映画-Movie Walker > 作品を探す > イントゥ・ザ・ワイルド > レビュー

投稿レビュー(48件)イントゥ・ザ・ワイルドは星4つ

他人の感情に触れ、幸せを探した若者の実話で、その旅を味わえる1本 (投稿日:2016年3月15日)


主人公の心中は秘められたまま…
始終、彼の本音は聞けず、
妹が代弁しているところも含め、
この作品の良さであり、物悲しいところ

どんな思いでいたのか…
誰もが想像するしかなくなってしまったこの実話

人の出会い等をテーマにしたのではないかともあるが
私はこの作品のテーマは人間の幸せの感じ方だと思う

名誉や地位を得ること、
人生の伴侶を見つけること、
過去を思って浸ること、
まだ見ぬ未来に想いを馳せること、
そして
太古の人と同じように自然を感じること

この作品を通して
旅をしたような気分になるのは
主人公が想い様々な人たちの
幸せのあり方を感じているから

そして、彼自身
想ったことを書き綴ります
この言葉も、また響きます…
忘れないでしょう

ストーリーの美しさだけでなく
カメラワークも絶品
引きで映す固定カメラからの映像や
スローモーション、静止画

ゆっくり自然を映すのもまた一興

最後に、
Going Up the Country
挿入歌お紹介を。
私のベストムービー、しあわせの隠れ場所で
使われているこの曲、
こんなところで出会えるなんて

いろんな出会いのある
本当に旅をした気分になる実話の1本
»ガイドライン違反報告

投稿:S

評価:4
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

アラスカ行きたい (投稿日:2014年4月24日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

自分の人生観や信念のためにまたはそれを見つけるために、汚い格好でどうなるかもわからない旅に人生を賭けてしまう主人公の恐れのなさに憧れた。
たぶんそれは若さゆえの馬鹿なほどのまっすぐさや単純さのためなんだろうとは思うんだけど、でもその真っ直ぐさに自分ものっかってみたいと思った。
アラスカのでっかい自然や生々しい動物の生なんかにもかなり心高鳴った。
一人旅とは何人とも一緒にいると得られない特別な出会いもたくさんあるけど、やはり孤独の比重はとても大きいわけで、孤独が哲学させるのか哲学者ゆえ孤独を求めるのか分からないけど、この人もだいぶ哲学していて、純粋に生きて暮らして哲学してって濁りのない生活がすごく羨ましい。

それにしても人間ってあっけなく死んじゃうんだなー
あんなに哲学して人間然としてたのに、毒キノコごときで死んじゃうんなんて、不謹慎だけどもやっぱなんか面白い、人間ってこんなものだよーって。 »ガイドライン違反報告

投稿:わーい

評価:5
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

自分探しの旅 (投稿日:2013年4月24日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

 人生は、究極の「自分探し」の旅なのかもしれない。しかし、旅の途中でいつしか「存在の本質(意味)」に背を向け、瑣末な日常に埋没して生きる人々が大半ではないだろうか。「自分探し」の旅は、「幸福探し」の道程でもあるのだ。この世に生を受けた意味を深く考えた時に、「幸福とは何か?」の答えを手にするのだと思う。怠惰な日常から一歩前に踏み出した時に、私達は新しい自分を発見できるのだ。

 この映画の主人公・クリスは、両親の欺瞞性や腐敗した現代社会に疑問を抱き、大学卒業後にアラスカの荒野を目指す。自分自身と真摯に向き合うために、過酷な環境が必要だったのだろう。退路を断つために、途中で車を乗り捨て、手にしていた紙幣も燃やす。バックパックを背負い、「自分探し」の旅が始まる。

 お金や出世に関心がなく、旅の途中で出会う人々に癒しを与え、ひたすら荒野を目指すクリスの姿は、まるでキリストを彷彿させる。クリスは愛称で、本名はクリストファーと言うのだが、少年に姿を変えたキリストを背負って、川向こうまで運んだとされる、半伝説的な殉教者(クリストフォロス)の英語形なのだ。キリスト教の精神を担うことの高貴さを表す名称だという。

