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投稿レビュー(7件)酔いがさめたら、うちに帰ろう。は星4つ

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。

帰るところがあるとわかった時の安堵 (投稿日:2012年1月9日)

去年、たまたま『いけちゃんとぼく』『女の子ものがたり』と
相次いで映画化された作品を拝見したら
現実の暗い面をしっかり描いてるんだけど
なぜか優しくて暖かい…原作者は、西原理恵さん。

本作は、その西原さんの今は亡き元ご主人が
ご自身と家族を綴った原作の映画化です。

戦場カメラマンと言う立場で見て知った数々の悲劇から
「酒を飲むことで逃避する」
「酒の力で目を反らす」事を続けてきた塚原は
強度のアルコール依存症に加えて
体中がボロボロの状態です。

母親と二人暮らしの塚原ですが、実は彼には妻子が…
飲むと妄想に取りつかれ、暴れて暴言を吐く彼に
妻は「別れる」選択をしたのでした。

それでも、妻は夫の非常時には必ず駆けつけます。
入院や治療を勧め、子どもと共に見舞って励まします。
妻子にも年老いた母のためにも治療を決意

精神科に入院をして治療を始める塚原。
入院生活の描写が、意外とユーモラスで
いい流れを作っています。
担当医を演じる高田聖子さん
入院患者役のベテラン役者さんたちのキャラに
負うところが、とても大きいと思いました。

担当医は、妻に「アルコール依存症は
誰からも同情される事のない病気」だと、言います。
また「悲惨なものを見たり聞いたりした人と
その渦中にいる人とどっちが不幸か」と・・・
原作者の鴨志田さんが、同じ病気になる人が
なくなるようにと思いを込めて
また、自分自身への強い反省を込めての言葉に思えました。

一人寂しく「書」を続ける女性患者も描かれます。
心を病む者にとって、受け入れてくれる人がいることが
いかに大きな薬であるかを示しているシーンに思えました。

そして治療後、家族に受け入れてもらえて
穏やかな日々を過ごすことができた鴨志田さんは
妻西原さんへの感謝のこもったラブレターとして
この作品を残されたのだと思いました。

(元)妻を演じた永作さんが、本当に素晴らしい。
その話し方、表情、目線総てから
この役に入り込んでる様子が伝わってきます。
浅野さんもいいですね~、ダメ男ぶりもいいけど
子どもと接すると急に目尻の下がった
優しい表情になるところが、さすがでした。

また、エンディングテーマが清志郎さんでした。
涙が止まらなくなるから「使用禁止」にして欲しい…»ガイドライン違反報告

投稿:ほし★ママ。

評価:4
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「男と女」「夫と妻」 (投稿日:2011年10月30日)

やはり『毎日かあさん』との比較で。
同じような話でシーン的にも似ているところが多く(まあそれは、実話だから・・・)、その中でやはり作者が男か女かで雰囲気は違う。
大きく違うところは、『毎日』の方が女側の母親が、『酔い』の方が男側の母親が出てくる点かな。共にやはり自分の方の母親が重要な役を占める。
アルコール依存症になった原因に関して、『毎日』の方が「戦場カメラマン」という過去を引きずっているのに対して、『酔い』の方は、それよりも自分の親父に対する憎しみようなことを言っていて、随分違う。
『毎日』の方が自分の漫画家としての日常が多く描かれているのに対し、『酔い』の方は、精神病棟での日常が描かれている。これはお互いに相手のことよりは、自分のことの方が描き易いし、仕方がない。
両方見て、同じような展開になったのが、むしろ驚嘆に値するのか、良く分からない。パワーとしては『毎日』、ディテイルとしては『酔い』かな?»ガイドライン違反報告

投稿:ミチさん

評価:4
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すごく考えさせられました。 (投稿日:2011年5月29日)

永作さん、浅野さん、良いですねぇ。
胸にジーンと響きました。
アルコール依存症になった経緯も語られていたし、
色々仕方ない病気なのかな・・・・
でも、あんなに小さい子を残して「おとしゃん」は死んじゃダメだよ。
子役の女の子の可愛いこと!
「おとしゃん」と舌ったらずで呼ぶのがたまらないです。
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投稿:みっちゃん

