蕨野行(わらびのこう)|MOVIE WALKER PRESS
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蕨野行(わらびのこう)

2003年10月4日公開,124分
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芥川賞作家の村田喜代子による同名小説を「四万十川」の恩地日出夫監督が映画化。豊かな自然溢れる山形を舞台に、江戸中期の棄老伝説を現代的な視点と発想で描いた感動作。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

庄屋の嫁ヌイが暮らす村には数年に一度の凶作から免れるための約定がある。それは六十歳を迎えた者は人里離れた原野に移り住み、そこで秋の終わりまで生きのびた者だけが里へ帰ることを許されるという。ある年、ヌイの姑レンも約定で家を出る。

作品データ

製作年
2003年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
124分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.7
  • 晴耕雨読

    5
    2009/6/27

     BS放送で鑑賞しました。スタッフの紹介で千歳栄社長の名前を発見。以前に朝食セミナーでお会いして、「神々の風光」という書籍を頂戴致しました。映画「蕨野行」同様に神と仏の国を文章と写真でつづったものでした。映画は人生の春夏秋冬を描いており、「楢山節考」ほどの絶望感はない。春は初めて蕨の地を訪れたときの少年少女の感受性に溢れ、夏に渓流で水浴びをする老婆たちは華やかな青春そのものを彷彿とさせる。秋は壮年期であり来るべき冬に備える。そして、人生の終焉である冬を迎える。「殯の森」同様に残したい日本の原風景がここにある。

    【NHK衛星第二放送】鑑賞

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