トロッコ|MOVIE WALKER PRESS
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トロッコ

2010年5月22日公開,116分
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芥川龍之介の同名短編小説をベースにしたヒューマン・ドラマ。父親を亡くした幼い兄弟が、祖父が暮らす台湾ですごすひと夏の冒険。そしてかたく結ばれた家族の絆を映し出す。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

敦と凱は、亡き父の遺灰を届けるため、母とともに父の故郷・台湾を訪れる。彼らを迎えたのは父の弟夫婦と祖父だった。父が大事にしていた古い写真についての話を聞いた2人はそこに写るトロッコの線路を探しに出かける。

作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
ビターズ・エンド
上映時間
116分

[c]2009 TOROCCO LLP [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • ユーキ

    5
    2012/6/3

    台湾の平屋家屋は古き良き時代を連想させ、森林の緑あふれる映像は目にやさしく、川井郁子さんのヴァイオリンの音色は私の中にひたひたと浸透してきました。
    戦争で受けた心の傷を抱えるおじいちゃんの話は考えさせられます。
    父親の遺骨を届けるために訪れた台湾で、母と息子たちの距離が縮まっていく過程が丁寧に描かれていました。

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  • chien

    3
    2011/3/5

     台湾の日本との関係や歴史を伝えたいのを、台湾の老人に語らせるのは良い手法だが、一部、説明臭くなってしまいちょっと残念。また実際の台湾のおばあちゃん(アマー)は、あんなに上手な中国語を話すのは違和感があった。おじいちゃん(アコン)と(アマー)は、台湾では昔から有名な俳優さんで、演技力はさすが。
     日本の子供たちの台湾での短い生活に、もっと驚きを挿入てほしかった。映画では台湾の子供との交流があったが、たとえば台湾の食べ物や風俗習慣、蝶や茶畑など山林での動植物との出会いなど、異文化との出会いを挿入することで、子供たちの冒険の旅が浮かび上がり、トロッコの小冒険とラストへの母との感動の再会につながったと思う。

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  • Agrostemma

    3
    2010/6/12

    昭和の日本と似ているけれどどこか違う、平屋建ての家々。南国の様な美しい水色の壁。森林伐採が進みつつも、それでもなお豊かな自然。穏やかな音楽も重なり、観ていて心地が良い。悪くはない映像なのですが、もっとキラキラと輝く様な木漏れ日の中をトロッコが爽快に走る……みたいな映像美を想像していただけに少し拍子抜けしました。

    日本人の母に連れられて幼い兄弟が訪れたのは、亡くなった父の故郷である台湾の小さな村。そこには日本への強い思いを持ち続ける祖父が待っていた。夫を失った寂しさと不安からか、些細な事で激しく子供を叱咤する母。そんな母に見捨てられたと思い込む子。子供って、急に大人びた発言をするかと思えば支離滅裂な言動をしたり、浅知恵だったり、観ていて微笑ましい。ただヒューマンドラマと言うには大袈裟で、物語に深みは無く、パラパラと絵本を読んでいる感覚でした。

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