香取慎吾
イチ
勝新太郎や北野武らが演じてきた時代劇の盲目のヒーロー、市をSMAPの香取慎吾が演じるアクション活劇。愛する人のため、一度は置いた刀を手に悪に立ち向かう男の孤独な戦いを描く。
※結末の記載を含むものもあります。
亡き妻との最期の約束を守ろうと、かつての親友の家に身を寄せ、百姓として生きようとする市。だが、故郷の村は非道な天道一家に牛耳られ、百姓たちは苦しい生活を強いられていた。追い詰められた彼らは市に助けを求める。
イチ
タネ
リュウジ
トヨ
タツジ
トラジ
ジュウゾウ
ヤスケ
ゴロウ
カジワラ
キタガワ
セン
シマジ
マサキチ
ゲンキチ
ミツ
テンドウ
原作
監督
製作
脚本
企画
企画
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
撮影
照明
録音
美術
編集
スクリプター
音楽
殺陣
装飾
衣裳
メイク
床山
助監督
庄内担当プロデューサー
製作担当
[c]2010「座頭市 THE LAST」製作委員会 [c]キネマ旬報社
音楽がかっこよくてCDまで購入。時代劇らしくないような音楽でしたが、この映画自体が何だか時代劇らしくないような気がしました。
時代劇のちょっと泥臭いところがなくて、映像も美しい感じ。だから時代劇が好きではない人にも楽しめそうだと思います。
またセットが豪華で、市の村の雰囲気だけでも見応えあり。
時代劇にありがちな、勧善懲悪ストーリーではない曖昧さがいいと思いました。必死で生きるってたいへんなことなのだと感じさせる、時代劇らしからぬ時代劇で、私は好きです。
主演の香取慎吾はじめ、俳優陣の方々の演技は素晴らしかったと思います。
ただ、こういう不条理や暴力なんかをテーマにするのなら別に「座頭市」である必要はなかったのではないのかと思いました。時代劇の方が型にはめやすかった?
最近リメイクや原作ものがやたらと多いのは、
オリジナルの脚本を書けるひとがいなくなってしまったからなのでしょうか。
淋しい限りです。