アンネの追憶のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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アンネの追憶のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2012年4月14日公開,99分

ユーザーレビュー

3.5
  • どすん

    3
    2012/7/17

    有名なアンネの日記のアンネ・フランクの映画です。
    この映画は、
    アンネの幼馴染ハネリがアンネを語る
    ノンフィクション映画です。

    よく考えたら、
    アンネ・フランクの生涯を恥ずかしながら知りませんでした。
    ドイツ系ユダヤ人としてオランダに移住。
    13歳の時に誕生日プレゼントとして日記をもらう。
    しかし時同じくしてユダヤ狩りが始まり、
    父の経営する会社の屋根裏に隠れ家生活。

    16歳の時ゲシュタポに捕まり
    アウシュビッツ収容所へ。
    戦後父だけが生存してオランダの会社に戻る。
    そこで、父の会社の部下であったミープがアンネの日記を保管しておりそれを父が出版する。彼女が作家志望であった夢を達成するために・・・・

    といった内容なんですよね??
    この映画で初めて知りました。

    そこでこの映画はオランダ移住で友達だった
    同じくユダヤ人の
    イネリが語り手
    となっています。

    上の中で出てこない部分は、
    イネリがベルゲン強制収容所でアンネと再開する
    アンネの父オットーの語り手活動について
    が登場してきます。

    さてさて・・・
    この
    アンネ・フランクの日記の作品
    ユダヤ人狩りのホロコースト
    の部分はきちんと再現されているし・・・
    特にドイツ人が学問を純粋に学ぶ姿勢があるにも関わらず、
    良心でなく、命令に従う様
    があらわされています。

    けど、この映画の特筆すべきは語り手がいる ってことです。
    ハネリなんですが・・・
    残念ながらあまり出てきません。
    それどころか、語り手は父オットーであるようにさえ見えてきます。

    語り手であるハネリの部分の演出が少ないので
    彼女の人物像が明確になる前に、アンネ・フランクの映画になってしまってました。
    語り手や、生き残った人が語ってわかるのは最後のシーンだけでした。

    また最後の父オットーが小学生に語り手となり
    質問に答えます。
    『なぜ、アンネでなく私が生きながらえたのか
    その理由を探すために生き続けているのです』
    っと。

    ストレ-トですが
    その語り手でなることで、父オットー、看護士ハネリの再生した姿が見たかったです。

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    ネタバレあり
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  • 星織音

    5
    2012/5/19

    この映画を観たら、ドイツ人が怖くなると思います。同じ地球の人間には、思えません。

    デスラー総統率いる、ガミラスの軍隊のようです。
    (ガミラスにも、良い兵隊もいたんでしょうが。)

    ドイツ兵の中にも、ユダヤ人を人間と見なさないやり方に、少し苦悩した表情を見せる者もいますが、思想教育されていて、なかなかユダヤ人虐殺の過ちを認めようとは、しません。

    その象徴が、ユダヤ人の哲学の大学教授に質問するドイツ兵の下士官です。

    やはり、体制に従わざるをえません。

    そして、教授を下士官みずから、ガス室へ連れて行くシーンが印象的でした。
    『もののけ島のナキ』以来、久しぶりに泣きました。

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  • 2006年から映画

    3
    2012/5/15

    もうひとつのアンネの日記。
    ホロコーストの話なのに突っ込みどころが多い気が・・
    残酷さは感じずに済みましたが感動もありませんでした。

    ストーリーは周知の事実なのでいまさら思うこともなく。ホロコーストの痛ましさもあまり感じず。当時を知る人が少なくなってくると映像も段々かけ離れていくような危惧を感じました。

     ・アンネ好きの方
     ・突っ込める映画が好きな方
     ・作家志望の方
      にお勧めです

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  • 馮美梅

    3
    2012/4/26

    物語はアンネの同級生で親友のハンネリ(映画では「ハネリ」)とアンネの父、オットー・フランクの目線で物語が進行していきます。

    全体の半分ちょっとは収容所が中心に物語が進んでいきます。
    率直な感想としては、子供たち、アンネ・フランクについてあまり知らない初心者、アンネ・フランクを知るきっかけとしては良いかも知れませんが、アンネ・フランクに関することを良く知る私のような熱烈なファンにとってはちょっと違うんでないかい?と思うかもしれません。ちょっとキャストなどもオットー役以外の人への感情移入が出来なかったのも残念です。

    微妙なシーンで事実と若干異なっていたり(アンネの誕生日のシーンや隠れ家に初めて潜伏するシーンその他)登場人物も隠れ家の支援者もほとんどメインはミープだけだし、隠れ家での生活も、捕まってからもあれ?と思う事はいくつもありました。かといって駄作かと言えば、上記でも書いたとおり、アンネについてあまり知識のない人たちにとっては興味を持ってもらえるきっかけにはいい作品だと思いますし、最後まで集中力が途切れることなく見終わる事は出来ます。

    収容所などでのシーンは作者が願うアンネ像になっていたと思います。それをどう感じるのかは是非劇場で自分の目でお確かめ見届けてみてください。ちなみに私はこの作品では涙は出ませんでした。

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    ネタバレあり
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  • 4
    2012/4/18

    ナチスドイツものとして、子供でも知っているもっとも有名な読み物は「アンネの日記」ですよね。
    そのアンネの物語です。

    沢山沢山あるナチス物の中で、アンネがあんなに受け入れられているのは、彼女が本当におしゃまで普通の女の子だからよね。
    夢を持ち、恋をして、たわいもない話をして親友と笑い転げる。そう言う女の子。

    社長だろうが、先生だろうが、地位も財産も家族も、時には命も奪われた。
    その何よりも子供たちが未来を奪われることが残酷。

    アンネは父の機転で最初の難関は抜けられる。

    父はなぜ自分だけ生き残ったのか・・を自問自答するけれど、彼はそう言う機転が利く。それが運を呼び込んだのかもしれない。
    そして語り部となる人だから。

    人は人を疎む。その感情を恥、抑えられなければ、誰もがヒトラーに成り得る。
    だからこそ、語り、涙を流し、忘れないように伝えていかないといけない。
    何度でも、色々な方法で。色々な方向から見て。

    そう言うことだと思うんだ。

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    ネタバレあり
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