少年と鮫|MOVIE WALKER PRESS
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少年と鮫

1980年6月7日公開,0分
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南太平洋のボラボラ島を舞台にサメと少年の友情を描く。製作はラファエラ・デ・ラウレンティス、監督はフランク・C・クラーク。「チコと鮫」の原作者クレメント・リッチャーの小説を基にルイス・ラ・ルッソ二世とジム・カラバトソスが脚色。撮影はサム・マーティン、音楽はフランシス・レイ、編集はイアン・クロフォード、製作デザインはア・ニュイ・べン・テリーテハウ、海底場面撮影はジョン・マーリン・ジュニアが各々担当。出演はデイトン・ケイン、マレン・ジェンセン、キャスリーン・スワン、キーヒー・ファーデン、オリベリオ・マシェル・ディアス、ジョージ・タパレ、デビッド・ナクナ、ロバート・アタム、ボブ・スピーゲルなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

南太平洋上の群島の一つボラボラ島。この島の深海にあるといわれている伝説の黒真珠にひかれて、ハワイから移り住んできたマニドウ(オリベリオ・マシェル・ディアス)は、11歳になる孫のチコヨ(ディトセン・ケイン)と共にこの島の入江で生活していた。マニドウは、ある日、チコヨに黒真珠のある場所を教え、チコヨがその深さまで潜れる力と勇気が出来た時、黒真珠はおまえのものになると告げた。数日後、漁師のひとりがサメに襲われ、サメは、漁師たちが投げたモリに傷つきその場を逃れて、サンゴを採っていたダイアナ(マレン・ジェンセン)に襲いかかろうとした。ダイアナは、この島で真珠の養殖をやっている金持ちの孫娘だ。彼女は危いところをチコヨに救われ、死に際のサメが生んだ1匹の子ザメをマニドウが持ち帰った。ダイアナはチコヨに救われたのが縁でチコヨの友達になり、サメの子は日ましに大きくなっていった。チコヨは毎日サメの子と泳いだり潜ったりして遊んでいた。やがて、ダイアナがアメリカの両親のもとへと去って行き、マニドウが自分の魂をサメに預けて息たえていった。チコヨはこのサメにマニドウと名づけ、生活を共にし、数年がたった。美しい娘に成長したダイアナが帰って来た。再会したチコヨは、危険を犯してマニドウに守られながら黒真珠を採り、それを首飾りにしてダイアナに贈った。一方、ダイアナの兄ジェフ(キーヒー・ファーデン)は、ダイアナの黒真珠を見て、金儲けを企むが、雇った男はサメに襲われ死んでしまった。黒真珠を採る仕事をチコヨに拒まれたジェフは、チコヨにダイアナと会うことを禁じ、マニドウを捕まえてしまった。海中に潜り、マニドウを救ったチコヨは、途中で酸素がきれてしまうが、危いところをダイアナに助けられ、2人は遠い島をめざして泳いでいくのであった。その後を寄り添うようにサメのマニドウがついていく……。

作品データ

原題
Seakiller
製作年
1979年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
上映時間
0分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

5.0
  • Movie Walkerユーザー

    5
    2019/6/30

     昔、深夜のテレビ放送でこの映画を初めて観ました。めくるめく美しいタヒチ・ボラボラ島の海と、フランシス・レイの限りなく美しい音楽。ひとりぼっちとなった少年チコヨの成長と、友達のサメ、美少女のダイアナが織り成す物語は、まるで夢の世界のように感じられたものでした。今は、昔借りたビデオの録画を持っていますが、テレビの再放送では見ることは、それ以来全くありません。

     このような本当の名作が、日本ではいまだにDVDやブルー・レイで大勢の人が見られないままになっているのは、私にとっては不思議で仕方ありません。

     今風の派手な音と映像ばかりの時代にこそ、このような美しい映画を観たいと思うのは私一人では無いと思います。

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