益岡徹
マツザキヒロシ
個性派俳優・益岡徹&永作博美共演のロマンチック・コメディ。女優の卵に恋した万年脇役俳優が、スポットの当たらぬ人生におさらばしようと奮闘する姿を温かい目線で描き出す。アメリカやヨーロッパを拠点に俳優や脚本家としても活躍し、短編「不老長寿」で各国の映画祭で絶賛を受けた、緒方篤の初長編監督作。
※結末の記載を含むものもあります。
街を歩けば店員や警備員に間違われ、家では著名な劇作家の父親から半人前扱いされ、職場でも私生活でも脇役人生をおくる俳優のヒロシ。ある日、女優の卵アヤと出会い、唯一自分を人違いしない彼女に魅かれたヒロシは、父親と対立してまでも映画への主演を実現し、彼女に近づこうと四苦八苦することに。
マツザキヒロシ
アヤ
マツザキケンタ
クロイワトシコ
ホームレス
サクラ
ジェーン
マサル
花屋&観客
望月
トモ
喫茶店店長
佐々木
ナース
コンビニ店長(タダノ)
万引き犯
電車のビジネスマン
コギャル
スポーツ新聞編集長
黒岩議員&劇団員
明美
お祖母さん
モモコ
家出少年
インターネット・カフェ受付係
監督、製作、原案、脚本
脚本、キャスティング
撮影監督、スチール
製作
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
共同プロデューサー、題字デザイン
録音
美術
編集
ヘアメイク
スタイリスト
音楽
アソシエイト・プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
協力プロデューサー
協力プロデューサー
脚本コンサルタント
撮影&ステディーカム
スクリプター
チーフ助監督
制作担当
タイトル・デザイン
タイトル・デザイン
視覚効果&DI
ポスプロ・スーパーバイザー
整音
音響効果
歌(作詞・作曲)
[c]2010 Dream On Productions [c]キネマ旬報社
全体にウッディ・アレンに満ち溢れていて、さながら永作博美は、スカーレット・ヨハンソンか?音楽の入り方もシャープで、とても邦画とは思えない。こういうコメディが日本でもようやくできるようになったんですね。
益岡徹は本当に真面目な警察官役がお似合いな名脇役。津川雅彦は流石に大御所。神様みたいに演技がうまい。そして、永作博美。この人の演技で失敗作というのは見たことがない。本当に天賦の才能ですね。役柄の幅、表情の幅というものを感じます。
よく電車の中でぶつぶつ言っている人がいるけど、あれって、役者の卵かな?
この映画の監督・緒方篤はんは、アメリカやヨーロッパを拠点に俳優&脚本家としても活躍してはるとか…道理で邦画離れしたお洒落でポップな映画に仕上がっちょりま。
もう、最初のタイトルクレジットんとこから、エンドロールまで、おフランス映画っぽく垢抜けとりま。
で、肝心の中身はっちゅうとお気楽ラブコメでおます。
益岡徹&永作博美に、津川雅彦まで加わった俳優陣でっさかい、スゥ~と入り込んでくる感じで楽しめま。
この主人公、ラブコメに有り勝ちな出会いで、簡単に中坊の如く恋に落ちてきよりま…まぁ、えぇ中年がとは思ったんっすけど、相変わらずの永作博美の可愛らしさに堪忍しといたろ~。
ラブコメお約束のHAPPY END!楽しい気分でTHE ENDできまっせぇ~♪気分転換にお勧めでおます。
ストーリーの甘さはあるが、上手く纏められている。笑いの部分も無理なく安心してみていられた。
初主演の益岡さんは名脇役だけに、映画の主人公とダブってみえるてしまう程。永作さんは得意とする明るい役柄で良い感じです。他も上手い役者さんが脇を固め作品を盛り上げています。
映画自体もメインを張るというより脇役のような作品だけど下手な商業作品見るくらいならこちらをお勧めします。