ドゥエイン・ジョンソン
ジャック・ブルーノ
国家機密が隠された禁断の地、ウィッチマウンテンを目指す兄妹と彼らを助けたタクシー運転手の危険な旅を描くSFサスペンス。ドウェイン・ジョンソンがタクシー運転手をコミカルに演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
謎めいた兄妹を助けたタクシー運転手のジャック。彼らは国家機密が隠されているといわれる禁断の地“ウィッチマウンテン”を目指していたが、政府の特殊機関や、謎の暗殺者の魔の手が一行に襲いかかる。
ジャック・ブルーノ
サラ
セス
アレックス・フリードマン博士
ヘンリー・バーク
ティナ
アンソニー保安官
ドナルド・ハーラン博士
監督
脚本、ストーリー
脚本
原作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影監督
プロダクション・デザイン
編集
衣装デザイン
スペシャル・キャラクター・エフェクトデザイナー
スペシャル・キャラクター・エフェクトデザイナー
音楽
音楽監修
スタント・コーディネーター、第2ユニット監督
字幕
[c]2008 DISNEY ENTERPRISES, INC. [c]キネマ旬報社
つかみから展開、ラストまで、スケール感はちょっとお金を使ったテレビ映画風でもあるが、楽しく見られる映画。クレジットでディズニーの文字。流石に外さない感じ。泣けて笑えてドキドキのあり得ない話。SF映画も、作り方次第。
何と、75年(日本公開は77年)の地味なディズニーの児童向け映画の
再映画化。
確か、日本では、全然、子供たちにも相手にされないで地味に公開されていた。
当時は、子供は日本のアニメ映画を見ていた。
アメリカではヒットしたのでしょうかね。
なので、期待しないで見たのですが、話は、ディズニーっぽい子供が
主人公の児童向けの話であるが、当時と違って、特撮のレベルが
違うので、そこそこな映画になっている。
前半の追っかけっこは、連続して危機が展開するのであきないで
見れる。
(後半はちょっと息切れするが、SFオタクで笑わせる)
アクションもきちんととっている。
子供向けの話でも、ちゃんと撮っている姿勢が良いです。
この映画は。「未知との遭遇」をかなり意識しており、
飛行物体の隔離、秘密を独占しようとする国家、追っかけっこ、
夜の闇で光で浮き上がるさまなど、この監督は、「未知との遭遇」オタク
ですね。
そう言えば、70年代後半って、「UFO」「宇宙人との遭遇」がブームに
なっていましたね
この映画は『星の国から来た仲間(1975年)』のリメイクとのことだけど、そちらは観たことがない。『星の国から来た仲間』では兄妹は記憶を失っていて孤児院に入るところから始まるらしい。この映画の出だしとは全く違う。
兄妹は記憶を失っていない。自分の使命も、自分が何者であるかもきちんと理解している。異星人ながら英語も堪能だ。まぁワームホールを使って星間旅行をする文明なら、他の星の言語ぐらいすぐ習得できるか。
この兄妹をめぐって、アメリカ特殊機関と兄妹と星から送り込まれた殺人者とのデッドヒート!
もちろん、ディズニー作品なので安心してみていられるのだけど。
この映画で気になったことは次の2点!
ひとつは、イエローキャブってものすごく頑丈なこと。
そして次は殺人者の素顔。殺人マシーンを作る時、顔形は自分たちに似せて作るのが普通だろう。あの兄妹、たぶん地球上では人類に紛れ込むため人間の姿形に返信しているのだろう。すると・・・もしかしたら・・・本当の姿はあんなのだろうか??