三根梓
杉本ルカ
まったく演技経験のない新人・三根梓を主演に抜擢。『愛のむきだし』の西島隆弘、若手演技派の高良健吾という経験豊富な若手キャストを脇に配して、関口尚の小説「シグナル」を映画化。約1世紀の歴史をもつ新潟の映画館で撮影を行ない、郷愁あふれるミステリアスな純愛ドラマが展開される。
※結末の記載を含むものもあります。
地方の小さな映画館でアルバイトをすることになった恵介は、映写技師のルカと出会う。彼女は過去3年間、映写室から一歩も外へ出ていなかった。恵介は謎に包まれたユカに次第に惹かれていくが、“月曜日はそっとしておく”“恋愛は禁止”“過去について質問をしてはいけない”という3つの約束をかたくなに守り通そうとする。
杉本ルカ
宮瀬恵介
宮瀬春人
宮瀬雄三
宮瀬路子
南川妙子
江花さおり
神崎杏奈
ウルシダレイジ
南川健吾
杉本剛造
監督
原作
脚本
脚本
撮影
照明
録音
美術
編集
音楽
音楽
音楽
主題曲/主題歌
企画
企画
製作
製作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
[c]2012「シグナル」製作委員会 [c]キネマ旬報社
このラストシーンは凄い!おそらくこれから先、何度もマネをされて行くに違いない!
映画館が舞台の映画作品としては、「ニューシネマパラダイス」を挙げるまでもなく「オリヲン座からの招待状」や「ホノカアボーイ」など多数あり。これは、作家を主人公とした小説が読みやすいのと同様、観客が舞台である映画館そのものにいる訳で、感情移入しやすい面があるからでしょうね。
主役の二人に関しては、全く知りませんでした。しかしそのことが逆にみずみずしさを助長して良かったです。誰にでもデビュー作ってあった訳で、三根梓くん良い作品に当たって良かったね。
対して、高良健吾の性格は良く分からない。この人は何でもできる人なのでちょっと残念。
井上順は素人っぽさが「売り」だったけど、ようやく最近落ち着いた演技ができるようになってきて良かった。流石です。
そして、最後。我々は映画を観に来ている。映画館は映画を観せている、しかしそれだけだろうか。観る、観られるには、観せる、観たいとか他にもいろんな活用があり、それらを全部ひっくるめて映画という媒体ではないだろうか。そんなことを感じさせた。優れた映像作品だ。
思っていたよりも爽やかな映画でした。どろどろな場面もあったけれど、全体的には観やすかった。
主役二人が演劇を見ているように演技演技していたり、と思えば時には素・・・?と思えるような場面があったりと、映画のストーリーにのめりこむというより、二人の行動や台詞を目で追ってしまっていた。
少女漫画を読んでいるような、はにかむシーンが満載(AAAの男の子の役の感じが好きだった)で、女の子は観て楽しめるんじゃないかなぁと思った。