ルイス・クー
ブレイン
香港映画界の巨匠ジョニー・トーが製作を担当、若手注目株のソイ・チェンが監督を務め、世界中の映画祭で話題を呼んだサスペンス・アクション・スリラー。事故に見せかけて標的を始末する闇の仕事人たちをめぐる、罠と策謀に満ちた物語をスタイリッシュかつスリリングに映し出す。主演は『コネクテッド』のルイス・クー。
※結末の記載を含むものもあります。
ブレインと3人の仲間たちは、事故に見せかけて標的を殺害する殺し屋だった。ある日、彼らのもとに、質屋の息子から経営者である父親の殺害依頼が舞い込む。雨の夜に4人は、殺害計画を遂行するが、予期せぬ偶然から計画が狂い、仲間の1人が死亡してしまう。ブレインたちは、仲間の死を何者かの策略ではと疑念を抱きはじめる。
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早い話しが殺し屋です。
でも、その殺し方は全て偶然の事故に見せかける手口。
綿密な計画と、実行までの慎重さが表現されてました。
繊細な主人公は疑いはじめると物事の全てが怪しく思えて、その揺れる心理状態を上手く描いてます。
ただ、事故に見せかける殺人の事例をもう少し、あと1つか2つくらい見せて欲しかったです。
それから、ハラハラドキドキ感をちょっとだけ増して欲しかったかな。
そうしたら間延びする場面もなかったと思います。
主人公の心理描写が中心だってことはわかるんですけどね。