ダニー・デヴィート
ロラックスおじさん
欧米の子供たちなら誰でも知っている絵本作家ドクター・スース。彼の著作を『怪盗グルーの月泥棒』の製作スタッフが、カラフルかつコミカルな映像で3Dアニメ化したファンタジー大作。本物の木が生えなくなった世界を舞台に、木が生えるための重要な人物・不思議な森の住人ロラックスおじさんを探そうとする少年の冒険が描かれる。
※結末の記載を含むものもあります。
本物の木が1本も生えないほど環境が悪化した世界で、少年テッドはすべてが人工の街で暮らしていた。好きな女の子のために本物の木を入手しようとした彼は、荒廃した街の外で暮らす老人ワンスラーのもとへ向かう。彼は、不思議な森の住人ロラックスおじさんが戻ってこないと、本物の木を手に入れることはできないと言う。
ロラックスおじさん
テッド
ワンスラー
オードリー
オヘア
ノーマおばあちゃん
ロラックスおじさん
テッド
オヘア
ノーマおばあちゃん
監督
プロデューサー
製作
音楽、歌曲
製作総指揮、脚本
製作総指揮、脚本、歌詞
編集
[c]2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED [c]キネマ旬報社
3Dの字幕版にて。Drスースの原作らしいけど、その元になった話が薄いのか映画は作品的にかなり盛った感がある。それが上手く働けばいいけど、結局悪者がいて、ドタバタやって、最後はメデタシの有りがちな展開。題名もおじさんもなかなか出てこんし。うーん。。
カミさんのお供で観賞。どうにも中途半端でスッキリしませんでした。結局、環境問題アニメでしょうか?
ほとんどの上映が吹替版だったのも気に入りません。正直、子供向きアニメ映像ですが、ストーリーは、環境問題系社会風刺と栄光・慢心・挫折・悔悟・復活の人生訓中心の辛気臭いというか説教臭い流れです。
ロラックスおじさんの登場場面は少なめで、吹替の志村さんの長所も活かされていません。「木」の設定も荒唐無稽で説得力に欠けます。テッドとワンスラーで主役を二分した感じでピンと来ません。
映像の奇抜さだけでは大人も子供も納得できないと思います。期待はずれな作品でした。
むしろ前振りの“ミニオン”ショートアニメの方が、ストレートで可愛く楽しく観ることができました。
空気を買う町に住む少年テッドは、憧れの高校生オードリーに本物の木をプレゼントするために奔走する。
少年の純粋な思いが、老人ワンスラーと出会い、ロラックスという謎の生物を呼び戻すことへと繋がっていく。
少年だから、純粋だから出来る、そんな冒険物語。キャラクターがユニークで楽しく、子供の情操教育にも良さそう。