上野樹里
ノダメグミ
3000万部を突破した同名漫画を2部作で映画化。ドラマ版の主要キャストが続投し、ヨーロッパ5か国でロケを敢行。ピアニストの“のだめ”と指揮者“千秋”の関係が描かれる。
※結末の記載を含むものもあります。
国際音楽コンクールで優勝した千秋はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者を務めることに。しかし、バラバラな演奏とやる気のない団員の態度に千秋は愕然としてしまう。一方、のだめは音楽学校の試験勉強に追われていた。
ノダメグミ
チアキシンイチ
ミネリュウタロウ
ミキキヨラ
オクヤママスミ
フランク・ラントワーヌ
タチヤーナ・ヴィシニョーワ(ターニャ)
ナミキユウコ
ソンルイ
マツダユキヒサ
テオ
クロキヤスノリ
エリーゼ
ミネタツミ
フランツ・フォン・シュトレーゼマン
原作
脚本
監督
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
プロデュース
プロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
撮影
照明
録音
美術デザイン
編集
記録
VFXプロデューサー
ミュージックエディター
美術プロデュース
美術進行
スタイリスト
監督補
助監督
助監督
製作担当
製作担当
[c]2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社 [c]キネマ旬報社
朝ドラ以外のドラマを観る事は、ほとんどありません。
特に連続ドラマは・・・
そんな私が、珍しく最初から最後まで欠かさず観たのが
『のだめカンタービレ』でした。
上野樹里ちゃんはじめ、若手の魅力的なキャストが
総出演だったので、チャンネルを合わせてみたら
すっかりはまってしまったのでした。
全く知識のないクラシックがとても身近に感じられ
CGやアニメーションも質が高く
何と言っても、みんなが楽しそうに役になりきっている・・・
年に一度くらいは、スペシャル版が観れたらいいな~と
思っていたら、何と!スクリーンに♪
クライマックスのマルレ・オケの演奏会
ドレスアップして、チュールのついた帽子をかぶって
客席に座っている私。
スタンディングオベーションしている私。
常連の会員のおじいちゃまにハグしちゃってる私。
のだめのお株を奪って、妄想の世界に突入してしまいました。
実際クラッシックのコンサートには
数えるほどしか行った事がないのですが~
進級試験やオーディションで演奏される曲も
ステキな選曲ばかりで、うっとり!ウキウキ!
特に主な曲には、玉木さんのステキな声で
解説があるのが、ありがたかったです。
「楽しい音楽の時間をありがとう」と
心からお礼をいいたいです。
ヨーロッパ各地のステキな景色や
建造物も目の肥やしになりました。
~・~・~・~・~
チケットをもぎるお姉さんが
「後編の予告があるので、明るくなるまで着席を!」と
呼びかけていたにもかかわらず
数人の方が、早々に立って行かれました。
アララ~と思いましたが
ある意味正解だったかも知れません。
「ズルイ・・・」
『悲愴』が流れる中、茫然自失だったのだめ
動き出しそうな日本組のメンバー(特に真澄ちゃん♪)
さぁ、後編にはどんなドラマが待っているのでしょう。
後編が待ち遠しすぎです!!
邦画はめったに観ない私ですが、この映画は音楽が聴ける~♪
ということで、ぜひ映画館で。と思っていました。
ん~。音楽満喫♪
オーケストラはもちろんですが、カラフルな「トルコ行進曲」も新鮮でした。
デジタル音声ですから、生音とは違うでしょうけれど、
楽しさ迫力は生以上かもしれません。
なんといっても、演奏シーンのアップを大画面で見ながらなんですから、
演奏会の遠景よりも迫力があるのはあたりまえ。
普通は観られない指揮者の表情や表現もこの映画の見せどころ。
私が観た映画館では、見に来ている人達も音楽マナーをちゃんと心得ていて、
本番の演奏の始まる前の指揮者がタクトを振る前の無音のシーン。
場内は完璧な無音になりました。
これは生の演奏会よりも静寂に近かったと思います。
チャイコフスキー 序曲 「1812年」
この曲の表現と演奏は素晴らしく、印象に残りました。
この曲は野外で演奏されるときは実際に大砲の空砲を撃つことがあるそうです。
ビジュアル的な面から原作にはないこの曲が演目として選ばれたんじゃないかな。と思います。
クラシック・ファンの方もおっしゃっていましたが、演奏の演技も素晴らしく。
誰が役者で誰が本物の音楽家か、一見してわからなかった。そうです。
玉木君も指揮者が板についていますね~。本物より本物らしく見えます。
クラシックファンにも観てほしいです。できれば、音響のよい映画館で♪