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日本最高齢の現役映画監督・新藤兼人が、“映画人生最後の作品”として放つ人間ドラマ。監督自身の実体験に基づき、戦争で家族を失った男女の姿を映し出す。豊川悦司大竹しのぶといった歴代の新藤作品に出演した豪華俳優陣が集結。国内外の映画祭でも高い評価を受けてきた巨匠が作品に込めた、反戦への強い思いに胸を打たれる。

4/5
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総評価数 46
レビュー 13
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星5つ 47% (9)
星4つ 68% (13)
星3つ 100% (19)
星2つ 21% (4)
星1つ 5% (1)

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戦争末期に召集された100人の中年兵は、上官がくじを引いて決めた戦地にそれぞれ赴任することになっていた。クジ引きが行われた夜、松山啓太(豊川悦司)は仲間の兵士、森川定造(六平直政)から妻・友子(大竹しのぶ)より送られてきたという一枚のハガキを手渡される。「今日はお祭りですがあなたがいらっしゃらないので何の風情もありません。友子」検閲が厳しくハガキの返事が出せない定造は、フィリピンへの赴任が決まり、生きて帰って来られないことを覚悟し、宝塚へ赴任する啓太にもし生き残ったらハガキを持って定造の家を訪ね、そのハガキを読んだことを伝えてくれと依頼する。戦争が終わり100人いた兵士のうち6人が生き残った。その中の一人、啓太が故郷に帰ると、待っている者は誰もおらず、家の中は空っぽだった。啓太が戦死したという噂が流れ、恋人同士になってしまった妻と啓太の父親は、啓太が生きて帰ってくるとわかり二人で出奔したのだった。生きる気力を失い、毎日を無為に過していた啓太はある日、荷物の中に定造から託されたハガキを見つける。一方、夫を亡くした友子は悲しみに浸る間もなく、舅姑から自分たちは年老いて働けないのでこのまま一緒に暮らしてほしいと頼まれる。その上、村の習わしで長男が死んだら次男が後継ぎとなることが決められており、友子には次男の三平(大地泰仁)と結婚をしてほしいという。他に身寄りのない友子は、愛する夫との幸せな人生を奪った戦争を恨みながらも、定造の家族と生きていくことを承諾する。ささやかな儀式で夫婦となった友子と三平だったが、しばらくすると三平も戦争に招集され戦死。その後、舅と姑が立て続けに死に、ひとり残された友子は定造の家族が唯一残した古い家屋と共に朽ち果てようとしていた。そんなある日、ハガキを持った啓太が訪ねてくる。クジ運だけで自分が生き残ったことに罪悪感を感じる啓太と、家族も、女としての幸せな人生も、何もかも失ってしまった友子。戦争に翻弄されたすべてを奪われた二人が選んだ再生への道とは……。

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作品データ

製作年 2011年
製作国 日本
配給 東京テアトル
上映時間 114
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スタッフ

監督 新藤兼人
製作 新藤次郎渡辺利三宮永大輔
プロデューサー 新藤次郎
原作 新藤兼人
脚本 新藤兼人
撮影 林雅彦
音楽 林光
美術 金藤浩一
編集 渡辺行夫
録音 尾崎聡
照明 山下博永田英則
ライン・プロデューサー 岩谷浩

キャスト

松山啓太 豊川悦司
森川友子 大竹しのぶ
森川定造 六平直政
泉屋吉五郎 大杉漣
森川勇吉 柄本明
森川チヨ 倍賞美津子
利ヱ門 津川雅彦
森川三平 大地泰仁
松山美江 川上麻衣子
利ヱ門の女房 絵沢萠子
和尚 麿赤兒
下士官 渡辺大

レビュー

最後まで

投稿者:kaze229

(投稿日:2012/07/06)

最後まで 「戦争」を糾弾して 撮り続けた その生き様は …

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支持者:0人

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投稿者:たっかん

(投稿日:2012/04/30)

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