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「空中庭園」以来4年ぶりとなる豊田利晃監督作。歌舞伎や浄瑠璃の演目にもなっている説話「小栗判官」の世界観に、独自のアレンジを加えたファンタジー・ドラマだ。

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人間が全世界を支配する以前の時代。天才按摩・オグリ(中村達也)は、闇の世界を司る大王(渋川清彦)が君臨する砦に招かれる。“あの世行き”を恐れる大王が患う業病を癒すために、この腕利きの男は必要不可欠だったのだ。オグリを気に入った大王は、彼をそばに置こうとするが、オグリは大王の言葉に従おうとしない。さらに、オグリは大王に捉えられていた姫・テルテ(草刈麻有)を砦から脱出させようと促す。健康な身体を持ち、忠誠を誓わないオグリに異常なまでに嫉妬し、腹を立てた大王は彼を“あの世”へ葬ってしまう。だが、門番(板尾創路)の計らいで、オグリは生死の境から、身体の自由を奪われた「餓鬼阿弥」の姿で再び現世に戻ることになる。その姿を見かけた和尚(マメ山田)は、全身が硬直したオグリをイザリ車に乗せ、縄を引くがすぐに力尽きてしまった。一方、大王の隙をついて砦から脱出したテルテは、森の中でオグリと運命的な再会を果たし、シュマ(新井浩文)という男から、零落したものが生命力を取り戻し再びこの世に蘇ることができるといわれる伝説の「蘇生の湯」の存在を知る。オグリに想いを寄せるテルテは彼を人間の姿へと蘇らせるために、一心不乱に地の果てにあるという「蘇生の湯」を目指してイザリ車を引く。しかし、その背後には、逃げ出したテルテを血眼になって探し続ける大王の魔の手が迫っていた。果たしてテルテの無償の愛は、オグリに再び生きる命を与えることができるのか……。

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作品データ

製作年 2009年
製作国 日本
配給 ファントム・フィルム
上映時間 83
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スタッフ

監督 豊田利晃
プロデューサー 千葉広二
アソシエイト・プロデューサー 永田勝治小西啓介松橋真三吉田博昭
脚本 豊田利晃
撮影 重森豊太郎
衣装デザイン 伊賀大介
音楽 TWIN TAIL
美術 原田満生
編集 村上雅樹
録音 柿澤潔
レコーディング&ミックス ZAK
スチール 名越啓介
音響効果 柴崎憲治
デザイン 大橋修
ヘアメイク 徳田芳昌
助監督 丸谷ちひろ
照明 竹本卓司
装飾 佐藤孝之
SFX/VFXスーパーバイザー 道木伸隆
製作担当 佐藤裕武

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