ハーモニー 心をつなぐ歌|MOVIE WALKER PRESS
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ハーモニー 心をつなぐ歌

2011年1月22日公開,115分
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韓国唯一の女子刑務所を舞台に、問題を抱える女性たちが合唱団を結成して奇跡を起こす姿を描く、実話をベースにした感動作。人気ドラマ「LOST」に出演するなど、ハリウッドを拠点に活動するキム・ユンジンが脚本にほれ込み、3年ぶりの韓国映画主演を即決。幼い息子との別離を余儀なくされる主人公を熱演する。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

夫の暴力からお腹の子を守るために殺人を犯し服役中のジョンヘは、獄中で産んだ息子と暮らしている。だが、生後18か月になると手放さなくてはならなくなり、一緒に暮らせるのもあと半年に迫っていた。ある日、慰問に訪れた合唱団の歌声に感動した彼女は、半年間で成果をあげることを条件に、所長の許しを得て、合唱団結成に動き出す。

作品データ

原題
HARMONY
映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
韓国
配給
CJ Entertainment Japan
上映時間
115分

[c]2010 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.3
  • ふーちょ

    5
    2012/1/29


    もう、涙ポロポロです。

    実話っていう所がまず、すごい。

    こんな話が本当なら………涙どころじゃない(泣)

    歌を練習してコンサートに出て、主人公が息子と再開する所も感動するし
    主人公以外の人の1人1人が大変な過去をもっていて、1人1人の話にも感動する


    でも、やっぱり指揮者をやっていたおばさんが死刑になる所が1番泣ける???


    キャストの演技もいいし、内容もいいし、超超いい映画です。

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  • どすん

    4
    2011/3/6

    この映画予告で涙にじんできたので避けようかと思いましたが、観てきました(笑)

    内容はDVを受けた妻が抵抗しているときにダンナが死んでしまう。
    その罪で収監されたがお腹には子供が宿っていた。
    韓国の法規では18か月までは一緒に過ごせるが、過ぎた時には・・・

    という映画です。

    それだけで泣けそうな雰囲気をかもしだしてます。
    刑務所の中で子育てする違和感を感じながらすくすくと育っていくミヌ。また自分と同部屋、同じ所内の人が抱える罪とトラウマ。そのようなものを紐解きながら進んでいきます。

    合唱団を組むことで皆の相互理解が深まります。
    そしてその場所がどんどん変わっていきます。
    基は実話だそうです。

    そのお互いを理解しようとするプロセス、人を『許す』という行為・・・
    そんな感じのものがたっぷりたまった映画です。

    主役のキム・ユジンさんてシュリのイ・ミョンヒョンですよね~。

    泣きました。ってか劇場でみんな泣いてました。

    ★★★★★にできなかった理由があります。
    どうしても刑務所の話ということもあって完全にハッピーな終わり方ではありません。終わり間際に政府が死刑執行を復活させ同部屋の方が・・ということで一瞬ハッピーな部分も出てきますが、数多くはありません。

    これは昔から韓国映画をみていて感じることですが、物語のつくり方の好みが違うんだろうと思います。日本で作られる大きな映画、アメリカの西海岸映画、いわゆるシネコン系は『めでたし、めでたし・・・ 』
    というものが好まれます。
    しかし、以前に流行った『冬のソナタ』然り。
    最後の終わり方は悲しく、一瞬の幸せな部分でこれからを生きていく。
    そんな映画が多いような気がします。

    そのため、どうしてもすべてOKとは言えなかったです。
    でもいい作品だと思います。

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  • すすむA

    5
    2011/2/20

    歌の持つ力は恐ろしくも素晴らしい。歌声が流れている間、胸が締め付けられる思いを解き放つことが出来なかった。この映画は歌の魔力を十分以上に発揮させたと言える。

    刑務所事情というのも各国でずいぶん違うものだと感心する。ここチョンジュ女子刑務所では死刑囚が雑居房にいる。獄房にテレビが備え付けられているし、有期懲役囚に更正を導く職業訓練もない。受刑者が合唱サークルを作りたいというのを所長は快く許す。実話だという。ディテールは勿論違うだろうが、合唱団が作られ、コンサートホールで公演したことは本当だろう。その場面は涙をこらえきれないほど感動的だ。

    私たちは犯人が裁判にかけられ、判決が出れば一件落着だとして忘れてしまう。しかし彼等には刑務所の生活がある。映画は塀の内側の人々とじっくりと付き合って行く。彼女等にも娑婆の人と同じ感情があるのだ。映画はことさらにスラップスティックな場面を見せるが、こうした画像を通じて受刑者の喜び悲しみの息づかいを示したかったのであろう。観ていて違和感がないのは、外国映画だからという距離感のせいだろうか。

    家族の崩壊で一番の被害者は女性である。法律はやってしまった事実だけを主問題とし、その原因は副次的なことと考える。法律は常に時代遅れである。

    韓国でも、日本と同じように被害者家族の感情を重んじる風潮になっているらしい。13年間停止されていた死刑が復活し、合唱団を育て上げてきた元音大教授が“処刑”されることになる。合唱団に肩入れし、コンサートの成功を共に喜んできた観客も奈落の底に突き落とされる感覚を味わう。

    その意味で作品は死刑廃止の大キャンペーン映画でもある。映画は死刑の是非については何も語らないが、死刑制度が国家の殺人であることをはっきりと示しているからだ。韓国国内でこれが評判になるのだったら、あの国の人々の開かれた心を讃えるほかない。

    こういうことを言うのは、果たして日本で同じ映画が作れるかと懸念するからである。受刑者を美化することを被害者の家族は絶対に許さないだろうし、警察、裁判所も自分たちの権威が傷つけられ、法の執行に差し障りがあるとして、陰に陽に圧力をかけるだろう。勇気ある韓国映画界に脱帽する。

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