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1930年代のパリを舞台に、実際にあったスパイ事件を基にした政治陰謀劇。ロシアから亡命してきた帝政軍将校とギリシャ人の妻を描く。監督は、「グレースと公爵」のエリック・ロメール。出演は、「我が至上の恋 アストレとセラドン」のセルジュ・レンコ、「コレリ大佐のマンドリン」のカテリーナ・ディダスカル

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1930年代のパリ。フランスは、ボルシェヴィキ政権に反旗を掲げ国を脱出、もしくは追放されたロシアからの亡命者を数多く受け入れていた。ロシア帝政軍の将校フョードル(セルジュ・レンコ)もその1人で、ギリシャ人の妻アルシノエ(カテリーナ・ディダスカル)と共に亡命してきた。フョードルは表向き、在仏ロシア軍人協会で事務員をし、アルシノエは自宅のアトリエで油絵を描くのを趣味としている。ある日アルシノエは、アパートの上階に住む高校教師のパサール夫妻と知り合い、食事をして親交を温める。しかし共産党員で急進的な思想をもつ2人とは、イデオロギーの違いで互いの話が全くかみあわない。やがて、スペイン内戦が勃発し、2人の周囲も騒がしくなる。フョードルは出張が多くなり、アルシノエは夫の仕事について時々尋ねるが、フョードルは曖昧に答えるばかりだった。しかしある晩、アルシノエに問い詰められたフョードルは、自分は諜報員で活動はすべて秘密厳守なのだと答える。やがて彼の行動に、不審の目が向けられる。ある日、2人は、アルシノエの洋服を作りに洋装店に出向くが、服の出来上がりを待つ間、フョードルが1時間ほど店を離れる。翌朝、フョードルが勤務する軍人協会の会長が、何者かによって誘拐されたという知らせが届く。犯人の目星がつかず、疑いの目はフョードルに向けられる。フョードルは、前日のアリバイを証明できない。しかし事件は、思わぬ方向に展開する。

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作品データ

原題 Triple Agent
製作年 2003年
製作国 フランス
配給 紀伊國屋書店=マーメイドフィルム(配給協力 コミュニティシネマセンター)
上映時間 115
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スタッフ

監督 エリック・ロメール

キャスト

カテリーナ・ディダスカル
セルジュ・レンコ
シリル・クレール
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