フロスト×ニクソン|MOVIE WALKER PRESS
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フロスト×ニクソン

2009年3月28日公開,122分
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1977年に米国で放送されたテレビの伝説的なインタビュー番組を映画化。セレブな人気司会者と汚名にまみれた元大統領との知力を尽くしたトークバトルをスリリングに描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ウォーターゲート事件によって政界から引退したニクソン元大統領。全米進出をもくろむテレビ司会者フロストは、沈黙を守るニクソンとインタビュー番組で対決し、ジャーナリストとして名を上げようとする。

作品データ

原題
Frost/Nixon
製作年
2008年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
上映時間
122分

[c]2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.1
  • ひろちゃん

    2
    2010/10/24

    アメリカ人は、不正に対しては執拗に追及する。
    日本では、田中角栄を問題を暴く映画もないし、今、それを描く事なんか
    ほぼないのと大違いである。
    しかし、アメリカって、ニクソン嫌い(共和党)嫌いな映画人ってほんと多いですね。

    この映画はイギリスでの舞台の映画化であるが、ニクソン=悪の前提で、
    本音を如何に引き出すかを描いているのであるが、日本では、そのフロストの
    放送も話題にならないし、その番組の存在も知らないので、その舞台裏を
    描かれても、いまいち、ぴんと来ないのが本音であるし、「それで?」と
    感じてしまう。

    ロン・ハワードの演出も、普通なので、そのニクソンの内面に
    迫っているかというとそれほどでもなく、内幕ものとしても
    突出する内容もない。
    役者たちも特にニクソンに似てもいないし、TVショーの司会者自体も
    知らないので、似ているのかもわかりません。

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  • Q太郎

    4
    2009/9/2

    あまりにも有名な(といってももう、知らない人の方が多いのかな)ウォーターゲート事件後のニクソン大統領へのインタヴュー収録を描いた快作。

    謝罪する事の難しさ。政治家それも大統領なら尚更か。

    グッチの靴を手にしたフランク・ランジェラ(巧演)の嬉しさと照れくささの入り交じった何ともいえないイイ顔な事よ!

    是非とも本物のインタヴューを見たくなったなあ。

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  • Mii

    4
    2009/5/20

    アメリカの主だった映画賞(ゴールデン・グローブ、アカデミー等)でノミネートされた作品ですが、見終わった感想として思ったのは、フランク・ランジェラ@ニクソンに主演男優賞をあげたかった…。

    映画「ミルク」のショーン・ペンの演技は見ていないので判断はつけ難いですが、フランク・ランジェラ演じるニクソン大統領にはフロスト同様(苦笑)引き込まれましたし、大統領に相応しい圧倒的な存在感を放っていました。

    また、罪は犯したものの、やはり一度は大統領に選ばれただけの事はある、ニクソンの魅力的な一面(言葉に力があり、どこか人を惹き付けるものがある)も演じきっていたと思います。

    元々この「フロストXニクソン」は、舞台で上演されていたものを映画化。
    舞台でも同役を演じたフランク・ランジェラがトニー賞を受賞したのも納得な演技でした。
    (フロストとの)インタビュー最後の表情は、恐らく実際のインタビュー放送を見ていた視聴者が感じたように、印象に残る、忘れる事が出来ない一瞬でした。

    映画はフロストとニクソン大統領のインタビューに焦点を当てながら、映画そのものが一つのインタビュー映像のように構成されていて、インタビューに携わった関係者(本人を演じた俳優)に、当時のインタビューについてインタビュー(ワケ分からなくなりそうですが・汗)し、過去を振り返ってコメントしている映像を時折差し込みながら、フロストとニクソン大統領のインタビューに迫っていく、といった手法で、今までに無い映画としての切り口?で斬新でした。

    映画のクライマックスであるインタビューに関しても、最初から最後まで全て見せる、という事はせず、どうでもいいところ?は省略(カット)し、難しい話で視聴者を飽きさせない(笑)よう、工夫されていたと思います。

    その分、インタビュー部分の密度が増し、より緊迫感のある闘い(敢えて闘いと言わせて頂きます。あれはまさしく言葉の決闘でした。)になっていました。

    映画ではところどころ、当時の実際の映像を入れていましたが、インタビュー部分はもちろん(?)俳優達の演技。

    米国テレビ番組史上、最高の視聴率を出した実際のインタビューも見てみたいという気持ちになりました。(未だにその記録は破られていません)

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    ネタバレあり
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