遠くの空|MOVIE WALKER PRESS
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遠くの空

2010年9月25日公開,84分
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女優・内山理名と韓国の実力派俳優キム・ウンスが共演するラブストーリー。韓国で働くことを目標とする女性が、若き頃の母親と同じ男性を好きになったことにより、悲しい恋と運命に翻弄されていく。決して許されない2人の恋の行方と共に、民主化を求める学生や市民が軍隊と衝突した、1980年の光州事件にも焦点を当てる。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

日本人の父と在日韓国人の母との間に生まれ、大切に育てられた美江。投資顧問会社に勤めながら、韓国で働くことを夢見る彼女は、韓国の旅行代理店に転職しようとしていた。そんなある日、美江の会社に韓国支店から韓国人の柳が課長として赴任。運命に導かれるように惹かれ合う2人だったが、そこには柳の過去が関わっていた。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
日本
配給
スタイルジャム
上映時間
84分

[c]2010「遠くの空」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.3
  • ミチさん

    4
    2012/6/24

    この人は美人なんだけど、なぜかこれまで映画での露出が少なく、残念に思っていました。
    ようやく良い役に恵まれたようで、おめでとうございます。ただ、難しい役だねえ。
    これまで、私自身『在日』の問題を避けていたと思います。この作品は、それに『光州事件』をかませて、鬱屈した中年男の心理を描いています。
    日本でも当然「安保闘争」とかそれなりのテーマはあったんだけど、どうも、うやむやになってしまった。
    この作品の特徴としては、日本語と韓国語との自由な行き来があって、まあ魅力でもあるんだけど、本当は大変なことですよね。
    最後はサスペンスのようになって、じわっ、じわっと真相があぶりだされていく。ただ、太宰治の『斜陽』が織り込まれていて、ちょっと、本歌取りのようになってしまったのが、残念かな。ずるいね。

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  • koni

    2
    2010/10/18

    内山理名演じるヒロインの成長物語!彼女のファンは必見の好演でしょう。
    が…、淡々と進んでく物語はミエミエの展開。

    光州事件を使って物語りに深遠さを出そうとしたんでっしゃろが…このパートがショボイんで、逆に陳腐化しちゃったんちゃう!?

    雨の散歩シーンや、彼女の家に続く道なんぞ、思い深そうなえぇ雰囲気!やのにねぇ~この退屈感は何だんねん!!はぁ~(溜息)

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    ネタバレあり
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  • ヘンマニア

    4
    2010/10/10

     はるか年上の男に何故か魅かれて付き合い、やがてはその男に引き寄せられる理由を知る。その過程で知ったわが身の秘密を消化、乗り越えて前向きに生きる。そんな女性の姿を内山理名を通じて描き出している。利発であり、どちらかといえばドライで、前向きな彼女の持ち味を上手に引き出した。彼女のアップが多さや、まるで着せ替え人形のように多様なファッションも含めると、内山理名ファンにはたまらない。
     韓国民主化運動の象徴ともいえる光州事件を登場人物たちの接点として利用している。事件から30周年だからなのだろうか。光州事件を取り上げたことで社会派的な重みを持たせたともいえるが、この大きな事件を単なる作品の背景として利用しているだけという軽さ、中途半端さも感じた。
     宇都宮雅代がハルモニ役で登場した。青年だったころ彼女に大人の女性の魅力を感じた50男にとっては、この作品を楽しむうえでの思わぬ隠し味になった。

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