 アラスカの荒野を目指したクリスだが、キリストもまた荒野で修行している。新約聖書に書かれているのだが、40日間の断食を終えて空腹になったキリストの前に、悪魔が現れる。悪魔の誘惑を退けた後、彼は宣教の旅を始めたという。

 旅の途上で、クリスも様々な悪魔?の誘惑を受けるのだ。16歳の女の子からの性的な誘惑を断ったり、麻薬常習者がたむろするヌーディストグループにも加わらず、ストイックな生き方を貫くのだ。アラスカの荒野に着いて数ヵ月後、狩りをしても獲物が見つからず、何日間も断食状態が続く。ある日、空腹を満たすために「ワイルド・ポテトの根」を食べて飢えを凌ぐのだが、それは葉形が似た毒性のある別の植物だった。

 その後、ヘラジカ狩りの猟師によって彼は遺体となって発見される。死因は餓死だった。彼を題材にした「荒野へ」という作品は全米ベストセラー・ノンフィクションに選ばれ、この映画もアカデミー賞にノミネートされた。それぞれの作品から、多くの人々が勇気と希望をもらったと思えば、キリスト教の精神である「自己犠牲」を担った死だったのかもしれない。

 彼が読んでいた本の行間に「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」というメモがあったという。彼は「自分探し」の旅を完結させて、別の新たな旅に向かったのだろうか? »ガイドライン違反報告

投稿:冷おろし

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

愛は許しの向こう側にある (投稿日:2012年8月19日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

両親を理解し、それを許し、再会の夢を見つつクリスは召されました。
クリスが最後に思ったこと、旅の間で触れ合った愛に満ちた人たちへの感謝の念、でも、
最後の言葉に家族は入りませんでした。
ロンとの約束は最後の文章で果たせた。
脚色かどうかはわかりませんが、両親の胸に飛び込むシーンで終わっています
ショーン・ペンならではの愛のあるラスト。
何れにしても、私の中では「Graceland」と並ぶロード・ムービーの傑作。何十回も観たい映画です »ガイドライン違反報告

投稿:さすり屋

評価:5
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

「僕みたいに愚かな事をしないように…」 (投稿日:2010年7月29日)

クリスはそれまでの何もかもを捨てて自分探しの旅に出た。

何故目的地がアラスカだったのだろう?

自分を極限まで追い詰める場所がアラスカだと思ったのだろうか?

人間というものは1人で生きていく努力をしなければならないもの、しかし人間は1人では決して生きていくことはできないもの…

本当の孤独を知らない青年だったクリス。本当の孤独を知ったとき、すでにもう遅すぎた…

映画を見ている最中、私の頭の中で「本当におまぬ~なやっちゃ、お馬鹿やなぁ…なんでそんなこと気がつかんねん」という文字がグルグル回りまわっておりました。

だからと言って作品が悪いということではありません。

映像も奇麗だし、クリスと出会った人たちのエピソード、そして自分の生きる意味、存在の理由などを厳しい状況の中最後の最後にたどり着いた答え…

「僕みたいに愚かな事をしないように…」

エミールハーシュの演技もとても良かったです。

餓死するクリスを演じるために極限までのダイエットをしたその姿はクリスそのものだったかもしれません。

現実世界の物質に対して拒否をしてお金とか燃やしたりしている割にはヒッチハイクをしたり、無賃乗車(貨物列車)をしたり、許可もなくカヌー(カヤック?)で川を下ったり、猟銃で動物を殺したりとやはり文明を借りないと生きていけないという事をどうしてもっと早く自覚できなかったのだろう?(その辺が彼の甘さだったのかもしれませんが)

如何にも都会の人間が自然にあこがれるようなそんな感覚?

なによりも、クリスが死んで遺体が見つかるまで2週間くらいだったようですが、ということは…その周辺に集落(といっても遠いのかもしれないけれど)があったということだろうし、クリスが渡れなかった川以外にも文明社会に戻れるルートがあったのではないかとおもうのです。でもどうしてそれをクリスは考えなかったのだろうか?

