奇跡のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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奇跡のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2011年6月11日公開,128分

ユーザーレビュー

3.8
  • あちゃぺ

    4
    2017/5/22

    「〇〇が起これば、奇跡が起こる」
    「〇〇ができたら、願い事が叶う」
    こんな伝説?おまじない?
    子供の頃に少なからずあったはず。
    いや、大人でもあるかもね~(笑)

    映画では、開通したばかりの九州新幹線の始発の上下線がすれ違う瞬間に願いを言うと叶うという伝説。
    大人の事情で福岡と鹿児島とに離れ離れになった兄弟がもう一度家族と暮らすことを叶えるために、新幹線のすれ違う場所まで冒険するという、日本版スタンドバイミー。
    男女7人の小学生が旅します。
    旅がわくわくするのは
    日常離れした世界で
    想定外のことが起こることを願うから?
    この冒険にも想定外のことが起こりますが、
    その度、なんだか周りを幸せにしてしまう…
    少年少女の旅っていいですね。

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  • でーいー

    4
    2015/5/10

    気取った下品で下劣な大人に成り下がった自分には、彼らの生き生きした姿を目にするだけで、涙が止まりませんでした。恥ずべき大人である自分への悲しさのあまり…。
    途中、ゆとり教育を受けたい、という女の子の台詞にドキッ。僕はゆとりのどストライク世代。
    世間の冷たい視線に遭ってきた身からすれば、「お嬢さん、冗談でもそんなことはいうもんじゃないよ」と言ってあげたい。笑
    彼らと同じ時期には受験勉強で苦しんでいたけど、ゆとりには猛烈に反発してたんで、なんか不思議な気分になりました。
    ハイ、本編と関係無いですね。

    夢、大事にしろよ!

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  • takecy

    3
    2013/2/19

    日本版スタンドバイミーというところ。
    是枝監督らしい現代の日常。
    全体的に物足りなさを感じるのだけど、それが狙いなんだろうなと思う。
    前半で多少だれてきた後で引き込まれていく。
    主役がまえだまえだの2人なんだけど脇が豪華だなー。

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  • ムーミン

    2
    2012/10/30

    がっかりです。
    子供たちの演技が、演技じゃない。
    インタビューを受けているような。
    つまりドキュメンタリー作品のような。
    そういう子供たちと、演技派の熟練俳優とのこラボが今一つマッチしていない。
    原田さんは懐かしくしみじみと。
    樹木希林は安定した。
    オダギリジョーはなかなか良いじゃない。

    上映が、震災後の時期だったのでこういった作品の評価が高いのか。

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  • ma_maru

    3
    2012/2/10

    是枝監督の「奇跡」を試写で鑑賞。感想は、肩透かしを食らったように感じた。作品に当たりが多い監督なので、今回自分に合わないのが不思議だった。そこでなぜか考えた。「誰も知らない」「歩いても 歩いても」「空気人形」が好きである。その理由は、辛辣な中にある癒しがあるからである。それを同じように求めた。そしたら、それがなかった。「奇跡」では、全編ほのぼの、満載だった。自分が求めた辛辣さは、監督から出てこなかった。そのような期待が作品とかけ離れていたことにより、自分の中では違和感として残り、楽しめなかった。そもそも、なぜ監督はこのようなほのぼのしたものを撮ったのか?と考えた。

    監督の今までの流れからすると、子供は素材として使うとしても、決っして、”子供バンザイ!”的な傾向では使わない、と信じていた。しかし、結果そうではなかった。なんでだろう。自分に子供が生まれたからだけでこうなるのかな、と納得がいかなかった。

    そんな思いで数日を過ぎたある日、”ほぼ日刊イトイ新聞”で糸井氏と是枝監督のユーストリームのトークショーを偶然見て、腑に落ちた。

    監督は、「一番前向きな読後感の映画になっている。なんでそうなったかを考えた。空気人形が完成する前に、ずっと一緒に作ってきたプロデューサーが亡くなった。エンジンフィルムの会長の安田さん。僕は男の人と仕事できないタイプで、唯一として継続して支えてくれたパートナーだった。父親みたいな存在で、精神的にも(金銭的にも)支えてくれた。オジリナルな企画で映画を撮れたのはその人のお陰でもあったので、このままやりたい形で映画を作るのは難しいと思い、しばらく映画を休みます、と言っていた。今回、映画作りの声が掛かって目の前で子供がはじけはじめたら、非常に僕が元気に、映画を撮ることで元気になっていった。映画自体も元気になるものにしたい、と思った。僕が元気になるために作った映画です。」といっている。
    お芸術じゃないのだ。和み、だったのだ。

    なるほど。それならもう一度別の視点で観れるかもしれない。
    全編ほのぼの。それでいいじゃないか。その勢いで再度観てみようと思う。

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  • ほし★ママ。

    5
    2012/1/9

    子どもたちが、冒険に繰り出す作品は
    古今東西、結構たくさんありますよね。
    でも、この作品は、今まで観た作品とは一味違う気がします。

    さすがに是枝監督は「現代」を描き出すのが、お上手です。
    両親の離婚、住慣れない灰の降る町での暮らし…
    主人公の航一は、確かに今の暮らしに不満を持っています。

