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投稿レビュー(61件)ハート・ロッカーは星4つ

「ハート・ロッカー」に投稿されたレビューを
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行きたくない場所 ハートロッカー (投稿日:2014年6月9日)

第82回アカデミー賞作品賞には「アバター」がノミネートされていました。世界歴代興行収入1位を記録した素晴らしい作品です。しかし、作品賞は取れませんでした。なぜなら本作が取ったから。
これほど知名度の低い作品賞もめずらしいでしょう。なぜ低いかと言うと、風景が殺風景。面白い要素が全くない。地味で暗い作品です。
内容はイラクで爆弾処理班として働く人々のこと。無数にある爆弾の解除を命がけで行っています。解除しても褒められず、すぐに次の現場へ。これを150日くらいの間行い続ける。私ならこんな生活が続いたら気が狂ってしまうだろう。
死と隣り合わせの仕事。我々が平和に暮らしている裏で彼らは爆弾を解除し続けている。
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投稿:アスピリクエタ

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町山智浩vs宇多丸 (投稿日:2014年1月18日)

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アメリカのイラク戦争を揶揄したものとしても、なんと、深~い物語だろうか。
この作品をめぐる劇場外での抗争。興味のある方は参考までにニコ動で。
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投稿:でーいー

評価:5
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ポータブルDVD、地下鉄内レビュー (投稿日:2013年11月2日)

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今作は、冒頭に掲げた言葉、  「戦争は麻薬である」  を


  セミマクロな  “ヴィジュアル・インパクト”   や
  おぞましい      “ストーリー・インパクト” を駆使して

                       多重的に訴えてきました。

そして、苛立ちを覚えた

    「 “無駄な時間” を 時間を掛けて描く 」  ことや
      ヌルイ と感じてしまった展開     こそが

【 ( 「戦争は麻薬である」 ことを訴求する ) 今作自体が、
           観る者のモラルを壊していく 劇薬 】  

                   であったことを、

 深く、 にぶく、 訴えてきたのです。

このように、戦争の異常さを 「体感的」 に鑑賞者の精神に植込むという側面においては、

        比類のない映像作品だった。

               と、評価を致します。

映画史における 戦争モノ をステロタイプに言ってしまうと

■ 第二次世界大戦は、

       “華やかな勝利”  に沸き立って

「史上最大の作戦」 「ナバロンの要塞」 「バルジ大作戦」 などの、戦争スペクタクル というジャンルを創出。 愛国心を煽って、高揚感をもたらしました。

  ( しかし、 1953年 の段階で  第2次世界大戦の戦勝国で
     ありながら、軍隊内のモラル崩壊を訴求してきた 「地上より
     永遠に」 という先駆的な作品があったことを
     追記しておきます。 )

■ ベトナム戦争は

       “泥沼の末の撤退”  の汚辱を受けて

「ディアハンター」 や 「地獄の黙示録」 「プラトーン」 等のビッグネームによって
阿鼻叫喚の中での “精神崩壊” が盛んに訴求されました。

■ この流れを汲んで今作が捉えた、イラク戦争映画というものは

     “戦争後の、自爆をも視野に入れたテロ攻撃” 

                   を受けての

        
      “自我の変質” や “性格の急変”
                     という

      「 人格変容 」

                 が訴求された。
                                                         と受け取ったのです。

ここには、第2次世界大戦における輝かしき “勝利の興奮” の 華々しさ や、
ベトナム戦争における エキセントリックな   “精神崩壊”  という毒々しさもありません。  直接的な戦いが比較的短期間に終結。 しかし、その後の

      “自爆をも視野に入れたテロ攻撃”

                        に晒された結果の、

      “自我の変質” や “性格の急変” 
                  
            という 

地味な、

       「 人格変容 」

                    に見舞われただけ
                   だったのです。

制限文字数では語り切れず、完成番はこちら

http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-104.html»ガイドライン違反報告

投稿:マーク・レスター

評価:4
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感想 (投稿日:2013年8月17日)

