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投稿レビュー(17件)フローズン・リバーは星3つ

きっと、いつかは氷は解けて~ (投稿日:2012年1月8日)

タトゥーの施された足先から
ゆっくりと、容赦なくカメラがレイの体をなめて
映し出されるやつれて艶のない顔、そして涙。

ニューヨーク州の北の端、カナダとの国境
川が凍りつくほどの極寒の地で
レイが住んでいるのは、トレーラーハウスです。
新しい家を買うお金を
ギャンブル依存症の夫に持ち逃げされたレイ・・・

レイの居住地の近くには、モホーク族といわれる
先住民のコミュニティーがあります。
ライラは、モホーク族の若い女性。
夫を事故で失い、子どもを義母に奪われたライラは
お金を手にして、何とか子どもと暮らしたいと考えています。

二人は、運命的に出会い
反発しながらも、お金の為に法に背く事に手を染めます。

社会問題を背景に女性を描いた作品。

子どものお昼代にも事欠く生活の中で
可愛い下着をつけ、丹念にアイメークをして
風呂が壊れているにもかかわらず
入浴剤を買ってしまう・・・
夜、仕事に出る前に必ず
夫の電話に留守番メッセージを入れる…

女性の監督さん、女性の「本能」を描き出します。
やがてとんでもない事態に直面したふたりが
とった行動、下した決断も、また・・・

レイとライラを演じたお二人が本当にスゴイ。
他の出演作を拝見した事はないのですが
この役に「なりきっていた」と思います。

と、レイの長男TJ役の少年。
母を心配し、父を慕い、弟を大切に思ってるのに
ちょっと気難しい思春期をうまく演じていました。

やがて、春が来て氷が解け、川が静かに流れ始めるころ
きっと平和で静かな時が訪れる!それは、「子ども」の力~
エンディングで、やっと息をつくことが出来ました。

息の詰まる緊張の連続で、BGMの記憶もないのですが
字幕つきのエンディングテーマの歌詞は
物語のエピローグのようで、ホッ・・・

突っ込みどころ満載でも
笑って泣けて非日常に逃避行できる作品が好きな私には
ちょっと苦手なジャンル。
でも、映画の良さが詰まった作品だと思います。 »ガイドライン違反報告

投稿:ほし★ママ。

評価:4
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我が子のためなら母親は・・・ (投稿日:2011年7月31日)

我が子のために母親は何ができるのか。
母親は我が子のためなら何でもできる。
我が子を守りたい一心で、
ダメだとわかっていても・・・
すごく悲しいですね。
観ていてつらかったです。

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投稿:tom

評価:4
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母親という共通項 (投稿日:2011年6月16日)

『フローズン・リバー』というタイトルが連想させるように、物語は曇った、寒い地を舞台に進んでいきます。

レイとライラの、多くを語らないけれど通じる部分がある関係が良いです。
子供を想って生きる母親の包み込む優しさではなく、強さの面を見ました。

パキスタン人の赤ちゃんを探しに戻るシーンでは、国の問題以前にやはり母親だな、と安心しました。

他愛のない会話もほとんどない映画だったので、リッキーの笑顔に心が和みました(*^^*)
ラストで直った回転木馬のシーンも微笑ましくてよかったです!

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投稿:あいすくりん

評価:4
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地味だけど良かった!! (投稿日:2011年3月29日)

貧困、差別、銃社会…
ラストシーンでも深刻な状況は何一つ変わってはいないけれど、子供のため、友のため、女たちは体を張って生きていく。
男性の目線で見るとどうなのかが気になるところ。 »ガイドライン違反報告

投稿:おーたむ

評価:4
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母は強し (投稿日:2010年5月15日)

主人公の女性は、夫に蒸発され、家を買うために、やむなく犯罪に手を染めるが、15歳の息子には仕事はさせないし、自分の流儀で、これ以上の悪事は犯さないという一線を決めて、戦っている。

