柴咲コウ
倫子
小川糸のベストセラーを柴咲コウ主演で映画化。心因性失声性になった主人公が、愛情を込めた料理で幸せを呼び込む姿を描く。料理を作るシーンもすべて吹き替えなしで撮影。
※結末の記載を含むものもあります。
失恋のショックで声を失った倫子は、疎遠だった母・ルリコが暮らす田舎で小さな食堂を始め、倫子の料理を食べると願いがかなうとうわさされるほどに。ルリコが末期がんだと知った倫子は、ルリコのために料理を作ろうと決意する。
監督
原作
脚本
音楽
エグゼクティブプロデューサー
製作
製作
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製作
製作
製作
製作
製作
企画
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
ライン・プロデューサー
プロダクション統括
撮影
照明
録音
美術
装飾
編集
スクリプター
ヘアメイク
衣裳
助監督
製作担当
料理制作
VFXスーパーバイザー
アニメーション・ディレクター
音楽プロデューサー
主題歌
[c]2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ [c]キネマ旬報社
密かな楽しみにしていた佐藤二朗さんの使い方が平凡すぎて残念。
幼獣マメシバのような特異キャラにしてほしかった~
三浦友和さんは『沈まぬ太陽』で悪徳ぶりを見たばかりでしたが、今回は『ALWAYS 三丁目の夕日』とかぶるキャラでした。
余貴美子さんは相変わらずのマルチぶりを発揮してました。
ホントに何でもできる女優さんですよね。
今回は入浴シーンでセミヌードも披露しています。
江波杏子さんのビフォア、アフターの変身ぶりは見ものです。
原作のスローライフな雰囲気を映画ではアニメーションCGを利用してかわいらしく仕上げていました。
母子のドラマというよりはファンタジー要素が強く感じます。
ふだん安さと速さ重視で料理をしている私ですが、
こんな風に、丁寧に気持ちを込めて料理をするって
素敵だなって思いました。
ときどき挟まるアニメタッチの
回想シーンが、アクセントになっています。
やっぱり料理系の映画って
好きだな(*^_^*)
ミュージカル風演出、アニメーション
舞台っぽいシーンもあるし、動物もいっぱい出て来ます・・・
テーブルの上に「和食」「フレンチ」「中華」に
「エスニック料理」も並んでいて、ちょっと戸惑うけど
お箸をつけてみたら、どれも美味しい♪
厳選した素材を使って、愛情こめて丁寧に調理し
バランスよく作られているから。
そんな作品でした。
美味しいお料理を食べると誰でも笑顔になれる。
もしかしたら、小さな奇跡が起きるかもしれないし
優しい眠りに誘われて、ステキな夢を見れるかも♪
でも、美味しい料理をいただけるのには
作ってくれている人の色々な思い(時には辛い気持ちも)と
命をくれる存在なくしては叶わない…
自然素材のファッションにそばかすだらけのノーメーク
ぬか床以外の全ての物と声まで失った輪子が
調理をして健気に生きる姿は、本当に可愛いくて愛しい。
見守って支えてあげたくなりますが、実は一番強い!
柴崎コウちゃんが本当になりきって演じておられました。
佐藤二朗さん、ブラザー・トムさん、田中哲司さん…と
個性的な役者さんが脇を固めているのも、とても楽しめます。
さすがの江波杏子さんの怪演は見逃せません。
満島ひかりちゃん、やはり「一癖」ある役!
ポップでファンキーでぶっ飛んでる
おかん・余貴美子さんが、また最高でした。
『おぎゃぁ』『ホテル・ハイビスカス』と本作・・・
この方のお母さん役には
危なっかしいようで不思議な安心感があります。
娘を思う母の気持ちが切ないです。
そして大いに共感しました。
是非、観て感じて味わって下さい。
ただし、空腹の時に観ると辛いです。