キャリー・マリガン
ジェニー
勉強一筋だった優等生の少女が年上の男性との出会いを経て、大人の階段を昇ってゆくさまを描く青春ドラマ。「プライドと偏見」のキャリー・マリガンが多感な年頃のヒロインを好演。
※結末の記載を含むものもあります。
1961年のロンドン。オックスフォードの大学を目指す16歳のジェニーはある雨の日、倍も歳の離れた男性デビッドと出会い、恋に落ちる。彼とその仲間たちとの交流を経て、優等生だった彼女は少しずつ変わっていく。
ジェニー
デイヴィッド
ダニー
ヘレン
ジャック
マージョリー
校長先生
スタッブズ先生
セイラ
グラハム
字幕
監督
原作
脚本、製作総指揮
撮影
衣装デザイン
キャスティング
ライン・プロデューサー
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
美術
編集
音楽
[c]2008 AN EDUCATION FILM DISTRIBUTION LTD. [c]キネマ旬報社
お嬢ちゃんたち、これでしっかり学んでね。
イギリス家庭の落ち着いた雰囲気のインテリア、華やかな場のまぶしさ、女子高生の毎日、大人たちの極端な考えとおかしな会話。どれも端正にまとめられていて綺麗。
ママとパパから娘に推薦できる許容範囲内の女子の学びにうってつけのフィルム。
舞台は海外60年代ですが、自分の廻りにも危ない感じの不良少年と優等生の女子カップルみたいな事あったりします。
それが年齢差を超えて成立しちゃった感じでした。
相手は大人の男性でも、そこはやはりメンズ、上手くリードして暮れているようで、やっぱり何処かあまちゃんだった感じの落ちが意外でした。
ストーリー的にとても楽しめてフッションも素敵でした。
オープニングからポップで何かを期待させてくれる予感。
キャリー・マリガン演じるヒロインのジェニーは理知的な高校生。
ピーター・サースガード演じるデヴィットとの出会いで自分の価値観を次々と壊してく。
その姿が潔くて魅力的。
ジェニーが大人へと踏み出した一歩は過酷な現実を知ることになる。
1960年代の設定なのに現代女性のようなたくましさで自分の道を切り開くジェニー。
『新しい人生のはじめかた』で見たばかりのエマ・トンプソンも出ていて楽しめました。