コララインとボタンの魔女 3Dのレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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コララインとボタンの魔女 3Dのレビュー・感想・ネタバレ・評価

2010年2月19日公開,100分

ユーザーレビュー

3.6
  • 36

    2
    2012/1/5

    何かとても怖い映画を見た。
    『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を手がけた鬼才、ヘンリー・セリック監督の新作『コララインとボタンの魔女 3D』という3D映画。好奇心旺盛で多感な少女コララインは、目の下に何重ものクマをつくり、徹夜続きでパソコンに向かう父と、料理さえ作っているヒマの無い多忙な母に不満が爆発。新しく越してきた家にカギのかかった小さな扉を見つけるが・・・。何もかもコララインに都合の良い偽りの世界と、その怖い代償。小さな少女の欲求を通して、現実を忘れ膨れ上がった欲望には必ず「何かある」事を教える。さすがアメリカ。ウソで塗り固め跳ね上がった経済が、一気に崩れ落ちたリーマン・ショックを思わせる内容だ。「ナイトメア~」同様、相変わらず子供向けファンタジーを装ったダークな作品に見える。でも時代は進み、CGや3Dの力を借りて「ナイトメア~」の頃より素晴らしく進歩を遂げたヘンリー作品は、物語の本質を薄めさせるほど高度な映像美で一気に見せる。「愛されている」を決まり文句に子供達の“心のスキマ”に入り込む一本、そのいやらしさは、日本の“ジブリ作品”の在りように似ている。(オススメ日本語の吹き替えは榮倉奈々、劇団ひとり、戸田恵子など。)

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  • jack

    5
    2010/3/15

    字幕公開があったのは、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
     TOHOシネマズ梅田 TOHOシネマズなんばの3つの映画館だけでしたが、遠方ながら字幕版で観て来ました。やはりコラライン役のDakota Fanning の感情豊かな声色や、黒猫のKeith Davidの渋い声は最高でした。
    作品では、ピアノを演奏するパパのスリッパがモンキー・ボーンだったのが、ファンとして嬉しかったです(詳しくはヘンリー・セリック監督作品『モンキーボーン』をご覧下さい)
    監督はストップモーションの魅力をこう言います。『自分の命を人形たちに吹き込むと 彼らに命が宿ったかのように動き出すのです。まるで魔法のようにと・・・。 』
    現在CG作品が主流の中、彼のような監督が存在する事は貴重だと改めて思った作品でした。




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    ネタバレあり
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  • ayoihs

    4
    2010/3/8

    観た人の評判が良かったのでオマケ的に観てみました。

    でもねー怖いですよこれ。ある意味ホラーですね。
    全く子供向けではありません。子供は皆泣いちゃうね。

    だいたいずーっと暗い。ラストシーンまで一度も昼間を見て無い感覚です。このあたりはナトメア..と同じで夜の世界ですね。

    コララインのわがままさと魔女と戦う時の気迫が面白い。
    応援したくなるというより無茶苦茶な女の子というイメージです。

    登場人物も実に曲者ぞろいで魅力的。全員キモイ!不気味!

    3Dの使い方も上手い。アバターのように景色を奥行きとして見せてたかと思うと、お約束の通りの飛び出し部分もあり、それなりに楽しめます。

    ストップモーションでの撮影もここまで手が込んでくるとCGでも出来るんじゃないの?と思いますが、この手法へのこだわりが味を感じさせるんでしょうね。

    まさにシュールな一本でした。

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  • うろ

    4
    2010/3/8

    眼がボタンってのは相当怖いビジュアルですね~。
    人形アニメなので助かってる部分もありますが、ボタンの目のママが「あなたもボタンの目になりなさーい」なんて言ったりして、ファンタジーだと思ってきたら見に来たら思わぬトラウマ映画になる要素もあります。
    上映中、怖くてすすり泣いてる子もいましたが、終了後「面白かったね~」と話している子供達もいて、楽しむか怖がるかは紙一重のようです。

