錦戸亮
掛水史貴
「図書館戦争」「フリーター、家を買う。」の有川浩の同名作を、錦戸亮を主演、堀北真希をヒロインにむかえて映画化したハートフルストーリー。とある県庁にできた新部署“おもてなし課”の職員たちが、観光立県を目指して奮闘する姿が描かれる。監督は『阪急電車 片道15分の奇跡』でも有川作品を手がけた三宅喜重。
※結末の記載を含むものもあります。
観光促進を目的に、高知県庁に“おもてなし課”という新部署が設立される。だが、掛水ら職員たちは何から始めたらいいのかわからずじまい。地元出身の人気作家・吉門のアドバイスを得て、民間感覚を補うべく、掛水は他部署からアルバイトの多紀をスカウト。2人はかつて独創的なプランをたてるも県庁を追われた清遠の元へ向かう。
監督
原作
脚本
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
音楽
撮影
美術
録音
照明
編集
製作
製作
[c]2013 映画「県庁おもてなし課」製作委員会 [c]キネマ旬報社
関ジャニ∞錦戸亮の魅力満載で、
りょーちゃんファンにはたまらない!!
ファンでなくてもきっと心ときめく、
りょーちゃんの良さがにじみ出ている作品でした!!
堀北真希ちゃんがまたもの凄く良い!!
最高な組み合わせです。
ストーリーもとってもキラキラしていて、
見てて清々しい気持ちになり、
何か不思議な心のボタンを押された様な
ふわっと胸が熱くなる、そんな感覚にもなりました。
主題歌の『ここにしかない景色』が流れるエンディングも
ホントに最高でした!!
これは何度も見たい作品です。
高知の自然な満載の映画です。
錦戸亮さんと堀北真希ちゃんがとってもかわいくてぴったりのキャストでした。
観光映画でもあり、地方の現状を伝える内容でもありました。
エンディングロールで、関ジャニ∞の「ここにしかない景色」が流れて、現地の人たちが映るときに熱いものがこみ上げました。
少しこころが疲れたときに観ると、こころ癒される映画だと思います。
実際に高知県に存在する”おもてなし課”を取り上げた作品。同じ県庁ドラマというと織田裕二主演の「県庁の星」や、記憶に新しいところでは昨年公開にだった石原あゆみ主演の「綱ひいちゃった」も県庁職員を取り上げたドラマではあったけど、両作品とも県庁の仕事というところからは少し離れた枠で進むお話だけあって、地方自治という仕事そのものに焦点を当てた作品は本作が初めてかもしれません。県庁という堅いお役所の中で、獅子奮闘する若者を瑞々しく捉えた作品になっています。
ユニークなネーミングの”おもてなし課”ではあるのですが、名前先行で作られて中身が伴ってこないのはどこの世界でもあること。そんな中、おもてなし課に配属となった掛水は持ち前のやる気と謎の人物からの協力もあって、何とか高知の観光支援になるような策を講じようとする。
序盤から中盤にかけてはすごくよく出来ている”お仕事ムービー”になっています。仕事を自ら作り、立ちふさがる困難を持ち前のガッツや周囲の人々の協力を得ながら乗り切っていく様は観ていて、すごく爽快に感じます。世の中の価値になることを生み出す、、単純だけど仕事ってこういうことだよなーと勉強になる作品でもありました。それに高知の美しい自然がスクリーンによく映えます。僕は3回くらい行ったことがありますが、美しい山、海、鰹をはじめとした美味しい料理も含め、この映画自体もよい観光映画になっていると思います。
ただ、「マネーボール」と一緒で、様々な面白い取り組みが”ただいま、現在進行中”というのが、1つの作品として見ると、尻切れトンボ感を感じずにはいられません。ここは現実をもとにしているだけあって嘘はつけないのでしょうが、それでも何か1つ作品としての終わり方をキチッとしたほうがまとまりが出たように思います。出演陣も、映画の雰囲気もすごくいいだけに残念なところです。