映画-Movie Walker > 作品を探す > 櫻の園 さくらのその > レビュー

投稿レビュー(6件)櫻の園 さくらのそのは星3つ

「櫻の園 さくらのその」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。

夏服にグッと来た (投稿日:2008年11月30日)

正直、ストーリーにはイマイチのめり込めなかったんですが、若い女の子達が精一杯演技している様子は観ていて微笑ましく。
ツッコミどころが満載な作品だと私は思いますが、ミンナの夏服姿がとっても可愛かったのでぐっと評価が高まりました。

そういえば、
つみきみほってドコ行っちゃったんでしょう?»ガイドライン違反報告

投稿:E-DOM

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

リメイクでもなく、続編でもなく (投稿日:2008年11月24日)

私は、今でも演劇に多少携わっており、そのおかげで市民劇団のアトリエ公演でチェーホフの「櫻の園」公演の演出をまかされるという幸運に恵まれた者です。
その「櫻の園」公演がなければ、今もこうして演劇に関わることもなかったと思います。

そして1990年の映画「櫻の園」。低迷を続けていた日本映画に個人的に嫌気がさしていた当時の私に脳天まで突き抜ける衝撃を与えたのがその「櫻の園」でした。吉田秋生氏の原作マンガを大胆にアレンジし、堅苦しい女子校の創立記念式典行事での「櫻の園」公演の朝から本番までの数時間の出来事を少女たちの群像劇として、みずみずしく描いた傑作だと今も思います。
自分が演劇に関わってから改めてビデオを見直したときに、なぜ物語が朝から始まらなければならないのか、とか、なぜ演劇部のこまごまとした描写を描いているか、より理解ができました。
それは演劇に携わる人の常識をさりげない描写にちりばめていたということなのですが、そのことはやはり脚本家じんのひろあき氏の手際のよさだったのでしょう。
ですから、この「櫻の園」を観る時、演劇やチェーホフの「櫻の園」についてやはり知っているほうが、よりよく作品を理解できるような気がします。本当は、そんな事を知らなくても感動できる作品作りを目指している、ということは分かっているのですが。そこがこの映画の辛い所かもしれません。

さて今回の「櫻の園」、一人の少女が転校してきて、やがて仲間と出会い…というストーリーになっていて、前作のリメイクという感じではなくなっているように思います。校舎自体、前作の舞台となった旧校舎でなく、新しい校舎に変わっています。(旧校舎が出てきたときは懐かしい気持ちになれました)

既成の権力や体制にちょっと反抗的な主人公「桃」。旧校舎で偶然手にした「櫻の園」の台本。「やってみようか」という軽い気持ちで取り組み始めた演劇。でも演劇部は廃部、櫻の園の上演も長い間のタブーとなっていた…

前作と物語のアプローチの仕方も違い、人物関係もおそらく前作を踏襲していないようです。(パンフレットとか読んでないのでわかりませんが)

でも、というか、そこが中原監督の狙い目なのかも知れません。決して同じにはならないこと。「時間」という残酷な流れが全てを変えていく、それは仕方のない事なのでしょう。菊川怜扮する担任教師と京野ことみ扮する「桃」の姉がかつて演劇部で先輩後輩の仲であったこと、でも今はそれぞれの生き方をしているように、人は人生は、一つの所にとどまり続けることは難しいのかも知れません。

それを敢えて不変のものとしようとする所が、学校であり、学校の「伝統」なのでしょう。

女子校の学園物語ですが、学校生活場面はあまり出てこないし、ひたすら桃の行動と演劇の練習を軸に、それぞれの登場人物たちが抱えている悩みや苦しさも、まさにセリフやショットの積み重ねで見せていく、その手法はまさに中原監督の素晴らしさ、だと思いました。

リメイクでなく、ましてや続編でもない故に、物語は前作の相似形(あるいはらせん的)なストーリーをなぞっていくような気がします。

物語の結末をここで述べるのは控えたいと思いますが、監督が強く伝えたいこと、それは「今を生きろ」ということではないでしょうか。高校生活3年間の、あるいはこの物語の桃の一年間の、あるいは「櫻の園」を上演するまでの短い時間、それは二度と戻ってこないかけがえのない時間なのだということ。
人生には何度も挑戦できることもあるけど、その時期を逸してしまうと二度と叶う事のないタイミングもあるのだということ。

