トータル・リコールのレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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トータル・リコールのレビュー・感想・ネタバレ・評価

2012年8月10日公開,118分

ユーザーレビュー

3.3
  • たっかん

    3
    2013/12/12

    シュワルツェネッガー主演バージョンは、古臭くて観ていられないぐらい酷かったが、このリメイク版は新鮮なSF映画として観られて良かった。

    オリジナル版の火星とかではなく地球の中での設定にしたりしており、プロットをいただいた程度の本作は、オリジナル版とは別物と考えた方が良いかもしれない。
    特撮もなかなかグッドであった。

    富裕層の住むブリテン(UFB)とそのUFBのための労働者たちの住むコロニー。
    前者がイギリス、後者がオーストラリアあたりで、その両者をつなぐ地球の中を通過する“フォール”なるエレベーターみたいな乗り物は17分で両者をつなぐ。
    労働者のダグラス・クエイドなる男が“フォール”に乗っている間に読んでいる本が「007 私が愛したスパイ」。

    コロニーの雰囲気であるが、雨がシトシト降っていて、和傘をさす人も見られ、和風看板「夜伴」なども見られるあたりは『ブレードランナー』っぽい。

    少し残念だったのは、オリジナル版で唯一の見どころであった「女の顔分割シーン」が見れそうで見れなかったことである。
    近いシーンはあったのだが、肩透かしであった。

    また、アクションシーンも「浮遊カーのチェイスシーン」などはなかなかスピード感あり良かった。
    それから、ピアノの「キー」が鍵となるあたりの発想もなかなかグッド。

    「レジスタンスはテロリストではない」というセリフは、特定秘密保護法案が可決した直後の現在、意味深な感じがした。(たまたま、この映画を観たのが、このタイミングだった…)

    オリジナル版が酷かっただけに、オリジナル版よりも遥かに良く出来た映画である。

    ただ、SFアクション映画としては「中の上」という感じだろうか。

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    ネタバレあり
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  • ns_hind

    4
    2013/1/12

    21世紀末地球の居住地域は富裕層の"ブリテン連邦(FIB)"と労働者"コロニー"の2つのみ。地球の裏側への交通手段"フォール"がつなぐ。

    作業員ダグラス・クエイドは思い出の記憶書き換えの為にリコール社を訪ねるが突入してきた連邦部隊をうっかり瞬殺してしまう。SF。

    そういえばこんな話だった。オリジナルの自分ではなく書き換えられた人格が世界と闘う。

    この映画を新鮮に感じる世代ってダイハードとかも観てないのかなあ。

    女性二人が素敵。

    リメイクのくせに面白い。

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  • シネマフリーク

    3
    2012/11/24

    シュワルツネッガー主演作品のリメイクだが、設定がかなり変わっており、筋立ても微妙に変化。なにやら香港あたりの下町のようなコロニーとロンドンとの対比も面白い。仮想空間と現実の間を揺れ動くという点は同じだが、アクションはこちらが上かも

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    ネタバレあり
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  • hatarakん

    4
    2012/9/21

    シュワちゃん主演の前作について覚えているのは主人公とシャロン・ストーンとの格闘シーンや火星での「目んたまバーン」ワル役の「コーヘイゲン」という名前ぐらいでしたが、新たな作品としても楽しめました。
    このオリジナルだけでなく過去のSF映画のの世界観をCGを用いて再現したような映像は見応えがありました。労働者の街はブレードランナーと運河があるところなど「GHOST IN THE SHELL」も思い出しました。そして入管のシーンで「その人じゃなく?」というところとかオリジナルに対するオマージュも感じられました。
    ところで前作でシャロン・ストーン演じた役を今回はケイト・ベッキンセールがやっているのですがラスト近くまでやたら出番が多いと思っていたら監督が彼女の旦那さんだったのですね。
    ここら辺は三銃士のミラと似ているかもしれませんが、他の監督ならケイト・ベッキンセールにこんなことはさせないだろうというようなことをラストにやらせるところはさすが夫婦、という感じがします。

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  • 藤光

    2
    2012/9/10

    フィリップ・K・ディックは好きな作家だが、このリメイクは意味があったのか、大いに疑問。BBCでリドリー・スコットによるプロデュースの「高い塔の男」を数年前に作ったそうだが、そちらを見たかったな。ビジュアル・エフェクトの進化が作品の中身の深化につながらないことを証明するような作品。

