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投稿レビュー(19件)未来を生きる君たちへは星3つ

良かったです!! (投稿日:2011年8月31日)

原題:HEVNEN(復讐)

原題と解説から、ドロドロとした復讐劇とやりきれなさを予想していましたが、そんな事は無かった・・・

非常に考えさせられ、未来に繋がる感じがとても良かった。

復讐には復讐では新たな報復を生むだけ。

全ての人間がエリアスみたいな子だったら平和な世界になれると思う。普通はあそこでクリスチャンの事を庇えないよね。

最後でようやく涙を見せたクリスチャン。。こんな子供たちが最近は多いかも。
是非、親子で見てほしい!!見終わった後に、親子で色々話し合ってほしいです。 »ガイドライン違反報告

投稿:やまちゃん

評価:5
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余韻 (投稿日:2011年8月29日)

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アントンの働くアフリカ難民キャンプと、少年たちのいるデンマーク。交互に描かれ、最初のうちはそのめまぐるしさに画面を追うだけで必死。
アントンが帰国して登場人物たちの相関関係が一気に理解できて、そこからは重いテーマにもかかわらず2時間があっという間に過ぎてしまいました。

アントンの息子エリアスはいじめっ子や「目には目を」のクリスチャンから少なからぬ影響を受けつつもその本質はあくまで善。離婚問題を抱えていても彼の両親は彼を愛し大切に思っていることを彼が知っていたからではないかと思います。
クリスチャンは父親を避けてしまっています。クラウスは息子に対して不器用過ぎて関係修復が出来ません。事件をきっかけにクリスチャンが変わったことで父子の歩み寄りがあればいいのですけれど、そこまでは描かれていません。
決して語り過ぎない、程よい余韻だと思います。

大人たちの話の方がメインだとは思いますが、少年たちの描き方の力加減がリキまず程よく、引き込まれます。

淡々ととしているけれど深い作品です。 »ガイドライン違反報告

投稿:パライバ

評価:4
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今の大人は子供に善悪の区別を伝えることができるのか? (投稿日:2011年8月27日)

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アカデミー賞
ゴールデングローブ賞
の外国語映画賞
受賞作です。

ってことは何かしら
心に刺さるかな??
って思って行ったら泣きました。

切り口がかなり強烈です。
あまりにも身近すぎて・・・

舞台はデンマーク。
エリアスはスウェーデンからデンマークへ。両親は医師で別居中。学校では完全にいじめの対象。そこに母を白血病で亡くしたクリスチャンが転校してくる。 それぞれの父親はアントンとクラウス。
アントンは国境なき医師団でアフリカで医師をしている。
クラウスは完全なビジネスマン。
子供のことよりもビジネス。

そんなとき2つの事件が起こる。
1つめはエリアスをいじめていた生徒を、クリスチャンが追い込み病院送りに。
『転校した時には強気でないとダメだ。これで僕はいじめられない。』っと父に言う。

2つめはアントンがクリスチャン、エリアスとその弟といるときに地元のおっさんに殴られる。そのことで子供たちが恐怖を感じる。それを察したアントンはそのおっさんのところに「おれはおまえなんかこわくない」と伝えに行く。

この映画は善悪の倫理観の映画です。
善悪の倫理観をどのように子供たち、
若い世代に教えていくか??
そんなテーマです。

クリスチャンの例を観るとかなり自己完結的に倫理感を持っています。そのことがいろんな人物にかなりの影響を与えます。

それを指導すべき(父)親が確固たる倫理観を持っていません。それに対して特にクリスチャンは自己完結的な倫理観を持っています。
特にアントンは医師で地域のマフィアの治療を診るべきかどうか・・
・これはいい
・これは悪い
をどのように若い世代に伝えていくか。
そんなテーマの映画です。

もちろん映画の最後にはその結論がおぼろげながら見えてきます。
一律に決めることができるもではありません。
しかし、安直に決めるものでもありません。
これがこの映画の一番のテーマかと。
そして、大人は子供にそれを伝える能力があるのか?そう感じました。

最後の一言に劇場は落ちました。
観終っていろいろ考えさせられ、どんな風に伝えていくかを考えるよい映画だと思います。

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投稿:どすん

評価:5
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この先の少年たちが幸せになれたらいいなぁ (投稿日:2011年8月23日)

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クリスチャンが大好きなママの葬式でも冷静だったのは、悲しみを憎しみに変換していたからなんだな・・
病気のママを、最後まで救おうとしてくれなかったパパを恨むことで、少年は辛うじて立って居たんだ。
激痛に苦しむママの楽にして欲しいと言う願いを無下に出来なかったパパの愛を知らずに。

大切な人の死は、やっぱりちゃんと泣いて、悲しんで、受け止めないといけないと思う。
受け止めて初めて前に進めるんだと。
誤解されたままじゃ、パパも可哀想だったしね。

子供が信じている正義は、時に物事を間違って捉えがちよね。
大人にだって難しい。暴力で解決することは正しくないと解っていても、引く事が出来ないこともある。
だけど、2人の少年に、身をもって教えようとしてくれる大人が居たことは、嬉しいわよね。
そんなアントンパパでさえ、アフリカ難民キャンプでドクターとして、選択に迷うこともある。
過去に、許しがたい過ちを犯したこともある。
息子の必死のSOSを、受信しそびれることもあるんだ。

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投稿:

評価:4
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秀逸な作品だと思います (投稿日:2011年8月20日)

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淡々と物語は進みます。
テーマは、家族、そして、人。

要するに人の繋がりとそれに伴う葛藤(理不尽さや愚かさ)を描きたかったのではないかと思います。

人種差別や、学校でのいじめ、思い込みや人同士の理解を邪魔する常識(倫理観)、独りよがりの正義や悪に対する行動(虐殺とリンチや爆弾やナイフ)などが描かれています。要するに全員、行動や考え方に対する論理性や一貫性は破綻しているのですが...