評価:5
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『毎日かあさん』と合わせてみるとよくわかります。 (投稿日:2011年3月7日)

『毎日かあさん』を観てこれは観ないといけん!と思った映画です。

『毎日かあさん』は、
西原理恵子さん・・・小泉今日子さん
鴨志田穣 さん・・・永瀬正敏さん
で西原理恵子さん原作の嫁さん側からの映画です。

『酔いがさめたら、うちに帰ろう』は
西原恵理子さん・・・永作博美さん
鴨志田穣 さん・・・浅野忠信さん
で鴨志田穣さん原作の旦那側からの映画です。

同じ家族というのをテーマにしてる映画なんですが・・

感じ方は違いました。
『毎日かあさん』は家族を1つのチームとして感じたのに対し、
今回の映画は家族を鴨志田さんが帰りたい場所として描かれていました。

そしてどちらかというと、その「家族」の部分にテーマがあるのではなく
アルコール依存症についての映画、
それを取り巻く家族として描かれていたような気がします。 おそらくタイトルの主語は鴨志田さんなんでしょうね。

おそらく、『毎日かあさん』を観なければそのように受け取ったかもしれません。
しかし、 それぞれのの立場で相手の描き方にやさしさを感じました。

『毎日かあさん』であれば鴨志田穣さんの描き方
『酔いがさめたら、うちに帰ろう』は西原理恵子さんの描き方

それぞれやっぱつながって敬っているんですね~
そう感じました。
もちろん2本を観ることを意図して作られたわけではないでしょうが
2本セットで見ることができてよかったなぁ~と。

アルコール病棟の中でのやりとりも楽しかったです。
カレー食べたくなりました。

あと病棟を出る前に体験発表をするんですが、
自分をさらけ出す演説にちょっと『ぐっ』ときてしまいました。
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投稿:どすん

評価:4
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1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

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アルコール依存症は家庭が崩壊します (投稿日:2010年12月20日)

アルコール依存症患者と家族の生活が描かれている、実話だったんですね。
暴力的な描写はほとんどなかったのですが、実際はもっともっと酷い暴力があったと思います。
吐血してもなお飲み続けていた主人公。
精神科に掛かるということは、アルコール依存症が完全に精神病なのだということがわかります。
簡単には治らない。
精神科のアルコール病棟に入院していた頃の状態を主人公が楽しんでいた様に描かれていたのは少し気になりましたが、本当に入院を楽しんでいたのかもしれません。
でも、家族にしてみれば、現実の毎日の苦労がエンドレスに続くわけで、絶望的な想いだったのではないでしょうか。
しかし、浅野さんも永作さんもすごく上手いですね。»ガイドライン違反報告

投稿:おさおさ

評価:3
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やっぱ、同情でけんよねぇ~ (投稿日:2010年12月14日)

確かに、アル中!アルコール依存症は、嫌われこそすれ、気の毒がられたり労わられたりする病気やおまへんなぁ~。
同じ心の病でも、躁鬱症になりましたっちゅうんと見る目が違ってくる。

そんなアルコール依存症が主役の映画でおます。
しかし、恐ろしい病気っちゅうよりも、オモロそうな病気と伝わってきよったんは良いやら悪いやら…。

アルコール病棟で繰り広げられるドタバタは一種のコメディで笑えま!テンポ良く展開する2時間足らずには退屈することはおまへん。
けど、この物語には、何故アルコール依存に陥ったんかが、しっかりと描かれとりまへんのでヒューマンドラマとしては深みがおまへん。
まぁ、主人公が「夢の中で探し物をしとるけど何を探しちょるんか分からへんで、うんぬんかんぬん」っちゅう件もおますが…それだけじゃねぇ~。
自伝=事実の映画化でっさかい、安易な回答は用意でけんかったとは思いますが、ここがコメディとドラマの分岐点やったような気がしま。

家族愛は伝わってくるんでファミリードラマとして、気楽に笑って楽しむんにはえぇかもね。»ガイドライン違反報告

投稿:koni

評価:3
星評価

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