    ママとボタンの目のママ、そして魔女の三役の戸田惠子(特に魔女役が)がいい感じだったなぁ。

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  • maruwoo

    5
    2010/3/3

    ユナイテッドシネマのポイントカードが使えると言うことで豊洲をチョイス。なにげに初。
    3Dの方式はreal3D。メガネはお持ち帰りできるため、次回はメガネ分安くなる。

    オープニングとエンディングはかなり飛び出してきたけど(特にストップモーションアニメのすさまじさを力業で感じさせてくれるオープニングは見事すぎる! これで一気に世界観に引き込まれたし)、劇中は3Dのありがたみはさほど感じず。
    けっこうなガチャ目なのでうまく焦点が合わないのかもしれないが、トイ・ストーリー3D版より奥行きを感じなかった。
    ただメガネは軽く、サングラスみたい。外してみても画像はそれほどぶれず。

    正直、3Dではなく通常の映写タイプで、且つ字幕で見たかったというのがホンネ。
    オープニングで主人公コララインがダゴタ・ファニングと目視できるのに、いっさいその声は聞こえないし。もっともタレント起用の吹き替えには比較的肯定的な僕なので、榮倉奈々のやや棒読みっぽい台詞回しが、世の中にちょっとすねている11歳の少女にはハマっていたと感じた。
    ただストップモーションアニメなのにしっかりとリップシンクしているのを見たら、もっと感激度合いが違っていたと思うのが残念。立体視に字幕は邪魔すぎるのでしかたないけど。

    ただ職人の領域のストップモーションアニメには、ただただ唖然呆然。
    なんだろう、あの自然な仕草に動き。
    服は揺れ、髪の毛はなびき、胸まで上下する。
    劇中、相当な巨乳のおばちゃんが出てくるのだけど、これが人形アニメとは思えないほど、動くたびにイチイチ胸は揺れるのだ。なんというこだわり。
    コララインがベッドに入り眠りにつくと、その布団が上下する。まるで呼吸をしているように。
    表情は二十万種という売り文句にされているが、本当に豊か。
    常に口元をつり上げてシニカルな顔つきのコラライン、なんともかわいい。しかもアップになるとこまかく眼球が左右に動いているため、目に力がある。このへんの人形に命を吹き込むことへの尋常ならざるこだわりは大いに勉強になる部分だ。
    名前が強烈なワイボーン(Why Bone?「なぜ生まれたの」という名前。劇中では特にそれに対してのエピソードはなし)は首をかしげて、卑屈な印象。
    向こうの世界の住人は目がボタンであるのに、これまた絶妙な芝居で生命観を感じる。
    目で表情を出せないのになんとなく悲しそうだったり、その空気感がとにかくすごい。

    映像はすごくてもお話がね…というのが、いわゆるアート系のこだわりムービーにはありがちだが、コララインは定番ではあるもののそれゆえに王道展開で楽しませてくれる。
    途中、あまりに自然な芝居に人形アニメである感激はどこかにいって、単純に話に夢中になっていたし。

    世の中にはまだまだビックリさせてくれる映像があるんだなあ。
    いやはや感動しました。
    レイ・ハリーハウゼン魂、ここに健在ナリ。

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  • koni

    4
    2010/3/2

    アカデミー賞の長編アニメ部門ノミネートで、日本人の上杉忠弘はんがアニー賞最優秀美術賞受賞っちゅうんは、有難味が増しまんなぁ~。

    このキモいキャラに耐えられんっちゅう人は置いといて、普通の人なら10分で可愛く見えてきまっせぇ~!ほんま不思議。
    キモいけど可愛い、不気味やけど綺麗っちゅう独特の映像美が物語のファンタジー感を倍増させてくれよりますんで、大人もスクリーンに釘付けでおます。

