神様のカルテ2|MOVIE WALKER PRESS
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神様のカルテ2

2014年3月21日公開,116分
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自身が医師でもある作家・夏川草介の同名小説を嵐の櫻井翔主演で映画化し、話題を呼んだ人間ドラマの続編。妻の出産を控えた主人公、かつての親友とその妻、恩師とその妻という3組の夫婦の姿を通し、仕事、愛、友情とは何かが語られる。主人公の親友役を藤原竜也が演じる。監督は前作同様、人間ドラマに定評のある深川栄洋。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

妻・榛名の出産を控える一止が勤める本庄病院に、大学時代の同期で“医学部の良心”と言われていたエリートの進藤が赴任する。親友との再会を喜ぶ一止だったが、進藤は勤務時間が終わると帰ってしまい、時間外の呼び出しにも応じない。そんな進藤の姿勢に疑問を感じた一止は衝突してしまうが、彼は妻・千夏との間に問題を抱えていた。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
116分

[c]2014「神様のカルテ2」製作委員会 [c]2010 夏川草介/小学館文庫 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • えこう

    5
    2014/6/6

    前作の神様のカルテから2年余りが経ち、続編が公開されることになり公開を心待ちにしていたひとりです。
    ようやく福知山シネマでも公開になりまして鑑賞してきました。

    ある日、栗原の同期である新藤が本庄病院に赴任してきます。
    夕方定時になるとすぐ帰るし、夜は連絡が取れないそんな仕事の仕方をめぐり衝突するようになります。

    そんな時、当直中に突然、貫田先生が院内で倒れます。
    末期の血液の癌に侵されていたのです。

    もう治療も施すこともできないほど病状は進んだ時、たとえ病を治すことはできなくても、まだやることはある
    と貫田を屋上に連れ出し24時間、365日対応を掲げる院内の照明をすべて消し星空を見せるシーンが素敵なんです。

    看護師との連係は見事でしたし、胸を打たれます。
    前作もそうでしたが患者の心をも育んだ病気を治すだけが医師ではないとあたかも訴えかけるようなストーリーは素晴らしいです。

    事務長に相対し人間として言っているんだ!
    と前作にはなかった声を荒げるシーンもあり、ずしりと応えました。

    仕事とはいえ自分のことを犠牲にしてまで、患者を救う
    という信念、誇りを持った姿は素敵です。

    物語の中で主治医って何だと思う?
    と進藤が投げかける場面もありましたが、医師たちの叫び声すなわち医療現場での声がリアルに描かれていましたね。
    医師を見る目がまた変わってきそうです。

    前作との違いを探しながら観るのもおもしろいかも。
    栗原先生の成長した姿が見られます。
    3組の夫婦の描き方もよかったし、後半は温かいものが頬を伝います。

    患者を看取るだけが医師ではない、患者の心に寄り添う医師の姿に感銘を受けました。
    誰しも栗原先生のような医師に診てもらいたいと思いますよね。
    ほんわか温かくさせられるそんな作品です。

    配役陣もよいです。
    不規則な勤務が多い中、妻ハルさんは愚痴をこぼすこともなくしっかりイチさんを支える姿が素敵です。
    妻として鑑になるそんな奥さんでしたね。

    片や進藤先生も家族を取るのか医師を取るのか、そんな狭間にあって悩みを抱えつつ、栗原を慕い本庄病院にやってくるわけですが、そんな同期の友情の描かれ方も素敵でした。

    そして一目置くのが貫田先生役の柄本明さんでした。
    死期の迫る中、痛みと戦いながら患者のカルテを遺そうします。
    市毛さんとの夫婦のコンビも絶妙でしたね。
    いつ観ても存在感のある演技力は引きつけられます。

    今作の結末によって続編ではその姿は見られないのかな。
    これからも注目したい役者のおひとりでしょうね。

    人としてどう生きるか、どう最期を迎えるのか、人生を考えさせてくれるそんな作品になっていました。

    よくできたストーリーに、こんなにも泣かされるとは思いませんでしたが・・・ 続編があるのならば、また観てみたいです。

    作品に織り込まれている雪のシーンであったり、郷土の風習であったり、そうした映像美も魅力のひとつでしょうね。

    ほんとに観ていて心地よい作品でした。これは泣けますよ。
    お勧めです。

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    ネタバレあり
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  • ひさえ

    5
    2014/5/9

    やはり、医療の現場の過酷さ、その中でも温かさを感じました。緯田先生は最後まで立派な医師でした。この志を若い医師が受け継いでいくのですね。ぜひ続編を、今度は栗原ファミリーで。それにしても、薬杉君はハルさんに叶わぬ恋していて、一さんを妬んでいるように感じたのは私だけ?

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  • もっち

    5
    2014/4/7

    久々に映画館で号泣してしまいました。

    医療の現場の死と向き合う仕事は過酷で大変ですが、出てくる人は皆が優しくて温かい、終わった後その心地よさが残る良い映画でした。

    医療の現場と、長野の綺麗な風景との対比、素敵な日本語のセリフがたくさん有りとても心に残りましたし、星空のシーンは本当に感動しました。

    柄本明さんが素晴らしいのはもちろんキャストは皆ハマリ役だと思います。看護師役の朝倉あきさんもとても良かったのに女優を休業みたいで残念です。

    久々にもう一度観たいと映画でした。

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