たまの映画|MOVIE WALKER PRESS
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たまの映画

2010年12月25日公開,111分
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その独創的な音楽性とルックスで異彩を放った伝説のバンド“たま”の軌跡と現在を追ったドキュメンタリー。監督・撮影・編集は「風雲」の今泉力哉。1990年、バブル絶頂期。アンダーグラウンドで活躍していたバンド“たま”は、当時バンドブームを巻き起こしたTV番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演、前衛的かつ天才的な楽曲と歌唱力でグランドイカ天キングとなる。突然スターダムに押し上げられ、メジャーデビューシングル『さよなら人類』は大ヒットを記録。取り巻く環境の全てが一瞬で劇的に変わった。だが、時代にも環境にも媚を売らないマイペースな彼らは次第にテレビから姿を消した……。そして2010年。メンバーの脱退、そして“たま”の解散、時は流れ音楽を取り巻く環境も大きく変化する中、“たま”の元メンバー、石川浩司、滝本晃司、知久寿焼はメディア露出よりも日々の生ライブに重点を置き活動を行っている。インディーズ時代に所属した伝説的なレーベル「ナゴムレコード」主宰、ケラリーノ・サンドロヴィッチやレーベルメイトとして同じ時代を生きた大槻ケンヂ、ヨーロッパ企画主宰・上田誠、ワタナベイビー、そして石川浩司、知久寿焼が参加するパスカルズなどと共に、自分の音楽を奏で続ける3人のミュージシャンをカメラが追いかける……。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
日本
配給
パル企画
上映時間
111分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.2
  • ユキ

    3
    2011/4/6

    みんな音楽で生きている

    イカ天の象徴ともいえる存在の「たま」
    当時「たま」だった人たちの「いま」がみられる作品。「たまの映画」ってタイトルだけど「たま」の曲が取り立てて出てくるわけでもないし「たま」の回顧録でもない。
    でも、石川さん・知久くん・Gさんそれぞれの表現がアノ頃と何も変わっていない というのをみられたのは「たま」はあのまんまなんだって感じられる部分ではある。

    観終わった後にきちんと「映画作品として成立している」と感じられたのが今思い返すとちと不思議な気分ではある。

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  • sion

    4
    2011/1/5

    私は、たまを少し知っていました。
    当時の認識は「たま=色物バンド」という認識で、「さよなら人類」が唯一のヒットをしたいわゆる一発屋という程度で記憶しており、当時買ったアルバムの曲が妙に耳に残っていたという印象を持っている程度でした。
    しかし、2010年になって、YouTubeやニコニコ動画でたまのライブ映像を見てからその見事なセッションと表現力の虜になってしまいました。
    そんなおり、こんな映画が上映されることを知り、やっとの思いで「テアトル新宿」に行ってきました。

    新宿は知らない土地でして、若干道に迷いました。同じ通りに似たような映画館がいくつかあるので、新宿をよく知らない人は前もって地図を印刷しておくなどしたほうがよさそうです。丸井や伊勢丹が目印になりますが、丸井や伊勢丹のビルがそこらじゅうにあるので、注意してください。

    映画館に入ってみると、若い人や年配の人など、意外に観客が多様で、たまを好きな人がまだこんなにいるんだなと思い、嬉しくなりました。

    映画の内容ですが、3種類の映像で展開していきます。
     1.メンバーおよび関係者のインタビュー映像
     2.知久氏と石川氏が回想を語りつつ、たまのルーツといえる当時の石川氏の住居跡を訪ねる映像
     3.現在のメンバーの活動の様子の映像
    映像は、やや急にシーンが切り替わります。私はそういうのも割と好きなので良かったですが、判りやすい映像が好きな人にはやや抵抗があるかも知れません。
    インタビューの回答者がシーンごとにいろいろ変わり、特にテロップなども出ない為、何の話題か困惑するかもしれませんので、少しだけガイドすると、インタビューはだいたい共通のテーマで語られます。
    たしか、こんな順だったと思います。(間違っていたらすみません)
     ・たま結成当時について
     ・たまおよび各メンバーへの周囲(メンバー内も含む)の印象、評価
     ・柳原氏の脱退時の話
     ・解散時の話
     ・メンバーの音楽観、人生観の話
    「たまが好きな人」という立場からの感想を簡単に述べますと、インタビューや会話で当時の心境や音楽観などを聞けたことや、現在の活動の様子を見れたのが嬉しかったです。
    最後の曲は明るく楽しそうに歌っているにもかかわらず、涙が出てしまいました。
    バンドをやっている人、やっていた人が、解散後もこういう風にやっていけたら素晴らしいと思います。

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