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2010年2月に行なわれたベルリン映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した、若松孝二監督による人間ドラマ。田舎の村で暮らす1組の夫婦の姿を通し、戦争の愚かさを描く。

3/5
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総評価数 70
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星5つ 48% (12)
星4つ 100% (25)
星3つ 80% (20)
星2つ 24% (6)
星1つ 28% (7)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

一銭五厘の赤紙1枚で男たちが召集されていく中、黒川シゲ子(寺島しのぶ)の夫・久蔵(大西信満)も盛大に見送られ、勇ましく戦場へと出征していった。だが、シゲ子のもとに帰ってきた久蔵は、顔面が焼けただれ、四肢を失った無残な姿であった。村中から奇異の眼を向けられながらも、多くの勲章を胸に“生ける軍神”と祀り上げられる久蔵。四肢を失っても衰えることのない久蔵の旺盛な食欲と性欲に、シゲ子は戸惑いながらも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くすのだった。だが、自らを讃えた新聞記事や勲章を誇りにしている久蔵の姿に、シゲ子は空虚なものを感じ始める。やがて、久蔵の食欲と性欲を満たすことの繰り返しの日々の悲しみから逃れるかのように、シゲ子は“軍神の妻”としての自分を誇示する振る舞いをみせるようになっていく。そんな折、日本の輝かしい勝利ばかりを報道するニュースの裏で、東京大空襲、米軍沖縄上陸と敗戦の影は着実に迫ってきていた。久蔵の脳裏に、忘れかけていた戦場での風景が蘇る。燃え盛る炎に包まれる中国の大平原。逃げ惑う女たちを犯し、銃剣で突き刺し殺す日本兵たち。戦場で人間としての理性を失い、蛮行の数々を繰り返してきた自分の過ちに苦しめられる久蔵。混乱していく久蔵の姿に、シゲ子はお国のために命を捧げ尽くすことの意味を見失っていく。1945年8月6日広島、9日長崎原爆投下。そして15日正午、天皇の玉音放送が流れる中、久蔵、シゲ子、それぞれの敗戦を迎えるのだった……。

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作品データ

原題 Caterpillar
製作年 2010年
製作国 日本
配給 若松プロダクション=スコーレ
上映時間 84
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スタッフ

監督 若松孝二
プロデューサー 尾崎宗子
脚本 黒沢久子出口出
撮影 辻智彦戸田義久
VFXディレクター 西尾和弘
特殊メイク・造形スーパーヴァイザー 中田彰輝
特殊メイク・造形 飯田文江橋本隆公
音楽 サリー久保田岡田ユミ
音楽プロデューサー 高護
美術 野沢博実
編集 掛須秀一
録音 久保田幸雄
ナレーション 小倉一郎
キャスティング協力 小林良二
助監督 福士織絵花木英里小田総一郎須田大介
照明 大久保礼司
ライン・プロデューサー 大日方教史
VFXスーパーバイザー 立石勝
衣裳 宮本まさ江

キャスト

黒川シゲ子 寺島しのぶ
黒川久蔵 大西信満
黒川健蔵 吉澤健
黒川忠 粕谷佳五
黒川千代 増田恵美
村長 河原さぶ
村長夫人 石川真希
指令部軍人 飯島大介
軍人 地曵豪
軍人 ARATA
クマ 篠原勝之
中国の女 安部魔凛碧
中国の女 寺田万里子
中国の女 柴やすよ
日本兵 椋田涼
弥生 種子
登志子 折笠尚子
村の男 小林三四郎
村の男 金子貴明

レビュー

戦火のない平和な地球になりますように…

投稿者:ほし★ママ。

(投稿日:2012/01/08)

チラシや予告でご存知の方が、ほとんどだと思いますが 直接的…

[続きを読む]

支持者:0人

寺島しのぶ 凄いです!

投稿者:バフィ

(投稿日:2010/12/15)

遅ればせながら、映画「キャタピラー」見てきました。 寺島し…

[続きを読む]

支持者:1人

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