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投稿レビュー(2件)残菊物語は星4つ

感動的な溝口監督の大傑作 (投稿日:2016年2月11日)

溝口健二監督の初期作品。
1939年製作の映画であり、当時の軍国主義の流れを嫌った溝口監督が描いた舞台もの。

歌舞伎界に生まれ育って「大根演技」をしても持て囃される若旦那=菊之助だったが、子守女のお徳(森赫子が名演!)は、彼のことを思って「もっと芸の道に真剣になって凄い役者になって欲しい」とズバッと指摘する。ここから菊之助の「芸に対する真剣な姿勢」が生まれる。
そして菊之助がお徳に恋愛感情を抱くが、お家柄もあり、大旦那などからは猛反対される。
「芸」に向かい合うため、東京から大阪に行き、「一年後」になってもパッとせず、更に「四年後」の旅芸人生活。一緒に回ったお徳は身体をこわし気味になる。
そして最後は、………感動の物語となる。

大旦那が菊之助に言った「お前、(病床の)女房(=お徳)の所に行ってやれ」というセリフでは涙腺全開(笑)

溝口健二監督のワンシーン・ワンカットの緊張感が伝わる大傑作である。
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投稿:たっかん

評価:5
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画面の迫力について。 (投稿日:2007年6月24日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

最近の特に邦画に多いんですが、画面に迫力が無いなと感じます。この作品を見て、画面に迫力があるというのは、画面の全てに何らかの意味があり、俳優もその中で緊張感を持って画面の一部になっている事ではないかと感じました。ワン・シーン・ワン・カットなので失敗が許されませんから、撮影は、かなりの緊迫感があったのではないかと。主役だけでなく画面に映っている俳優、セットにすら緊張感を要求する溝口監督。この映画は、最強です。着物を着ながら演技をする辺りなんか自然で惚れ惚れします。ラストは、明治の話でやむ得ませんが現代の女性が見たら怒り狂いそうな内容です。この後、続けて「リトル・ミス・サンシャイン」を観ました。68年前の傑作と昨年度の傑作を同時に見れ、感動できる事が映画の力だと再確認いたしました。(「リトル・ミス・サンシャイン」のレビューは、みなさんの絶賛評が正しいですから参考にしてください。) »ガイドライン違反報告

投稿:上海十月

評価:4
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2020/10/28更新
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