    「奇跡」が起こって、前の暮らしを取り戻せれば…と
    願ってもいます。 

    でも、友だちや周りの人には恵まれています。
    熱血教師の言動にイジメが始まるどころか
    担任のKYぶりを、友だちが慰めてくれたりするのが微笑ましい。 

    さらに、弟の龍之介は、今の生活をしっかり受け入れています。
    その無邪気な言動は、現代っ子の次男そのもの。 

    この兄弟だけではありません、出てくる子どもたちがみんな
    しっかりと「夢」「起こしたい奇跡」を、持っています。

    それぞれ、思いは違うけれど『奇跡』を信じて旅立つ事に…

    実現までの準備・資金調達(?)のアレコレも、笑えます!!
    演技とは思えないとても自然な演出。
    生き生きとした子どもたちが魅力的に描き出されます。 

    それには、脇を固める名優さんの存在が大きいと、思います。
    特に、橋本功さん演じるおじいちゃんと
    樹木希林さんのおばあちゃんが、すごくいいです。
    オダジョーパパも相変らずカッコいい♪

    「奇跡」を願う中で、起こる小さな「変化」の数々。
    それがとても暖かくて、ジーンとなるステキな物語です。
    九州新幹線同様、新しい「旅立ち」のお話を満喫しました。

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  • Nelly

    2
    2011/8/19

    都市伝説を本気にして実行するのは、小学生の時に誰でも経験があるんじゃないだろうか。

    鹿児島の灰と同じで、主人公は日常を淡々と受け入れるざるをえなくなるだろう。

    大きい話ではないし、映画館で見るべきかというと正直「?」。レンタルで十分かな。

    スタンド・バイ・ミーにものすごく思い入れがあるという人にはおすすめ。

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  • どすん

    4
    2011/8/4

    前田航基くん演じる小6 大迫航一
    前田旺志郎くん演じる小4 木南龍之介は兄弟。
    しかし両親の離婚によって
    兄 航一は母と鹿児島の母の実家へ
    弟 龍之介はミュージシャンの父と福岡で生活している。 特に兄はもう1度家族4人で生活できることを夢見ている。そんなとき九州新幹線の全線開通のニュースが。
    兄の小学校では
    鹿児島⇒福岡のさくら
    福岡⇒鹿児島のつばめ
    この2台が初めてすれ違う瞬間を観た人は奇跡を起こせるという噂が・・・

    そして、兄はこれを観て家族4人で生活できるように計画を建てる。
    兄は友人2人を連れ、弟は友人3人を連れ、すれ違う地点である熊本に全線開通の前日に集合する・・・。

    っていった内容です。
    小学校のときにやった
    『冒険』 とか 『探検』
    とかを思い出させてくれた1作品です。

    冒頭この映画ダメかも・・・って不安になりました。 鹿児島、福岡の生活がそれぞれ説明されて・・・。

    しかし、子供たちがその噂を信じ、その噂を実現するために行動、
    そして夢を叶えようとする。
    しかも小学生なので目的のための手段が目的となってしまう。
    しかもお願いごともその瞬間には本音に変化。
    でもその旅を終えた子供は1まわりも、2まわりも大きな人物になっている。

    小学校だけで1つの目的に向かって行動する純粋さに涙でました。
    (。>0<。)

    大人の映画でなくて・・・子供たちの成長の映画です。
    福岡のこどもたち、鹿児島のこどもたち
    が出会ってからがこの映画のすごいとこです。

    この映画を観て思い出したのが
    九州新幹線のCM。
    これも、涙してしまいます。
    九州っていいなぁって思うCMですよね。

    こーゆー映画は小学校の子が見て
    新しい探検、冒険をして1つ大人になってほしいですね~ 中盤から最後にかけての小学校の生徒たちの Stand By Me 的な行動
    ナイスです!!



    今の日本の社会でのStand By Meですね。

    あと原田芳雄さんでてます。
    もう新しい作品がないと思うと残念です。
    o(TヘTo)

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    ネタバレあり
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  • akr

    3
    2011/7/16

    是枝監督だし。
    子役の使い方が上手い。
    豪華俳優陣にもさらりと演技させていて、くどくない。
    物語り的に、一人も悪人が出てこないから安心して観れる。

    ぼんやりとしたカルカンは大人の味だとか。
    グラニュー糖を使ってみても
    新しい味は生まれない
    おじいさんは今日も軒先で子供の帰りを待つ。

    ものすごく日常的です。

    本作を評価するにあたり
    ・・・物足りない、ってことをマイナス評価に捉えるか
    物足りないことを普遍的なテーマとするのか迷いますが、
    映画って、もうちょっと非日常的であって欲しい
    と思ったので星3つです。

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  • makaberokurouta

    4
    2011/7/3

    どこかのTV番組の映画宣伝で、樹木希林さんが、
    是枝監督を目の前にしてこの映画ことを称して、
    「かるかん」みたいな映画
    とくくっていたことを思い出した。

    「ぼんやりした甘み。」
    セリフにも、天丼ギャグのように何度も出てくるフレーズ。
    映画全体のイメージとしては、正しく言い得て妙である。

    映画の主役は、前田前田のお兄ちゃんと、
    樹木希林の孫の二人。

    橋爪功さんを始め、樹木希林、原田芳雄、阿部寛、等々
    素晴らしい面々がわきを固め、しっかりと絡み合って、楽しい作品に仕上がっている。

    生きていくためには、あきらめなくてはいけないことが
    たくさんある。でも情熱を絶やさずそのことを暖め続けていれば、
    きっといつか奇跡が起きるかもしれない。
    と、いうのがこの映画のメッセージ。

    映画の出来映えの素晴らしさは、他のレビューに譲るとして、
    ご当地映画で「九州新幹線全線開通」をテーマに映画を作る、
    また、出演者や映画制作費といった数々の制約の中で、
    「奇跡」を成し遂げた監督とプロデューサーに
    心から賞賛を送りたい。

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