あぁ、結婚生活|MOVIE WALKER PRESS
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あぁ、結婚生活

2008年9月13日公開,90分
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1940年代を背景にした優雅なクラシック・スタイルのラブ・サスペンス。男女4人の理想と現実、愛と欲望が微妙に絡み合う様を、ブラックな味つけで描き出す。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

会社経営者のハリーがはるか年下の美女ケイに心奪われた。彼は思い悩んだ末、妻パットの殺害を計画。しかし、ハリーが二枚目の親友リチャードにケイを紹介したため、思わぬ事態が持ち上がってしまう。

作品データ

原題
Married Life
製作年
2007年
製作国
アメリカ
配給
プレシディオ
上映時間
90分

[c]2007 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.5
  • okara

    3
    2010/1/7

    スタートから、ドリス・デイの軽快な曲と煌びやかな絵模様のアニメのタイトル・パックが流れ、題名からしても肩の凝らない陽気なコメディーと思いきや、これはちょっと危なくて怖い男女関係をスリリングにまともに描いた面白い映画でした。親友といえど男女問題においては、この作品のように見事に裏切られますのでご用心!!

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  • たまちゃん

    3
    2008/12/18

    夫婦だからって、恋人だからって、親子だからって、所詮人間は他人の頭の中までは分からないんだ!
    そう、分かりきった事だけれど、これが分からないから面白いわけですね。

    サスペンスもスリラーも、コメディもロマンスも、戦争も全て、理解不能な人間同士のすれ違いがドラマを生むわけですね。

    久しぶりにチョッと粋なドラマを見た感じ。
    設定が40年代と言うのも良かった。今時だと、携帯電話やネットやDNAなんかがゴチャついて面倒な説明が必要だけど、通信手段が車と電話と手紙ってのが良いです。1本の電話が通じない苛立たしさ、薬ビンの古めかしさ、ファッションの色っぽさ。少しばかりの手間がサスペンスの味付けになってます。

    「愛しているから、苦しませたくない」ってんで、妻を毒殺しようとするか?と言う考え方も今時じゃないし、都市郊外に住む上流の下辺りの夫婦ってのが良いですね。
    物凄く上流ってわけじゃなく、普通の中年カップルの欲望が洗濯機の回転みたいにグルグル。最後は、親友の柔軟剤投入で、洗濯物は無事に仕上がったかな?と言う感じ。
    出演者全員が、とても時代を反映していて、40年代を楽しめました。特に、若いレイチェル・アダムスが、往年のキム・ノバクみたいで良かった!「ファム・ファタール登場!」ですよ。
    少々、ラストの描き方に締りが無くて肩透かしでしたが、まぁ良いです。

    古女房は大切に!知らぬは亭主ばかりなり!!が、映画の肝かしら?

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  • シュン25

    2
    2008/9/25


    映画のオープニング、ナレーション、映像の色合いや古風なセット、悲観そうに見えるが実はそうではないキャラクター作りなどは、ウディ・アレンの作風に類似していて目を惹いた。目を惹いたといえば、ピアーズ・ブロスナンの煙草を吸うシーンの多さだろう。登場する度にスパスパ吸っている感じだ。そのくどさ加減もウディ・アレンの映画を観ているようで可笑しかった。

    映画内で「他人の不幸の上に幸せを築くことは出来ない」という台詞が何度か登場する。最初に言ったのがクリス・クーパー扮する夫、次にピアーズ・ブロスナン扮する友人、そしてレイチェル・マクアダムス扮する夫の愛人、そして…。
    その台詞の一連の流れが中々面白く、最終的に「なるほどなぁ~」と思わせる。

    夫婦生活を長続きさせる為の秘訣の一つは、気付いてなくても気付いている振りをし、気付いていても気付いてない振りをする。長年連れ添った夫婦といえども所詮は他人同士。夫や妻の考えや心境の変化など100%熟知出来る訳がない。ゆえに夫婦生活を上手くやっていく為には、時に本音と建て前の使い分けが必要であると映画は語っているようだ。
    夫の浮気や妻の殺害計画について、妻は気付いていたのかいないのかを曖昧にしていた点でもその事が垣間見られる。

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