イラク戦争における爆弾処理班の活動、戦場のリアルさを描いた作品です。また個々のレンズ(3人の主な登場人物)を通して、戦場における苦悩や葛藤も描かれています。
僕はサンボーン(黒人軍曹)に自分を重ねて観てしまいました。サンボーンは、戦場という何が正義かが分からなくなってしまう場面でも常に正しいことは何かを考えていたと思います。また、そのことによって班長との関係はこじれます。映画のワンシーンで班長がサンボーンに向かって(朝歯を磨いているシーン)、「お前の道はただしいってか?それは楽しみだ。」といったシーンはすごく印象的でした。
確かに正解なんて誰にもわかりません。それぞれが正しいと信じた道を進んでるんですから。ただお互いに歩み寄りが必要なんだということを改めて教えてもらったような気がしました。

ハラハラドキドキのサスペンス系ではなく、哲学的な面が強い映画だと思います。
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投稿:alone wolf

評価:4
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単なる戦争映画じゃない (投稿日:2013年6月27日)

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アメリカ社会の病巣を戦争の現場を通して見せている映画。カメラの扱いがチームに密着取材したフィルムを観ているような臨場感をもたらしている。
主役のジョーンズ軍曹は適役。人を寄せ付けず、それでいてどこか子どもっぽい表情がいい。非常に繊細な彼の心のひだとその震えを日々の行動を追いながら次第に深く見せて行く。頭脳、集中力、度胸を兼ね備えているのだが、そこまで彼があの仕事に賭けるのは何故かが示されていく。ホッとした3人が打ち解けたように飲んだくれる場面が要。
内容は確かに戦争の悲惨さ、やるせなさを感じさせるので反戦の役割も果たしていると思う。
が、どうしようもなく救い難く辛いのは、アメリカ兵士たち個々人が大人になる前に決着でないまま抱え続けている問題が、戦場で浮き彫りにされること。彼らは生まれ育った地を離れ自分を痛めつける行為を持って生を確かめているよう。成長過程で受け取りたかった当たり前の愛情への渇望を心の奥底に隠しつつ、消すことなど当然できず、むしろ変わらずに求めながら、、、。彼の心の抜けた穴を埋めるものは得られない。そして彼は求め続け、与えられないが為にさらに身を削って与え続ける。彼が求めてやまない愛されたい願望が表わされている。
何も特別な偉業を持ってでなく、単に求められ、存在を認められ、感心をもたれたいが為に。無条件の心の支えなしに生きる苦しさを極限の緊張の中で隠せるかのように、全く違った場であるにもかかわらず、愛を求めて彼は戦場に向かってしまう。そこで彼は彼なりの愛の形を発する。他者には理解い難い衝動を抱えながら。
少年(弱者だった彼は自分を少年に重ねて)には感情移入して冷静でいられなくなる。
あの状況にまで身をおかないと自分自身を語れなかったり、生きている実感を持てない人々がいること。死を感じながら、戦地でハートロッカーを抱えてしか愛に触れられない者を産んでいるアメリカ社会の痛みをヒリヒリと感じる。戦場が彼らの受け皿として機能せざるを得ない現実。彼らを必要とする戦場の存在。それで一応の安心を得ている社会。救い難いやるせなさ感じる。
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投稿:piwana

評価:5
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リアリティ重視 「戦争とは?」 (投稿日:2012年7月6日)

見る前は不可能といわれていた爆弾処理をしまくるヒーローというか、頼れるやつ、強い兵士(ランボーのような)の話か…?
と適当に思っていたのですがそういうものを期待してみるとがっかりすると思います。
が、これが本当の戦場をよりリアルに再現した作品なのだろうと感じました。

誰が敵なのか、どこから狙われていて一般市民からの目線ですらおそろしくなってしまうそんな戦場での息遣い、緊迫感がリアルに感じられます

鑑賞後爽快感や達成感?といったたぐいを感じるものではなく戦争のリアルはこういうものなのか…と感じ、「戦争とは?」と考えるいい作品だと思います»ガイドライン違反報告

投稿:cro

評価:4
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戦場という名の職場 爆弾処理という名の仕事 (投稿日:2011年2月9日)

人は様々な職場で様々な仕事をします。もちろん、その仕事を好きになってしまう人と嫌いになってしまう人がいます。本編ではその仕事を好きになってしまったというより仕事という名のウィルスのようなものに感染してしまった男を描いたものだと私は思います。

イラクでEODという名の爆弾処理を専門とする特殊部隊の新リーダーとなったジェームズ。彼の周りには、あと30数日間で家に帰れる部下がいるのですが、ジェームズのムチャクチャな爆弾処理方に戸惑い始めます。