    ほんで内容はっちゅうとコララインの冒険、ボタンの魔女から皆を救う大団円、ほんで、彼女が(成長したとは言えんこともないんやけど…モゴモゴモゴ)優しい少女となって近所の人々と折り合いをつけてHAPPY END。
    ほんま、大人から子供まで楽しめるストーリー展開でおます。

    今回は3D上映(っちゅうか3D上映のみ)でおますが、まぁ今更目新しさはなし。
    けど、人形を縫うとこで針がヌ~っと突き出てきた時には、思わず横向いてまいましたなぁ。

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  • やまんば

    4
    2010/3/1

    蜘蛛にもなぞらえられてデフォルメされてるボタンの魔女ですが、
    孤独を紛らわすために3人もの子供を監禁し、目ん玉をくりぬき、殺しちゃってるわけですから、
    猟奇殺人鬼ですよ、立派に。
    そのうえ目がボタンって!針で縫いつけるって!
    かなり不気味で、怖い!!
    そりゃ子供は泣きますよ。

    健全な親子やディズニーアニメファンには不向きな
    映画ですが、私には大好物でとても楽しめました。
    映像も素晴らしいものの、せっかくコマ撮りアニメなら、これ程なめらかでないほうが味があるかも..。

    ああ、「ナイトメア~」も3Dで作り直してほしいなぁ、飛び出すジャックを観たいっ!

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    ネタバレあり
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  • くるくる

    3
    2010/2/27

    魔女が怖いっす。ボタンの目が怖い…



    現代の家族を象徴しているかのような、多忙なパパとママ。



    退屈なコララインは、ちょっとした探検に出掛けます。



    退屈しのぎの探検だったはずが、予想外の大冒険に。

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  • 同居人X

    4
    2010/2/26

    カラフルでデザインがかわいい。
    でも話自体は結構ダークでピリッとスパイシー。

    そんな大人向けの絵本ストーリーでした。
    3Dの映像もきれいで
    本当に映画の中に入ったみたい。
    針で縫うようなシーンがあるのですが、
    針が飛び出してきますよ。

    子供向けではないですが
    子供が観ても大人が見ても面白い!

    小さいころ怒られたり、
    親からかまってもらえず

    「私の両親はどこか別の場所にいて、
    いつか迎えに来てくれるかも」

    と妄想したことがある人なら
    是非観たほうがいいです。

    私は六本木シネマズで
    字幕版で観ましたが、
    個人的には字幕版のほうがお薦めかも。

    絵本がベースなので
    英語自体が聞き取りやすいので
    (しかも簡単な英語が多い)

    自分でヒアリング

    字幕を見る

    どう訳されているかわかる

    という感じで英語勉強中の人もお薦め。

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    ネタバレあり
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  • Agrostemma

    4
    2010/2/26

    キャラクターやセットを少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影し、それらを繋げて動画にするストップモーションアニメである本作品。1分14秒の映像を作るのに、300人以上のスタッフで1週間掛かったそうです。この映画を撮るのに一体どれだけの労力と時間が掛けられたことか……気が遠くなりそう。それだけに、どこか懐かしく古めかしい映像には温かみがあり、それだけで充分に魅力的でした。

    古びたアパートに引っ越してきたコララインは、友達も無く、両親にも相手にされません。一人寂しく家の中を探索していると、鍵の掛かった小さな扉を見付けます。扉の奥は現実とそっくり、けれど別の世界。理想的なママとパパ。そして友人。美味しい食事にプレゼント。始めこそ警戒したものの、自分の望む夢の様な世界に惹き込まれていきます。しかし別の世界は所詮は虚像。その世界の闇と現実世界の大切さをコララインは次第に知る事になります。

    ジブリの手描きで作られた温もりあるアニメーションも、ピクサーのフルCGを使った色鮮やかで美しいアニメーションも好きだけど、この映画はそのどちらとも異なる個性を持っています。ただ偏にアニメーションといえど、子供も一様に楽しめる作品では無いと感じます。過激なシーンこそありませんが、ゾクッとする怖さはあります。

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