山猫(イタリア語・完全復元版)|MOVIE WALKER PRESS
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山猫(イタリア語・完全復元版)

2004年10月23日公開,186分
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伊の名匠ルキノ・ビスコンティの代表作を、ニュープリントで上映。19世紀末、統一戦争に揺れるイタリアを舞台に、貴族階級の盛衰と時代の推移を描く一大叙事詩だ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1860年、革命軍がシチリア島に上陸。だが、島を長年統一してきた名門の当主サリーナ公爵は時代の流れに動じず、避暑地の別荘へ。そんな時、彼が溺愛する甥が、新興ブルジョワジーの娘と恋に落ちる。

作品データ

原題
Il gattopardo
製作年
1963年
製作国
イタリア フランス
配給
クレストインターナショナル
上映時間
186分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.3
  • まこと

    4
    2013/2/8

    TOHOシネマズ午前十時の映画祭で鑑賞

    イタリアの内戦とその後の世代交代の時代に生きる貴族の話です
    正直、ストーリーについては、漠然としか理解できませんw
    舞台となっている1860年代は、日本で言えば幕末、明治維新の頃ですね
    欧米の人が何の説明もなしに、日本人向けに作られた幕末の映画を見せられても、恐らく理解は難しいでしょう
    まあ、多分、そんな感じだと思います…何となくは理解できますけど、本当に何となくですw

    主人公はサリーナ公爵(バート・ランカスター )なんですが…まあ、ひたすら、ダンディですw
    貴族としての生き方というのは、市民の生き方とは、当然、違うんですね
    作中でも、そのような市民と貴族の価値観の違いを表すセリフがありますが、そこには特に皮肉などが込められている様子もなく、むしろ、ある意味で尊敬や親愛の情すら感じられます

    全体を通して、セリフのセンスが光ってますね
    公爵やタンクレディ(アラン・ドロン)のセリフは、シビレますw
    もちろん、単にダンディな魅力だけではなく、特に公爵のセリフなどは、その生き様や哀愁など、奥深さを感じさせてくれます

    また、映像の美しさも際立っています
    前半で見られる自然や町並みなどの風景も美しいですが、特に後半の舞踏会で見せる色彩豊かな映像には目を奪われます
    当時の上流階級の華やかさや退廃した空気を感じさせる一方で、軍人の台頭も伺わせる絵ですね

    イタリアの歴史にはまったく精通していませんが、激動の時代、ターニングポイントにあって、伝統的な考えを持つ貴族階級、革新的な考えを持つ若い貴族たち、成り上がりの商人、軍人、政府の高官、そして女性たち…そういった様々な人たちがどのような思いを抱いていたのか、とても興味深いものがあります

    しかし…ストーリー的には取り留めなく、少々退屈な内容である事も否定できませんがw
    とりあえず、眠気を押し殺してでも、一見の価値がある映画だと思いますww

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  • パライバ

    3
    2012/5/28

    イタリア統一の頃のシチリア貴族の様子が描かれる。
    バート・ランカスターがひたすらダンディ。
    若き日のアラン・ドロンはやはり美形。
    レディ達のドレスにうっとり。中でも後半の大舞踏会の夜会服の洪水は圧巻。

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