彼の中にそういう選択肢はなかったのだろうか?もしあそこで絶望しなければ他に生き残る方法があったのではないかと思わないでもないのだが…。

だからと言って勘違いしないでほしいのは、クリスはこの世を絶望していたわでもないし、死にたいと思っていたわけではありません。

人間が生きるという事を今までの自分の知らなかった価値観を極限の中で生活していく上で知ることができた、本当の自由と孤独というものが何なのかの答えを自分なりに出すことができたからこそ、新しい未来に向かって一歩を踏み出そう(でも本当は怖かったのでしょうね)と思った、自分を愛してくれた人たちに会うため、心配している家族に会うため、新しい自分の未来のために…ただ結果的に悲劇的な最期になってしまっただけで…

きっと、沢山後悔しただろうし、いろんなことを考えただろうね。

自分の愚かさや、出会った人たちのいろんな言葉、今まで自分の理想だけしか受け入れようとしなかった自分にも後悔しただろう…。でもどんなに悔やんでももうどうすることもできなかった(もう、あの時点でそれすらも放棄してしまったのかもしれない?)

確実に自分が死んで行く様子をどう感じていたのだろう。

最後に何が見えたのだろう?何を考えていたのだろう?

ALONE…その言葉に気がつくのが遅すぎなんだよ…
============================================
幸福が実現となるのは 
それが誰かと分かち合った時だ
僕の一生は幸せだった 
みんなに神のご加護を!

クリストファー・マッカンドレス
============================================
なんだかクリスの事をもっと知りたくなったから原作を読もうかなと、映画よりもっとクリスの事がわかるかもしれない…。

»ガイドライン違反報告

投稿:馮美梅

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

男だな。 (投稿日:2009年12月14日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

とても感動しました。
お金持ち、優等生によくありそうな悩みだと言えるかもしれませんが、そんなレベルのものではありませんね。
全てを捨て、一人で生きていこうとするその姿に、男らしさに、心打たれました。
最後の死に方は言葉にできませんが、実際の主人公と、主人公を演じたエミール・ハシュに感謝したいと思います。 »ガイドライン違反報告

投稿:freeman

評価:5
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

難解な生き方の選択 (投稿日:2009年12月9日)

大自然の中で生きる事の素晴らしさはよくわかりますが、その厳しさや、一人になった時の孤独感などを考えると誰でもやれるというものではありません。この主人公が出会う人皆に好かれるのは若いのにしっかりと自分の意思をつらぬいて実に立派に生きてる姿に共感を得るんでしょうね。ラストの悲劇は実話なので仕方ないところ。
»ガイドライン違反報告

投稿:okara

評価:3
星評価

2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

大好きな作品です (投稿日:2009年11月19日)

自分の目で見て、身体で感じて、自分の答えを見つける旅。実話を元にということもあるからか、言葉に重みがあって共感できた。オススメの作品です。 »ガイドライン違反報告

投稿:ちゃい

評価:5
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

悲しいですが幸せです・・・ (投稿日:2009年11月3日)

自分探しの旅であり
自分を解放する旅。
自由を求めて幸せを求める旅が出来るなんて
自分には出来ないだけに羨ましいです。
出会うひとがみんないいひとで
助けられながら旅をするんですが
出会うひとも主人公に救われていました。
本当の幸せは旅の最後の最後に
見つけられました。
悲しいですが幸せそうでした。 »ガイドライン違反報告

投稿:tom

評価:4
星評価

3人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

夢わすれてたヒッピー (投稿日:2009年6月6日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

家族は自分より遅かれ早かれ死んでしまうし
友達はこれから結婚やなんやで遊ばなくなるだろうし
ひとりでも生きていく覚悟みたいなものはなんとなくきめていたつもりなんだけど
これ見たらやっぱりひとりはやだよ!って思った
»ガイドライン違反報告

投稿:ヘッド

評価:4
星評価

2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

上へ戻る

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
ジョーカー
ジョーカー

孤独な男が巨大な悪へと変貌していく悲劇の物語をホアキン・フェニックス主演で描く

イエスタデイ
イエスタデイ

『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督がザ・ビートルズの楽曲で綴る物語

ホテル・ムンバイ
ホテル・ムンバイ

インドで起きた無差別テロでホテルに閉じ込められた人質たちの脱出劇を実話を基に描く

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > イントゥ・ザ・ワイルド > レビュー