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地球温暖化の危機を唱え、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞に輝いた『不都合な真実』の製作陣が核兵器廃絶を訴えるドキュメンタリー。世界に現存する莫大な数の核兵器。核保有国の首脳や専門家、元CIA工作員がその危険性を訴える証言や、核兵器が及ぼす影響を、実際のニュース映像などを交え、さまざまな視点で描き出す。

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本作は様々な証言や映像で、我々が直面している核の恐怖を示していく。元CIA秘密工作員らは、アルカイダが核兵器を入手しようとしている事実、そして核テロの威力について語る。また、核兵器の材料となる高濃縮ウランの密輸の実態も明らかにされる。さらに1961年に起こった事故についても証言される。戦闘機が空中分解し2つの核爆弾が落下したが、1つはパラシュートが正常に機能し、もう1つはパラシュートが開かず、6つある安全装置のうち5つが故障していたが、辛うじて爆発を免れたというものである。また、即時警戒態勢にしているミサイルに起こる事故の可能性なども、専門家らの証言により明らかになる。一方、物理学者たちは、核兵器は核物質のなかで最もシンプルな形態をしており、グレープフルーツくらいの大きさの高濃縮ウランを入手すれば、テロリストでも核兵器を作ることができると指摘する。1990年代初めのロシア海軍基地で、驚くべき事件が起こる。その基地のどこに高濃縮ウランが保管されているかを知った民間人が、誰にも見つからず基地に侵入し、高濃縮ウランを保管している建物の南京錠を外したというのだ。ジミー・カーター元米国大統領やミハイル・ゴルバチョフ元ソビエト連邦共産党書記長らが、数分で核兵器を発射できるという実情を語る一方で、F.W.デクラーク元南アフリカ大統領らによる、核兵器廃絶に向けた取り組みを紹介する。

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作品データ

原題 Countdown to Zero
製作年 2010年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント ピクチャーズ ジャパン
上映時間 89
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