ジェイコブス・ラダー(1990)|MOVIE WALKER PRESS
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ジェイコブス・ラダー(1990)

1991年4月6日公開,115分
PG12
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夢と現実との区別がつかなくなって悪夢の中を彷徨う男の恐怖の体験を描くサイコ・スリラー。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ、製作はアラン・マーシャル、監督は「危険な情事」のエイドリアン・ライン、脚本は「ゴースト ニューヨークの幻」のブルース・ジョエル・ルービン、撮影はジェフリー・キンボール、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャほか。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ある日のこと、突然地下鉄の車内でかつてのベトナムでの体験が蘇り、何者かに刺される夢を見た時から、ジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)の日常には奇妙な幻覚が交錯するようになった。見なれた風景にも違和感を覚え、現実感覚が失われたと訴えるジェイコブに同棲相手のジェジー(エリザベス・ペーニャ)は「それはニューヨークだからあたりまえ」とそっけない。が、化物の乗った車に轢き殺されそうになり、パーティーでは黒人女性に手相ではすでに死んでいるはずだと言われたジェイコブはついに高熱を出して、意識を失ってしまう。目覚めるとそこには別れたはずの妻(サーラ)や子供の姿が…。しかしそれも夢だったのか、再び気がついてみると彼はジェジーの部屋にいた。自分の精神状態に危惧を抱いたジェイコブはかかりつけの医師に相談に向かうが、医師は既に死亡、ジェイコプのカルテも失われていた。今や、ジェイコブの心の支えはベトナムで痛めた背中を診てもらっている整体治療師のルイ(ダニー・アイエロ)だけだった。そんなある日、ジェイコブはかつての戦友ポールに会い、彼もまた同じ幻覚に悩まされていることを知って驚く。がその直後にポールの乗った車は爆発して、炎上してしまった。ポールの葬式に集まったジェイコブと同じ隊だった戦友たちは全員悪夢を体験していると語り、原因が戦争にあると悟ったジェイコブは政府を相手に立ち上がろうとするが、そんな彼の前にマイケル(マット・クレイヴン)と名乗る医者が現われ、全ては政府が開発したラダー(階段)という幻覚剤によるもので、ジェイコブの隊はその実験台にされたのだと告げる。全てを理解したジェイコブは、彼を無きものにしようとする医師たちからルイの手によって助け出され、連れられた先は交通事故死した息子ゲイブの待つ階段だった。ゲイブに連れられ安らかな表情で階段を登るジェイコブ。その時ベトナムの野戦病院のベッドに横たわるジェイコブに、医師は死亡を告げる。全てはラダーがもたらした死の直前の幻覚であったのだ。

作品データ

原題
Jacob's Ladder
映倫区分
PG12
製作年
1990年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
上映時間
115分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.3
  • Movie Walkerユーザー

    3
    2018/8/30

    旧約聖書のヤコブの話をヒントに、悪夢と現実の間で翻弄されていくベトナム帰還兵の男の奇妙な体験を描いたサスペンス・スリラー。戦争の後遺症によりどんどん夢と現実の区別がつかなくなっていく、反戦映画かと思いきや全部死ぬ前の走馬灯、夢オチで、生と死に向き合ってます的内容。面白いのはわかったし名作だがいかんせんややこしいので予習してから観た方が良かった。いつまた変なことが起こるんだって疑いながら見るから全く安心出来ないし終始気味が悪い。パッケージもかなり気持ち悪い方だと個人的には思う。

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