注目は監督のキャサリン ビガロウが作り出すリアルなイラク戦争の現状と世界観。爆弾処理や銃撃戦の時の静かなテンションそして、最後まで観ないとわからないこの作品のメッセージです。特にドキュメンタリーに程近いリアルなバグダッドの映像は見事でした。それから、爆弾処理シーンや静かな銃撃戦は緊張感があり好きでした。そして、最終的なメッセージはストレートに伝わってくるのが実情です。“1度一つの仕事に感染してしまったら人はそれをやめられなくなる“というのがメッセージだと思います。

この作品に弱点というか欠点があるとすれば,ちょっと無駄に長いことくらいですかね。それ以外は問題ありません。

この作品は82回アカデミー賞で話題となった「アバター」よりは特にストーリー面のオリジナルさという点からより優れた作品だと思います。個人的には「マイレージ マイライフ」の方が受賞すべきだったと思いますが、本作も受賞しても納得の行く映画だと思います。

皆さんも是非、もう一度見比べてみてはいかがでしょうか?
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投稿:TONY

評価:5
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胸の奥の奥が痛く…。 (投稿日:2010年5月9日)

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実に深い作品だと感じました。淡々とドキュメンタリー作品仕立てですが、戦争のある側面が描かれていて、実際に戦場に自分自身が置かれているような錯覚を何度も何度も感じて、胸の奥底が痛くて痛くて、まさに心が傷つき傷つき、破裂しそうな感覚になりました。私としては、実に衝撃的な作品で、とっても意味深な作品になりました。»ガイドライン違反報告

投稿:たっちゃん

評価:4
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楽しくない。でも、興味深い映画。 (投稿日:2010年4月24日)

アカデミー賞受賞作なので、万人受け(映画好き)受けしたんだろう。でも、「この映画で感じたことって、みんな一緒??」と思ってしまう。

戦争の背景を一切描かず、政治色を排除しきったのは大正解。「heart locker」だと「棺桶」の意味になるそうだが、アメリカ映画なのに軍施設内の棺桶に星条旗がかかっていない。私なんかはこういうところに主題が見えない(と言われている)監督のメッセージを受け取ってしまう。。。

「スラムドッグ・ミリオネア」に続き「ハート・ロッカー」も直視しにくい現実をドキュメントタッチで描いている。なので、そういった表現が苦手な方は鑑賞前に注意が必要かも。
「スラムドッグ・ミリオネア」の物語がファンタジーなら「ハート・ロッカー」の物語はリアルなのか・・・。
見たこと無いから^^わかんないけど、私は違うと思う。なぜなら私には私なりの背景があるから。
背景を描かないことで、何通りもの背景と登場人物の心情を観た人に想像させる。それも結構ムリヤリ。
作品としては楽しくない。でも、色々考えさせられちゃう。ある意味、力強い映画。

個人的にガイ・リッチーが出演している事を知らなかったので、それだけ楽しかった♪»ガイドライン違反報告

投稿:maru2000

評価:3
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アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための映画。 (投稿日:2010年4月11日)

今年のアカデミー賞主要部門をさらった「ハート・ロッカー」。
原題をThe Hurt Lockerと言い"心"のハートではなく、痛みを封じた人の意味?。
イラクで爆弾の処理にあたる部隊は緊張の連続。
敵は近づいた様子を見ながら携帯でスイッチを入れるのだが、野次馬のなかの誰かはわからず観客もジリジリと恐怖を味わう。
視点は一方的にアメリカ軍からのもので仕掛けた側の内情はわからない。
確かに戦場に行ったらこう見えるだろう。
受賞スピーチでも「戦場で戦う兵士に」とのコメント、しかしこれはあくまでアメリカのための映画である。
人の国がやってる戦争だから、と知らないふりするつもりはないし、良く出来た映画ではあるのだが、作品賞や監督賞を取るほどの"スペシャル"があるとは思えない。
言ってみれば自衛隊を描いた映画に日本アカデミー賞を与えるようなモンである。
クラスは「アバター」よりはましだがほかにないから、みたいな☆☆☆。»ガイドライン違反報告

投稿:Pecco

評価:3
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