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  • すすむA

    4
    2012/9/2

    Philip K. Dickの短編『We can remember it for you wholesale(追憶売ります)』は私のお気に入りの一編である。シカゴの平凡な公務員である主人公が、火星旅行の夢体験をしようと訪れた夢販売会社で昏睡中に、彼の前身がインタープランの秘密捜査官で、火星で秘密結社の首領を暗殺して地球に戻った齋に、当局からその記憶を抹消されていたことが判明してしまう、という脳までコントローされてしまう近未来の監視社会をシリアスにしかしユーモラスに描いている。

    これを元ネタにして、それだけでは映画にならないので、ハリウッド調にとてつもなく膨らませたものだなという思いで観た。21世紀後半の地球で、「勝ち組」のブリテン連邦市民と「負け組」のコロニー住民の対決という、相も変わらぬお決まりの暗い未来図。労働者の反乱(革命)というマルクス主義的図式しか思い浮かばない英米型資本主義とは何なんだろうと思う。

    そのコロニーの様子が、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』のまる写しなのにも驚いた。この映画も同じ作家の『Do Androids Dream of Electric Sheep?』をベースにしている。

    ニヤリとしたのは、ヒロインのダグラス・クレイドが通勤車両の中で読んでいる本が上記短編集であるのに気付いたこと、ちらっとしか見せないが、私は同じ本を持っているので表紙で判った。このように本作はリドリー・スコットとフイリップ・ディックへのオマージュが満載と受け取れる。

    だがこの映画の見所はそんなところにあるのではない。本当の見所は未来の都市空間をここまで執拗に見せるそのこだわりである。CGとは言え、こんなに手の込んだ画像は見たことがなかった。精一杯アイデアを拡げたところが見事だ。

    現在のオーストラリアからヨーロッパに行く交通機関がフォールと呼ばれる地軸貫通鉄道であったり、自動車に替わるホバークラフトがハイウエーの上下面を疾走していたり、上下左右前後の三次元を自在に走るエレベーターなど、科学少年が夢想した未来がそのままに画面に組み上がっている驚きだ。冷蔵庫の扉がメモパッドになるアイデアなどは、何処かの白物家電メーカーがすぐにでも真似したがるのではないか。

    ただそれだけが面白くて二度観てしまった。格闘シーンは眠かったが...

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  • Pilot

    3
    2012/8/30

    私の感想としては、シュワちゃんのトータル・リコールの方が良かったと思います。
    ストーリーのスケールが小さくなってしまっている所と前作と同じネタの部分の作り替え方が、どうにもしっくり来ない所が多かった様に思います。
    但し、最新技術の映像と俳優陣は、良かったと思いますので、総合的に評価すれば、普通ぐらいかと思います。

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  • マサ

    4
    2012/8/24

    重力による落下は同じ距離を初速と同じで戻ると言いますから動力の要らないエコですね。
    コアはどうして通るのでしょうか発想が面白いです。
    地面に向かって「ブラジルの人聞こえますか」と誰かが言っていたような気が、

    未来は本当にこんな世界になるのでしょうか、
    22年前より見ごたえがあり、カーチェイスの発想がすごいです。

    前作は火星の地球化というストーリーがおもしろかったです。
    あともう一度リメイクしても見ると思います。

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  • 刹那

    3
    2012/8/23

    1990年版のリメイク作品で、舞台が火星から地球へと大きく変わっている所もありましたが、所々で名前や設定が同じ部分もあり、1990年版を観た事があるので違いを楽しんだり出来ました。

    もし記憶を植え付けられるとしたら、貴方はどんな記憶を植え付けたいですか?

    現在全国ロードショー中です。

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  • アレックス

    4
    2012/8/23

    前作はシュワルツネッガーのムキムキパワー+バーホーベン監督のエログロパワー炸裂のエンタメ映画でした。ジェリー・ゴールドスミスのオープニングテーマに心躍らすファンも多いことと思います。
    今回のリメイクは一体製作費はいくらかかっているのかと終始思わせる超絶VFXアクションの嵐!シーモンキー(○猿)が束になっても超えられない大国の壁が立ちはだかっている。
    「ブレードランナー」「アイ・ロボット」etc.「SW」のエッセンスまでも取り込んだ世界観にSF映画オタクは感涙にむせび泣いてしまうに違いない。それゆえにコリン・ファレル(クエイド=サウザー)の人物背景が希薄になりがちに感じられる。特に前作でマイケル・アイアンサイドとシャロン・ストーンが演じたエイジェント役の設定が無くなり、ケイト・ベッキンセールに一本化したのは残念なところだ。

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