ゆずり葉|MOVIE WALKER PRESS
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ゆずり葉

2009年6月13日公開,103分
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映画作りに挑む2組の恋人たちの姿を描く、全日本ろうあ連盟の創立60周年を記念するドラマ。自らも聴覚障害の息子を持つSPEEDの今井絵理子が主人公の昔の恋人役を好演。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

障害者への資格制限などの差別撤廃運動を盛り上げるため、20数年前に中断していた映画制作に再び取り組むことにした大工の敬一。オーディションで吾朗という青年を主演に迎えるも、彼は私生活にトラブルを抱えていた。

作品データ

製作年
2009年
製作国
日本
配給
財団法人 全日本ろうあ連盟
上映時間
103分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.9
  • tsubakihara

    4
    2009/10/10

    つくられた映画ではありません。監督は耳の聞こえない方だそうですが、健聴者も大勢携わってつくられた映画です。聞こえる人と聞こえない人が結ばれてはじまるこの物語は、むしろ聞こえる人が見るべき映画としてつくられているように思います。吾郎のはっきりと声にならない叫びは健聴者でこそよりグッとくるものかも知れません。そして映画ファンを自認する方なら余計に見なくてはいけません。見よ!この映画の中のあふれんばかりの映画愛を!あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますが、スクリーンに映った早苗の姿にかじりつく敬一と吾郎の姿が一瞬重なる場面は屈指の名シーン。最近の日本映画、後々になってこの映画はあのシーンがいいなって語れるものがどれだけあっただろうか?見てろうあ者がどうこうを議論する前に、この映画のパワーを感じて欲しいです!日本映画にもっと字幕が必要だということについて触れられている点についてはその筋の関係者に見ていただいてより前向きに考えていただくには格好の作品とも言えます。

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  • のだめ

    5
    2009/9/12

    各都道府県の「聴覚障害者協会(ろうあ協会)」が主催・運営して、地域の公民館や大きめのホールなどで上映されていると思います。
    観るにあたって、ハンカチではなくハンドタオルを持参されることをお奨めします。
    こんな展開になるのか!! と驚かれることでしょう。
    感動的な、推理小説映画のようでした。

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  • はちみつ

    5
    2009/6/14

    コミュニケーションの難しさ、当たり前のことが当たり前でない場合があることを改めて感じました。
    聞こえる側と聞こえない側の事実は、何も不自由なく生きてきた自分には、あまりにも衝撃的なものでした。
    でも、決して悲痛な叫びを語った映画ではなく、恋人や親子の愛情を綴った勇気や希望を与えてくれる普通の物語です。

    これまでのボランティアの本質を考え直しました。
    あまりにもテーマが深い作品です。
    沢山の方が見るべきものだと思いました。

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