広末涼子
ウハラサダコ
2009年に生誕100年を迎えた松本清張の同名小説を映画化。夫が失踪した謎を追う女性が、ある衝撃の真実を知るサスペンス。広末涼子、中谷美紀、木村多江の3大女優共演も見もの。
※結末の記載を含むものもあります。
結婚直後、禎子の夫・憲一が失踪を遂げた。消息をたどり、金沢へ向かった彼女は夫のかつての得意先で社長夫人の佐知子と受付嬢の久子に出会う。同じ頃、連続殺人事件が起きるが、その被害者は憲一と関わりのある人物だった。
原作
脚本、監督
脚本
音楽
製作総指揮
製作総指揮
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作統括
製作
企画
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
企画プロデューサー
製作プロデューサー
キャスティングプロデューサー
プロダクション統括
撮影
美術
録音
照明
編集
装飾
VFX
助監督
製作担当
音楽プロデューサー
[c]2009「ゼロの焦点」製作委員会 [c]キネマ旬報社
これはねぇ
「ミステリー」ですか?
犯人が予想通りだったんですけど・・・
話の流れがベタすぎる!
あ、この人、殺されるって思ったら、
ホントに殺されたし。
2時間ドラマならいいけど、
映画と考えると、ちと残念なり。
築80年の公会堂で催された試写会。
招待客は、1400人の老若男女
いつもにも増して年齢層も広く、男性も多くおみえでした。
上映に先立って、舞台挨拶に登壇された犬童監督
50年で日本はすっかり変ってしまって
ロケ地に苦労されたと言う事
映画化に当って、原作を読んで犯人を知ってる人にも
全くの白紙で映画を観る、時代背景を理解しづらい年代にも
それぞれ伝わる作品を目指したと言う事を話されました。
犯人が、なぜ罪を犯す事になったのか
その心情や社会背景を丁寧に描く清張先生の作品。
しかも、細やかなトリックも用意されている。
それを美しい女性三人が演じる。
冬の金沢と言うミステリアスな舞台。
昭和30年を際立たせる為のSLなどの演出。
どれもこれも盛り込んであるのだけど
(そこが監督が力を入れたところなんでしょうが…)
わたしにとっては、どこも盛り上がりがイマイチでした。
ただ、中谷美紀さんは素晴らしい!
ファッション、立ち居振る舞い、声のトーンも、顔の表情も。
後半は、中谷さんに「焦点」を絞って観ました。
監督が、中谷さんは完全に役に入ってしまう人と
言っておられましたが、中谷さんではなく
室田佐知子がそこにいる!と思えました。
暗くて、重くて切ないお話です。
自分の思っている事をこうして堂々と
表現できる時代に生きている事をがありがたく思います。
脚本というか原作がものすごいんですね。まつもとせいちょう。
役者の演技が上手いというか怖い。役者さんてすごいですね。
昭和前半の日本社会がうつされてます。昭和が舞台の作品は好きだけど、人が死にすぎてコナンみたいだった。映像が脳裏に焼き付いてる(T_T)
佐知子の弟「戦争は子供を大人にする。姉さんはもっと子供でいられた」?が印象的でした。
昔"女性の社会進出"に向けて努力していた、たくさんの女性達への感謝を忘れずに生きていきたい。