レオニー|MOVIE WALKER PRESS
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レオニー

2010年11月20日公開,132分
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世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの波乱に満ちた生涯をつむぐドラマ。「ユキエ」「折り梅」で注目を集めた松井久子が監督を務め、7年の歳月をかけて製作。「シャッター アイランド」のエミリー・モーティマーがレオニーを演じるほか、中村獅童、原田美枝子ら日米の実力派キャストが集結している。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

20世紀初頭のニューヨーク。文学の道に進む夢を持つレオニーは、とある日本人男性と出会い愛するようになる。やがて、彼の子を身ごもったものの、その男は一方的に日本に帰国し、レオニーはシングルマザーとなってしまう。彼女は我が子を“イサム・ノグチ”と名付け、日本とアメリカ、2つの国で懸命に生き抜いていく。

作品データ

原題
Leonie
映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
日本 アメリカ
配給
角川映画
上映時間
132分

[c]レオニーパートナーズ合同会社 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.5
  • ほし★ママ。

    5
    2012/1/9

    残念ながら存じ上げなかったのですが
    著名な彫刻家イサム・ノグチ氏を産み育てた母レオニーの半生記。

    編集の仕事をしたいと思っていたレオニーは
    才能はあるけれど、認められてなかった
    ニューヨーク在住の日本人野口米次郎(ヨネ)の詩を
    その見事な手腕でプロデュースして世に出します。 

    お互いの才能を認め合い、愛し合うようになるふたり…
    やがてレオニーはヨネの子を身ごもるのですが
    当時の日本人とアメリカ人には
    男女の関係の考えに大きな隔たりがあったのです。 

    ニューヨーク、カリフォルニア、日本~と
    時代の波に翻弄されながらも
    過酷な運命に立ち向かって力強く生きていくレオニー。 

    実在の人物の半世紀を語るのには
    映画と言う限られた時間では難しいでしょう。
    この作品では、時系列をシャッフルする事
    四季の移り変わりを映し出す事
    登場人物の何気ない言葉や手紙、朗読する詩
    歴史上の有名人をうまく話に絡めていくなどの演出によって
    時間の流れや時代背景を観ている側に伝えています。

    駆け足ながら、彼女の人生がしっかりと浮き彫りにされていきます。
    絵が美しい、音楽が素晴らしい。
    そして、レオニーを演じたエミリー・モーティマーさんが
    その真っ直ぐなまなざしはそのままで
    年齢を重ねていく様子を、見事に演じておられました。 

    中村獅童さんもすごくよかったです。
    男尊女卑の時代の日本の男でありながら
    根はロマンチストで、先進的な考えも持ってる様子が
    うまく伝わってきました。

    こどもに「生かされ生きる」~
    国も時代も関係ない「母の姿」が、心に響く作品でした。

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  • ミチさん

    5
    2010/12/29

    角川シネマ新宿で鑑賞。良い映画だけに大きな上映館に恵まれず残念。皆さんに観てもらいたい。
    やはりこの映画はエミリー・モーティマーの熱演に尽きる。ひとりの女性の若い頃から死ぬまでを演じるというのは、どういうことだろうか。本当に全身全霊で演じきったという感じ。
    当時の日米関係が背景にあり、理解しづらい部分もあるが、時はまさに「坂の上の雲」の頃。こちらから見ると、日本は日の出の勢いという感じがするが、アメリカから見ると、やはり異国で理解できない。
    その中にあって、例えば通信が遮断され、手紙が届かないとか、現代では考えられない状況がある。やはり、通行の自由、通信の自由は守らなければならない。人の一生がかかることもある。
    母の愛がこの天才芸術家を守り抜き、そのお陰でようやく今日、この作品群に巡り合う我々の幸運に感謝したい。

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  • koni

    3
    2010/12/26

    実在の女性の物語…イサム・ノグチの母親とは言え、戦前の一般女性…なもんで少しの記録を大きく膨らませて撮られたんでっしゃろなぁ~。
    また、彼女の前向き・非凡な感性の成せる技なんか!?差別や苦労や疎外感が伝わってきよりまへん。
    映画を観ちょる間中、「もっと苦労したやろうに…」っちゅう感想連発でおました。

    自身の為よか、イサム・ノグチの為に虎穴に飛び込んだレオニー!彼女は幸せやったんでしょうか!?少なくとも彼女の好奇心は満足され、ほんで、後悔はゼロやったこってしょう。

    そんな、強い女性をエミリー・モーティマーは素晴らしく表現してくれよりました。
    物語中のピリピリとした彼女と、最後に写されるイサム・ノグチ建造物に漂う穏やかな彼女…表情の差に吃驚でおます。

    美しい日本の風景とエミリー・モーティマーを観るだけでも値打ちがおまっせぇ~。

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