オドレイ・トトゥ
イレーヌ
「アメリ」のオドレイ・トトウ主演のラブ・コメディ。美貌を武器に金持ちの男を手玉に取っていく女性と、そんな彼女からジゴロ指南を受ける青年との恋の掛け合いを軽妙につづる。
※結末の記載を含むものもあります。
ホテルのウェイターとして働くジャンは、玉の輿をねらって男を渡り歩く美女イレーヌに億万長者だと勘違いされてしまう。やがて、正体を知られて別れを告げられるジャンだが、また会いたい一心で彼女の後を追いかける。
イレーヌ
ジャン
マドレーヌ
ジャック
ジル
アニエス
チワワの飼い主
マスティフ犬の飼い主
ビアリッツ・バーの責任者
葉巻の男性
ホテルのメイド
ビアリッツのレストランのボーイ
ビアリッツでのジャンの同僚
フランソワ
モナコの受付係
整形外科医
プールのボーイ
監督、脚本、台詞
制作
脚本
撮影
編集
美術
衣装
音声
音声
音声
制作ディレクター
助監督
キャスティング
音楽
字幕翻訳
[c]2006 LFP LES FILMS PELLEAS-FRANCE 2 CINEMA-FRANCE 3 CINEMA-TOVO FILMS-KS2 PRODUCTIONS [c]キネマ旬報社
金の力の誘惑には誰もが負けるようです。これはそんな露骨な部分をおしゃれにスマートな感覚で描いて優雅な気分に浸れて心地よかった。私もマドレーヌのような美しい裕福な未亡人に救われたい。
美貌と若さがあれば、何でも手に入る?
しかしそれは限界があるし、得るのではなく、与えられている物。
ルール違反すれば一瞬でゼロになって惨めな思いをしなくてはならない。
とは言っても、一度おいしい思いをしてしまえば、そうそう止められないのが人間。
普通なら愛する者を救おうとするのが常だが、主人公もジゴロとなっていくのが笑いながらも呆れてしまうが。
数々の高級品が目に映るが、まるで子供がたくさんのおもちゃに囲まれているよう。
目の保養には良いですが…
この二人、カップルになってもやって行けるかな?
人の心を惑わすことを糧としている人が、魅力を感じていくものであろうか?
疑問は残るが、自分に重ねた場合、そういうこともあるのかと力を沸かせてくれる???
行動と違う方向に結果が表れていくことが、面白いところでもある。