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