脚本がとても良いので、映像が叙情的に描かれている割には、展開が早くて飽きずに観ることができました。
ただ、最近の秀逸な日本映画やアニメの様な深みはあまり感じられませんでした。逆説的には主題がとても分かり易いと思います。

とにかく、登場人物が狭量で馬鹿で、アホで、独りよがりな人ばかりなので、物語としてはとても面白くなっています。
もちろん、脚本を書いた人は、そこら辺をとてもよく解って書いていると思いました。かなり頭の良いライターであり、監督だと思います。

次回作がとても楽しみです。

この映画は、特に観る人により感想が違うと思いますので、恋人同士では観に行かない方が良いかと思います。
私もデートで行きましたが、映画の話題は避けました...曰く、面白かったよね(以上)...汗 »ガイドライン違反報告

投稿:とり

評価:4
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正解が出ないテーマです (投稿日:2011年8月16日)

やられたら、やり返したくなるのが人間です。
でも、復讐は新たな報復を作り出して行くことも分かっています。
では、やられた方の人間は、どう消化すれば良いのでしょうか。
この映画は、そんな命題を、医者家族の目を通して描いています。
しかし、正解なんてありません。
アフリカの難民キャンプでの出来事も、子供の学校でのいじめも、外国人に対する偏見も、親同士のいさかいも、すっきりと解決するなんてことは出来ません。
何なんでしょうか。人間の醜いところというか、幼いところなんでしょうか。
いつか穏やかな日々が来るといいですね。 »ガイドライン違反報告

投稿:おさおさ

評価:4
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テロに震える北欧から、奇跡の映画 (投稿日:2011年8月15日)

アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。

「国境なき医師団」のデンマーク人医師がアフリカの紛争地で見る不条理な暴力と、彼の息子が母国の学校で直面するイジメ…。

2つの全く異なる状況が、しかし同じ摂理によって発生する「暴力」によって支配されている様を、まざまざと描いている。

その摂理とは、「殴られたから殴る」、復讐の掟。

「なぜ暴力の連鎖は止まないのか?」という歴史の問いに、ここまで雄弁に答えた映画は今までなかった。

憎しみの果てに暴力が誕生する過程はあまりにも生々しく、時に目を背けたくなる。

しかし、舞台をアフリカの紛争地だけでなく私達の身近な生活にも持ち込むことで、この作品は観客が目を逸らすことを拒否する。
「無関心は罪だ」と言わんばかりに、観客に苦痛を強いるところもある。

だがこの映画は、(縮図とはいえ)人間が暴力を生み出す仕組みを嘘偽りなく描いており、その先に見える希望にも嘘がない。

暴力による(身体と心の)傷が完全に癒えることがなくても、「赦し」があれば少なくとも人間は前に進める。

いま現在、テロに震える北欧から、同時にこのような映画が生まれていたことは奇跡に近いと思う。

北欧の司法制度は寛容と言われているが、テロの遺族達は卑劣な犯人に対しても、これまでのような寛容な刑を「赦す」ことができるのか。

人間が本当に戦争のない世界を作ることができるのか、今のような場面で試されている気がする。 »ガイドライン違反報告

投稿:gucci

評価:5
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心情の発達 (投稿日:2011年8月7日)

空が落ちる、手が届きそうなくらいの近距離間があった。デンマークの空もアフリカの空も、遠くてもやっぱり世界は繋がっているんだなと感じる。エコを強く感じる風力発電、ネオンなんぞ一切無く、無駄がない。日本ではこの夏節電という言葉を耳にタコができるほど聴くが、何か違う。こちらは自然と一体になっているのだ。意識して取り組むというよりもう日常の一部。過剰な電力は一切排除している、これこそエコ!
さて物語はアフリカとうデンマークのそれぞれの話。共通するのは忍耐と報復。目には目をの流れでアフリカでは報復が行われた。その入り口はアントンであるが、彼は自国では忍耐で子供に教える。親の教え、自分と直接係わる問題、子供にはなかなか理解し難い。子供にはその矛盾によって気持ちの整理がつかず、大事件へと発展するのだが…二人の少年とそれぞれの父子関係、本音と苦悩、もどかしくも丁寧にそれぞれの心情を丁寧に描いた秀作。クリスチャンが(彼は本当にcute)よく登るビルの屋上、自己責任が強い欧州、フェンスなんぞ無く、あんな淵に立ったら足がすくみそうだが、そこから見る景色は実に穏やかで、心の冷静さを求める時は案外うってつけ。 »ガイドライン違反報告

投稿:seapoint

評価:5
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はっきり言ってデンマーク語2時間は辛いが・・・ (投稿日:2011年8月4日)

それだけの価値はあります。おそらく世界中でこのクラスの映画はそれこそわんさかあると思うのですが、残念ながら、我々の目にする機会は多くありません。
テーマは、「暴力の連鎖」で「子供の喧嘩」から「部族の対立」まで、何度も何度も出て来ます。
主役のアントン医師は、アフリカとデンマークを行き来しながら、治療を行うが、内側でも外側でもトラブルをかかえている「現代人」。対比して描かれる少年クリスチャンはピュアな心の持ち主で、大人の偽善が許せない。大人社会への反抗はついに、思わぬ形で実を結び・・・。という感じで、現代社会をシャープに切り取った、さすがアカデミー賞受賞作です。
しかしそれにしてもデンマークでこれでは、他の諸国はおして知るべし。とにかく我々はもっと世界の映画を観なくては・・・・。 »ガイドライン違反報告

投稿:ミチさん

評価:5
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