アニマル・キングダム|MOVIE WALKER PRESS
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アニマル・キングダム

2012年1月21日公開,113分
PG12
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インディペンデント作品ながら、オーストラリア・アカデミー賞をはじめ、世界各国の映画祭で評判を呼び、鬼才クエンティン・タランティーノが2010年の年間ベスト3に選んだという衝撃作。凶悪犯罪に手を染める一家と、彼らと一緒に暮らすことになった17歳の少年の葛藤と成長を描き出す。監督は『メタルヘッド』の脚本家デヴィッド・ミショッド。

予告編・関連動画

アニマル・キングダム

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

17歳の高校生ジョシュアは、たった1人の母親を亡くし、長い間疎遠だった祖母ジャニーンに預けられることに。一見温厚な彼女と3人の息子は、銀行強盗や麻薬密売といった凶悪犯罪に手を染め、その収入で生計をたてていた。地元警察は一家の犯罪を見過ごすわけがなく、彼らの犯罪計画を立てているバリーを射殺してしまう。

作品データ

原題
Animal Kingdom
映倫区分
PG12
製作年
2010年
製作国
オーストラリア
配給
トランスフォーマー
上映時間
113分

[c]2009 Screen Australia, Screen NSW, Film Victoria, The Premium Movie Partnership, Animal Kingdom Holdings Pty Limited and Porchlight Films Pty Limited. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.5
  • スターダスト701

    4
    2012/2/26

    ベン・アフレック監督の『ザ・タウン』を想起させる映画であるが、17歳の少年ジョシュア(ジェームズ・フレッシュヴィル)が主人公だけに切実感が増す。

    いかにして、自分の居場所を見つけていくのか。猛烈なプレッシャーを受けながら、しぶとく生き残ろうとする過程の中で、少年は確実に大人へと変貌していく。

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  • 逢見細戸

    5
    2012/2/4

    やー、痺れた。

    こういう映画が見られることがあるから、映画を見るのは止められない。とにかく、徹底的にそぎ落とした物語に、そして見事なラストに完敗した。

    人によっては「なんだこれ」と思う人もいるだろう。最初の設定説明のモノローグ以外は徹底的に何も情報が与えられないからだ。しかし、しかし、それこそが映画、映像で情報を伝える、物語を語るメディア。

    若い二人の寝ているショットからの「ポープ」のシーンの怖いと怖いこと。狂気を描くのに、何も大仰に振りかぶる必要は無い。ほんの少しの材料があれば良い。とにかく、このポープは最初の出現シーンから素晴らしい。

    そして、いきなりのショットガン、車をのぞき込む警官の服に飛び散る血、平原で倒れている男、主人公が初めて感情をあらわにするシーン・・・これが映画、と叫びたくなるようなカットの積み重ねが、この静かな映画の奥にたたえる狂気をこちらに伝えている。

    最初から最後まで集中して観るべし。そうじゃないと、本当にちょっとしたカットを見逃してしまう。なかなか、凄い映画を見てしまったと感無量なのだった。

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  • しゃっくり

    3
    2012/2/4

    母親が倒れて、救急隊が来ているのにテレビをちら見している。話をしても、別に、とか、普通、とか、そういう返事ばっかりの無表情な青年が、最後にはようやく自分で行動する、という成長の記。だと思った。
    まぁ家族はひどいし、ばあさんは怖いし、逃げようにも逃げられない。生きるためには、自分で道を選ばないといけない。安全だと思った方向もまた違って、自分の血を受け入れて、自分にしかできない選択をする。

    激しいアップテンポの映画ではなく、成長の記ですから、じわじわときます。
    でも、映画館の椅子で、3回くらいびっくりしてビクンっとなって恥ずかしかった・・・(*^-^*)

    すごく余談だけど、ジョシュアを泊めてあげることを許したGFの母親が、「貸しができたわね、高校生なのにBFを家に泊めるなんて大変なことよ」といったとき、母にぐっとハグする娘。こういうシーンって、日本にはないなぁ、と。こんなシーンをレビューに書く人少ないと思うけど・・・^-^;

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