やってしまったことは、悪いことだが、悪人ではないし、相棒の女性にも理由がある。守るべきものがあるというのは、女性を強くする。家族の前途は多難だが、乗り越えてほしいという気持ちになる映画。見終わった後は、爽快。
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投稿:oakmoss

評価:4
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冷たい白銀の世界と、熱い人間愛 (投稿日:2010年4月19日)

「フローズンリバー」
タイトルからも安易に思い浮かぶ冷たい世界。

しかしこの物語は単に冷たさだけではない
人間の持つ確かに熱をもった心がしっかりと描かれている。

決して抑揚が強い訳でなく淡々と進む物語は
まさに凍った川のように静かではあるが
その中でゾっとするような恐ろしさや
一歩も引けない危機感がいつもそこにはあり
観ているものに常に緊張感を与える。

逃げられない、逃げてはならない現実と
生き抜くために選ばざるを得ない選択。
人間その気になればどんなことでもできてしまう。
たとえそれが犯罪だとしても。
それは絶対的な守るべきものがそこにあるから。

主演二人の演技、特にメリッサ・レオの演技はすばらしい。
女性らしさやかわいらしさを一切感じない恥を捨てた演技で
顔の表情、しぐさ、しわのひとつひとつまで
捨てるべきものは時に冷徹に容赦なく切り捨て
守るべきものを守る為に
必死に生き抜いてきた強い女性の証をスクリーン越しに感じた。

白銀の世界の美しさと冷たさが、このような女性像と何となく似ている気がした。

そして最後の選択は家族だけを守るもの以前に
一人の女性として母親として人間として
生まれ持ったゆるぎない深い情の表れと熱い人間愛を感じることができ
とても良かった。 »ガイドライン違反報告

投稿:PUI

評価:4
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金がなく悪と知りつつ (投稿日:2010年4月5日)

誰でも可能性があるが、極端な仕事。
たくわえは無いのか、相談する相手もいないのか、高価な買い物をやめないのか、もう少し考えられないか、子供もいるのに。
この状況の映画とすればまあこんなもの。
でも自分は職がなくなったときどうするか。 »ガイドライン違反報告

投稿:○○

評価:2
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生きるということ (投稿日:2010年3月14日)

レイとライラの行為は確かに法を犯しているが、
人間らしく生きるためのやむを得ない行為だったのではないか。
引き返して捨てた赤ん坊を助けたのも、
人として当たり前のことをするだけの理性があったれば故だろう。 »ガイドライン違反報告

投稿:まあくん

評価:3
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予想とはちょっと違う映画 (投稿日:2010年3月12日)

 チラシとか新聞の批評から話の筋からして
ハラハラドキドキする展開かなと思っていたのですが
物語はけっこうたんたんとすすみます。
 むしろ過剰な演出でなくてよかったと思いました。
私の映画の評価はエンデイング、つまり終わり方が
1番大事だと思っていますので、私はこの結末が
好きで、よかったと思いました。 »ガイドライン違反報告

投稿:走れメロス

評価:4
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母は強しって、古くはない? (投稿日:2010年3月10日)

子ども作るだけで、無責任でしょうむない男。男なんていなくても、母は強し、子は育てられる、って、ちょっと言い古された話ではない? 興味をそそるのは、カナダのこの寒い寒い凍り付く大地に暮らす人たち、ネイティブアメリカン居留地の治外法権の仕組み、命と財産を賭して国境をわたるアジア系の人々、札束を無造作に手渡しし、その場で数える取引のしかた、そして、ランチ代もあるかないかの、貧しい暮らしのトレーラーハウスにピカピカの大型スクリーンのテレビやおもちゃという、不思議な取り合わせ。
異文化ごちゃまぜ、てんこもりかな。そういうのも今のこの世界の隅にある現実なのでしょうね。
主役の女優さん、しわもしみもそのまま見せるという感じで、迫力ありましたが、日本の人には、小学校低学年の子どもがいるとは見えないでしょう。それはそれでおもしろく、かえって、若い女優さんが演じるより母親の迫力はありました。 »ガイドライン違反報告

投稿:ブンガブンガ

評価:3
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