十代目松本幸四郎
マツモトシゲル
まったく接点のなかった男女の心の触れ合いをユーモアたっぷりにつづる感動作。歌舞伎界のスター、市川染五郎と韓国の人気歌手ユンナの顔合わせも見ものだ。
※結末の記載を含むものもあります。
映像を学ぶために長野の大学へ留学してきた韓国人少女ソラが、悲しい失恋を経験する。そんなある日、3つの仕事を掛け持ちする奇妙な中年男・松元と出会ったソラは、彼を映像作品の被写体にしようと思いつく。
マツモトシゲル
チェ・ソラ
イ・ヒョンジュン
ハ・スジョン
イサカミナコ
オオムラアツシ
カミフジコウジ
監督、脚本
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
企画協力
撮影
照明
録音
美術
スタイリスト
編集
助監督
製作担当
ガラスびん監修
音楽
主題曲/主題歌
[c]2009「今度の日曜日に」製作委員会 [c]キネマ旬報社
全体的に悪くは無いんだけど、後半がお決まりのパターンに感じられてダメでした・・。
主人公の女の子はいい感じでした。
染五郎はドジでおっちょこちょいな、くたびれたおじさんにどうしても見えない・・。
外見はくたびれたおじさんに見えなくもないけど、セリフをはきはきした調子で喋っているせいでしょうか、どうしてもせいかんで育ちのいいイメージが抜けません・・。
長野の風景や雰囲気、主人公の大学生とおじさんの交流は良かったです。
・ビンを集めてる方
・アルバイトを3つ以上掛け持ちしてる方
・女子大生とお近づきになりたい中年の方
にお勧めです。
今の日本映画の中での、良質さをかいまみせてくれます。
話は単純なボーイ・ミーツ・ガール式なんだけど、一方は中年のさえないオヤジ(市川染五郎さん)もう一方は韓国からの留学生(ユンナさん)。その出会いはかなり現実離れはしているけれど、マイノリティー同士の暖かさが通じ合う過程を、本当に丹念に描いてありました。
彼女は先輩に恋しているわけだけど、多分この中年男性の人生への向き合い方を機に、素晴らしい女性になっていくんだろうなぁって想像することも楽しかった。
低予算でつくったんだろうと思いますが、配役の妙、特に染五郎さんの好演で光あふれる作品になりましたね!
これをハートウォーミングっちゅうんでしょうねぇ♪
暖かくて癒されるんで、期待以上でおました。
演技が重たそうな市川染五郎ですが、なんのなんの、普通の中年の自然な表情でしたから、こっちも素直にスクリーンに向えます。
また、韓国歌手のユンナも思春期・反抗期の女性を自然に演じちょりました。
無理なHappy Endも、とってつけたような出来事もなし!ほんま自然な展開やから、こっちも自然に素直に感動でけます。
ちょっと笑って、ほんのり泣いて…なかなかえぇ時間を過せました。