英雄の証明|MOVIE WALKER PRESS
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英雄の証明

2012年2月25日公開,123分
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『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズが映画監督に初挑戦。みずから主演も兼任し、シェイクスピアの悲劇「コリオレイナス」を現代に甦らせる。ジェラルド・バトラー、ヴァネッサ・レッドグレイヴほか演技派キャストの重厚な演技と、緊張感あふれるストーリー展開から目が離せない。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

コリオレイナスことケイアス・マーシアスは、ローマ市民の誰もが恐れる高名な将軍だった。野心的で過保護な母親ヴォラムニアの希望で執政官選挙に出馬した彼は、民衆の支持が得られぬことに激怒。ますます激しい反感を買い、ローマから追放されてしまう。復讐を誓った彼は、宿敵オーフィディアスと手を組むことを決意する。

作品データ

原題
Coriolanus
映倫区分
G
製作年
2011年
製作国
イギリス
配給
プレシディオ(協力 ハピネット)
上映時間
123分

[c]Coriolanus Films Limited 2010 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.7
  • ns_hind

    5
    2012/9/16

    ローマのケイアス・マーシアス(・コリオレイナス)将軍(レイフ・ファインズ)とアンシアムのヴォルサイ軍:タラス・オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)は宿敵である。しかしマーシアスは国を追放されオーフィデイアスの臣となりて故国ローマを攻める。

    シェイクスピアの戯曲をアレンジ。マーシアスはオーフィディアスの高潔を羨み兵を動かすがその頑なさで民衆の反感を買い追放される。指導者を歓喜で追放する人々の姿には見覚えがある。

    これは観るべき。一言で言うならキャッチーです。レイフ・ファインズは尊敬に値する。

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  • seapoint

    2
    2012/2/26

    生粋のイギリス人。G.バトラーやB.コックスはscothishsであるが、V.レッドグレーヴという大御所を用意し、かなりのイングランド軍で固めました。シェイクスピアはアメリカ人にはやらせねぇという意気込みを感じる。ふと原題Coriolanusで思い出す。
    かつて彼はこの舞台で来日していたではないかっ!しかも見たではないか!調べるとバトラーもこのシェイクスピア作品を舞台で演じているんですね。
    現代に置き換えても、発する言葉はシェイクスピア。暴言でも美しく様変わりする。これそシェイクスピアワールド。R.ファインズがいかに彼を尊敬し、愛しているかわかります。そのため、バトラーの影がものすごく薄い。マシンガン・プリーチャーも無骨な感じの男だったんだが(彼の十八番?)、ほぼR.ファインズにフォーカス。唯一目を見張るのは彼とV.レッドグレーヴの英国対決だ。本当にこの場面は他と全然違う。空気が違う。ものすごい緊張感。この部分だけでお金は取れる。
    きちんとシェイクスピア読み返したくなりました。東京で見たのだが、こういうのはキャパ数少ない単館で上映がbetterでしょう。

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  • FUMIT

    3
    2012/2/18

    信念を貫いて生きる....男としてはもちろん、人として憧れる生き方だよね。
    でも、現実的には様々なシガラミや人間関係の中で、必ずしも貫き通せるものでは無いということは、俺自身40年以上生きてきて、イヤという程に実感してきたことだよ。
    でも、だからこそ、揺ぎない信念を貫き通した人の姿にはある種の畏敬の念を抱かずにはいられない。例えそれが「不器用な生き方」だという側面があるにしても。

    原題「Coriolanus-コリオレイナス」。シェイクスピアの戯曲を現代に置き換えて解釈し直した人間ドラマだ。
    いや、シェイクスピアのそれと同様「悲劇」に分類されてもいい作品だったな。
    結末の無情感は悲劇そのものだと思ったよ。

    至ってシンプルな構図。
    自分の信念を貫き、己に正直に生きる男。コリオレイナス。
    決して自らが望んだわけではない権力の座を巡って仕組まれる謀略。
    耐え難い屈辱の後に復讐の鬼となる彼。
    そして、復讐の果てのほんの一滴の情が、彼を悲劇の結末へと導く。

    彼が一体何をした?
    誰に対しても正々堂々と、ただその信念を貫いただけではないか。
    ただ純粋に生きただけじゃないのか。

    哀しい物語だと感じたよ。

    ただ、おそらく、コリオレイナス本人には悔いはないのかも知れない。
    なぜなら、その最期まで信念を貫き通すことができたのだから。

    主演はレイフ・ファインズ。あのハリーポッターで【ヴォルデモード卿】を演じた怪優。今回も坊主頭での出演だったよ(笑) 確かにあの頭は見覚えがあったね(笑)
    無骨で短気な軍人を上手に演じていたように感じたな。うん。

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