
イヴ・サンローラン(2011)
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評価・レビュー3.2
2008年に亡くなったフランスの偉大なるデザイナー、イヴ・サンローラン。彼を公私で支えた恋人ピエール・ベルジェとの関係を軸に、サンローランの栄光、その裏側にあった苦悩、深い闇に迫るドキュメンタリー。劇中に使用されている映像や写真素材の9割が初披露という貴重な映像が満載だ。
ストーリー
※結末の記載を含むものもあります。
1957年、21歳でクリスチャン・ディオールの後継者に抜擢され、ファッション界のトップを走り続けたイヴ・サンローラン。約50年にわたって公私でパートナーとなったピエール・ベルジェや、サンローランと親交の深かった女優カトリーヌ・ドヌーヴらの証言によって、彼が抱えていた想像を超える苦悩が明らかになる。
スタッフ
ピエール・トレトン
監督、脚本
ピエール・ベルジェ
ナレーション
エヴ・ギルー
脚本、助監督
レオ・インスタン
撮影
ドミニク・オーヴレイ
編集
トマ・ブジュ
録音
コム・アギアル
音楽
クリスティーナ・ラーセン
製作
ユーグ・シャルボノー
製作
作品データ
- 原題
- L'AMOUR FOU
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2010年
- 製作国
- フランス
- 配給
- ファントム・フィルム
- 上映時間
- 103分
[c]Copyright 2010 LES FILMS DU LENDEMAIN - LES FILMS DE PIERRE - FRANCE 3 CINEMA [c]キネマ旬報社
映画レビュー
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どすん
32011/7/3
彼のCristian Dior18歳で入社
Diorがなくなってチーフデザイナーを21歳で受け、
彼の部屋のものが競売にかけられるまでのお話です。
語り手は公私パートナーの
ピエール・ベルジュ
によって語られていきます。
21歳でDiorの後を継いでチーフデザイナーになり
フランス、パリを救ったこと。
しかしその後解雇され・・・
自分のメゾンを立ち上げる。
そこでの苦労・・
しかし、いろんな友人励まされて大きなことをなしていく。
トラぺーズライン
モンドリアンスタイル
など数々のものを生み出していく。
また1点物のオートクチュールだけでなく
既製服のプレタポルテにも早くに展開し、
服を着る人、周囲の人を幸せに・・・と開発をしていく。
トレンチコート、パンタロン・・・などなど・・
(プレタポルテ部門は2001年にグッチが買収)
しかし、その反面時代とともに
ファッション=商売
になってしまい・・引退を決意する。
予告にその記者会見
本編では最後のランウエィが流れます。
自信のロゴマークを遺影に例えて・・カトリーヌ・ドヌーブが解説します。
ちょっとウルウルでした。
(ノд-。)
そしてフランスの1998年ワールドカップのOPもまた・・
(ノд-。)
そしてプレタポルテ部門の後を継いだのが・・
トム・フォード。
シングルマンの監督です。
やっぱ、サンローラン系はミニマムなデザインでおしゃれです。
しかし、偉人伝はどうしても晩年が暗くなり・・
今回はしかもサンローランの収集した美術品のオークションまで・・
なんか切なくなりました。続きを読む閉じる
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ぼうしゃ
42011/6/2ピエール・ベルジェの視点で語られる「イヴ・サンローラン」のドキュメンタリーフィルム。トラペーズライン、パンタロン、トレンチコートという今では普通になってしまったそファッションアイコン、、モンドリアンシリーズの革命的なデザイン、その誕生秘話。またその影となる苦悩。一方で生活の場となったパリのアパルトマンをはじめとする様々なの家、その部屋に集められた数々のアート作品。ピカソ、ゴッホ、マティス、モンドリアン、ブランクーシetc、その入手秘話も語られていきます。
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2006年から映画
42011/5/20パートナーの男性がサンローランと出会い、共に暮らした日々について語るドキュメンタリーです。
合間合間にYSLのファッションショーや共に収集した美術品をオークションにかける様子が挿入されています。
そうそう、サンローランの服ってこれこれ!と当時のデザインも懐かしく、家の内装もとっても素敵!
あんな大規模なファッションショーしてたのですね。
でもオークションにかけた品の総額っていくらになったのかしら?何百億円になってるはずだけど・・。
ドラッグに溺れて生活も乱れ別居した頃やその後の様子についてはあまり触れられてない気が・・。
最後にパートナーに残ったのはサンローランを描いた肖像画。残された者は生き続けないとね。
・ファッションに興味のある方
・美術品に興味のある方
・パートナーを失った方
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