ダークシステム 完全版|MOVIE WALKER PRESS
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ダークシステム 完全版

2013年3月2日公開,113分
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片想いの女性を親友に取られ、2人の仲を引き裂く機械“ダークシステム”を作る男の姿を描くSFアクション。2009年にインディーズで1作目を製作、その後続編を製作し、2作をドッキングした完全版として公開する。監督は、「風の残像」の幸修司。1作目が2010年CO2上映展でNEXT COMER賞として入選。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

自分が想いを寄せていたユリと親友の西園寺(古谷克実)が付き合い始めたことを知った加賀見(宅野誠起)は、嫉妬心から2人の仲を引き裂く悪魔のマシーン“ダークシステム”を作り上げるが……。

作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
SPOTTED PRODUCTIONS
上映時間
113分

[c]2012ダークシステム 完全版 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.0
  • まこと

    4
    2013/3/13

    上映後にトークショーがあるので、ちょっと早めに前売券と当日券を引き換えに行きましたが…あれ?整理券出さないの?
    「あぁ、大丈夫ですよ そんなに混みませんからw」
    ああ、そうですか…と思いつつ、他の映画1本観てから戻ってみると…確かに、混んでませんねw
    いつも通り、最前列ど真ん中をゲットです

    いや、しかし、これは…何と言えば良いんでしょうw
    まさか、21世紀に、こういう映画をこんな大きな劇場で掛けられるとはなあwww
    映像はむちゃくちゃ粗い…そして、スタンダードサイズw
    最近、インディーズ系の映画を観ると、専門学校時代の映像実習とか思い出すんですが…これは、それを飛び越えて、高校の文化祭を思い出したよwww
    僕が主演を張ったあのビデオ…今はどこにあるんだろう…

    ぶっちゃけ、映像、編集、美術、俳優…どれを取っても、学生レベル…その中でも、決して高くないレベルですw
    それもそのはず、1作目の制作費は7万円だとか…21世紀の映画が7万円で作れるのかよw
    でも…そんな映画が、予想以上に面白いwww
    う~ん…やっぱり、予算とかクオリティじゃないんだよな、映画ってw

    とにかく、全編、笑えますw
    まあ、単純に言えば、おかしな事を真剣なトーンでやる…ただ、これだけです
    ギャグも特別面白いって事でもなく、割と誰でも考え付くようなベタな感じなんですが…何で笑っちゃうんだろう?w
    やっぱり空気でしょうね…とにかくシリアスなトーンを貫いた面白さ、それも「役者!」って人じゃなく、どこにでもいそうな素人が、下手くそなのに真剣に演技してる面白さ
    数少ない登場人物(1は3人、2は4人w)は、みんな真顔で真面目に演技する…ヒロインも笑わない…そして、かなり大胆な棒読みw
    そういう手作り感というか…とにかく、商業映画じゃ絶対に味わえないような、独特の世界を味わえますw

    それに、ハッキリと恋愛をテーマにしているにも関わらず、主人公は惚れている彼女の事を決して最高だとは思っておらず、思いっ切り妥協している事が伺えますw
    これも、何というか…絵空事の純愛よりもリアルを感じてしまうんですよねぇww

    この完全版は、1と2を若干編集して(2の方は15分ほど削られているらしいです)そのまま繋いだだけですw
    手作り感は1の方が強いですが、僕は2の方が好きですねえ
    1よりもギャグを狙いに来ているというか…そういう意欲を感じますww

    まあ…とにかく、色んな意味でスゴイ映画ですw
    実際、面白いし笑えるし、応援したくもなりますよ
    でも…メジャーの配給は確実に無理だからw、youtubeとかにガンガン流した方が良いんじゃないですかね~
    その方が『ダークシステム3』の制作費、早く集められそうな気がしますけどw

    とりあえず、インディーズの手作り感が好きとか、低クオリティでも気にならないって人にはオススメします
    正直、学生が作る悪ノリ映画と紙一重ですが…そこで終わらない、独特のセンスを感じられる映画です
    てゆうか、こんな映画、めったに観られませんwww

    ちなみに、この日のトークショー、ゲストは『今日、恋をはじめます』の古澤監督と、先日『シザーハンズ』の上映の時、早稲田松竹で見掛けた松江監督です
    松江監督は、今日も、よく分からない映画の話をして、シネフィルぶりを発揮していましたw

    (5/4追記)
    オーディトリウムでリバイバルならぬリベンジ上映やってましたので、2回目観て来ましたw
    併映の『佐々木秀明と真夏の大陽』は初上映らしいので、ちょっとだけレビュー
    インディーズ映画監督の佐々木秀明(『ダークシステム』のスタッフにもクレジットされています)が新作でVFX大作を作る!…みたいなノリのフェイクドキュメンタリーですw
    幸監督が語り手兼インタビュアーとして登場しており、制作中の映画の主演は、モジャモジャ頭の例の人がキャスティングされていますw

    『ダークシステム』はスタンダードサイズなのに、この作品は横長なんですよね~
    機材が進化したんでしょうかね…ハンディカム撮影だろうし、自宅観賞用に制作したらしいので、ハイビジョンサイズだと思いますけど、スクリーンが広くなった時、ちょっと笑いましたw

    1と2を分けて上映したので2日連続で観たのですが…2日目はトークショーがメインで、併映は『ファンタジスタを君に』という短編です
    幸監督が学生の時に制作したという事ですが…作風が今と一緒w
    どの作品も共通して、小さい事やバカバカしい事を真剣にやる…というね
    心の声をモノローグで伝えるという演出も同じです

    この頃、すでに『ダークシステム』の原型はでき上がっていた…っていうか、コレ以外の作風では作れないんでしょうね、きっとw

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