映画の中でも言われる「どうして100年も前のロシアのお芝居を今しなきゃならないの」という問いかけ。
チェーホフが描いた登場人物たちが、決して古くさい人々ではないからだと思います。時代も国も違うけれどそこに息づく人々の物語は普遍性をもって、日本の一地方の桜華学園という女子校の演劇部に届いたのだと思います。学校が桜の木に囲まれているから「櫻の園」を演じるのが伝統になった、という設定ですが、そこはやはりチェーホフの作品が凄いからだということもあるのではないでしょうか。
だから、桃たちが学校から反対されようと「櫻の園」を上演しようと集まった時、それぞれの思いを、「櫻の園」の登場人物のセリフに仮託して吐露することができたのだと思います。個人的には、そのシーンで不覚にも涙がでそうになりました。

女の子が女の子に憧れたり、恋人の事で不安になったり、そういう女子校独特の雰囲気は前作のテイストものこしつつ、ラストをちょっといじって、前作を観た人へのサービスもしつつ、幕が閉じる(あるいはこれから上がる?)作品に仕上がっていた、と思います。»ガイドライン違反報告

投稿:つがるじょうじ

評価:4
星評価

5人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

心地良い作品 (投稿日:2008年10月27日)

前作は未見です。
内容も全く知らずに、チケットが取れたので東京国際映画祭で鑑賞しました。

ただ純粋に何かに対して一所懸命取り組もう、
決めたことを貫こうという気持ちを持つ主人公たち。

そんな彼女たちをすごく応援したくなったし、
意外と簡単に折れてくれる大人たちの描き方も、
拍子抜けする反面、いいなと思いました。

がんばっている人は心に響くものですからね。

思い返して、物足りないところも多々ありますが、
ケチをつけたくないな、と思える心地の良い爽やかな青春映画でした。»ガイドライン違反報告

投稿:ASK

評価:4
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

良作ながら、少しがっかり (投稿日:2008年10月22日)

第21回東京国際映画祭で見てまいりました。
1990年に公開された「櫻の園」の、同じ中原俊監督によるセルフリメイク。

その前作、私、ちゃんとは見ていません。
「ちゃんとは」ではなく、深夜のテレビで放映されていたのをたまたま断片的に見たことがあるのです。
それももう、10年以上前のこと。
どんなオハナシだったか、具体的なことはちっとも覚えていません。
ただ、深夜、酒でも飲みながら見ていたんだと思いますが、いつの間にか画面に引き込まれたことだけは、しっかり記憶しています。

その記憶を受けての今回の新作鑑賞。
結論から言うと、少しがっかり、でした。
描かれる青春はみずみずしいし、女の子たちは可愛いし、「おっ」と思うシーンもあるのですが、前作ほどの、ぐいぐいと引き込まれる感じがありません。
どこがどうと捉えられない違和感をずっと感じながらの鑑賞でした。

その理由は、ネットで前作について調べてみてわかりました。
前作は、「桜の園」上演前の2時間ほどを、ほぼリアルタイムで描いていたのです。
「そういえばそうだった」と腑に落ちました。
場面はずっと稽古場かその周辺だった印象があります。
だからこそ生まれていた緊張感だったのですね。
お芝居をモチーフにしていたからこその設定だったわけです。

本作は、そんなことおかまいなしに、普通の映画として、時間も空間も飛び越えた作りになっています。
ひょっとしたら、前作とのリンクなどが織り込まれていて、気づけた人は感涙モノ……なんて仕掛けがあったのかもしれませんが、私には無理でした。

女の子の中では、赤星真由子役の寺島咲さんが好きでした。

前作「櫻の園」も、今度はちゃんと見てみたいものです。
新作の公開と連動して、どこかでリバイバル上映してくれるとありがたいのですが。»ガイドライン違反報告

投稿:山久友

評価:3
星評価

3人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

感動!! (投稿日:2008年10月5日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

伝統に囚われた学校っていやですね~ぇ。私には耐えられないかも!?
桃もそんな学校の中では、かなり悪びれて見えてましたね。
でも桃があかずの部室で櫻の園という演劇の台本をみつけ、それに興味を持った子たちがその演劇をやってみようよってことになり......。
なんか宝塚的なところもありました。
ワケありの演劇だったので、はじめは学校の反対もありましたが、みんなの気持ちが伝わりその演劇を復活させたのには感動ものがありましたね。
最後は完成した演劇をやって終わりにしてほしかったです。
そうそう、不細工な女の子が一人いたんですが、その子の練習時の演技は結構イケてましたよ。»ガイドライン違反報告

投稿:barney

評価:3
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

上へ戻る

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 櫻の園 さくらのその > レビュー