桜田門外ノ変|MOVIE WALKER PRESS
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桜田門外ノ変

2010年10月16日公開,137分
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大沢たかおを主演に迎え、吉村昭の同名小説を映画化した時代劇。1860年の幕末、開国を推し進めていた大老・井伊直弼が暗殺された事件を、指揮を取っていた水戸藩士・関鉄之介の視点から描いていく。茨城県の市民団体が企画を立ち上げ、ロケ地も茨城県全域で敢行。美しい自然をバックに、時代に翻弄された浪士の生き様が胸を打つ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

安政元年のペリー来航以来、開国を進めようとする井伊直弼ら幕府の譜代大名たち。これに水戸藩士・徳川斉昭が異を唱えるものの失脚。その後、井伊による安政の大獄が始まり、これを止めようと鉄之介をはじめとする藩士らが立ち上がる。鉄之介は、襲撃計画の立案者である尊王攘夷派の金子から、実行部隊の指揮者に命じられる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
137分

[c]2010「桜田門外ノ変」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.1
  • 馮美梅

    3
    2011/1/4

    作品は、決してハッピーエンドになるわけではないとわかっていても、逃げる関がこのまま逃げおおせればとか錯覚しそうになって、でも結局ハリウッド映画でもないからそんなことはなく、ほとんどの水戸脱藩浪士達は命を落としてしまうわけで…。

    物語が前後するので時々何がどうなのかわからなくなりそうになってしまったりもしましたが…大まかな桜田門外ノ変や安政の大獄なども学校で少し勉強した程度で具体的に何がどうしてどうなったというのはなかなか他の同じ時代の史実の中でも知らないテーマだったので、そういう事があったのかという事を知ることができた事、そしてそれがあったからかどうかはわからないけれど、その後の近代日本になるために色んな人たちが現れる狭間の哀れな人たちの物語でした。

    体調が悪かったので途中記憶が散漫になってしまったのが残念であまりレビューがちゃんと書けないからまた何かの機会で観た時に新たに色々感じたいなと思います。

    印象的だったのは、暗殺のシーン。足を撃たれた井伊直弼のあの狭い御輿の中で実際外を見ることも出来ずいつ誰かに斬り込まれるかわからないという恐怖はどうだったんだろうとか、高橋多一郎が大阪で捕まりそうになった時に、腹に刀を差したまま近くの武家屋敷に入って死に場所を借りるシーン。実際はどうなのかわからないけれどもし本当にあんなことがあったのなら武士の精神力の凄さにただただ驚くばかり、父子ともに自刀するもの哀れというのか…。

    鳥取藩に向かった関が命懸けで斬り合うシーンも印象的だったし、あの後薩摩に行くんじゃなくて長州に行っていればもしかするとこの人たちの運命も違ったかもしれないなんて思いながらも、それは今だから思えることでその当時は情報も当然少ないだろうし、本当に色んな意味でタイミングが悪かったのかもしれないなぁ~。

    関の妻と子はその後どうなったのか気になりましたが…

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    ネタバレあり
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  • day

    3
    2010/11/14

    前半で描かれるタイトル「桜田門外ノ変」
    …このあたりだけが見所ですね。
    もったいない。

    このタイトルロールに全てを出し尽くして、後は不思議なくらいゆるーく展開していきます。
    桜田門外ノ変に至る経緯の説明。回想シーン。
    後半は緊迫感ゼロなんで困ります。

    それにしてもセットは見事な出来栄え。
    そこで繰り広げられる乱闘がリアルですばらしいです。
    真っ白雪に散る血飛沫が映えます…なんてね…

    「男たちの大和」を作った監督だけに
    ココ一番の見せ場をきっちり見せる所は評価できます。
    でも脚本以上のことはできない職人監督の枠にはまりすぎている所が巨匠と呼ばれない理由なんでしょうか?

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  • きいろ

    5
    2010/11/13

    観てきました。

    他の方のレビューを参考にして少し予習していったのは正解!
    でも特に予習って言っても、大河ドラマを観ていたりするだけでも違うかなと思いました。自分も“新撰組!”や“篤姫”は観ていましたから、割合すぅーっと入っていけた感じはあります。

    映画本編を観た直後は派手さはないけれど不思議な余韻が残っている感じです。いい意味で…。
    近頃にない映画っていう気がします。

    確かにドキュメンタリーを観ているかのようですが、たった150年前のことであることが信じられがたく、今の時代ではあってはいけないことだけど観る価値ありました。

    さぞ、製作する方々もたくさん考えていたのだろうなと。

    私はおすすめします。

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